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◎目次
●ものぐさの整理
●使いやすさと整頓
●必要でもないのに
●最小限に止める
関連 15 拡張性が不安定のもと
■ものぐさの整理
枕元に本を積み上げると妻が片付けろと催促する。渋々並べ替えると「なぜ捨てないのか」とダメ押しされる。
パソコン関係の空箱や解説もたまる。保証期間内は必要だから捨てられない。本にしても必要だから買ったものだ。
見栄えは悪くても私なりの整理法がある。大きさでそろえるのでなく、ジャンルや重要性で区分している。
■使いやすさと整頓
大きさで並べるのは捨てるときだけである。サイズがそろった全集を集めているわけでない。興味や関心で整頓すれば不格好になるに決っている。
最近は整理のコツをまとめた本が多い。何冊か読み、実行したが自分と合わないやりかただと違和感を覚える。
読むだけなら図書館で借りればよい。資料に使うために、線を引くから買うのだ。また、部屋のアクセサリーに買うわけでもない。整頓には見栄えの発想があるようだ。
■必要でもないのに
パソコンの整理法も似たようなものだ。不要なファイルの削除テクニックがあれこれ出ているが、必要なものまで捨てて泣きべそを何度もかいた。
ものぐさなくせにパソコンの中身はこまめに整理する。速度を早めるとか空きを増やすとそそのかされて行なったが、それほど効果はない。
使いもしない機能が付いた容量やメモリーの浪費ソフトを使うほうに原因がある。
■最小限に止める
パソコンの整理は最小限に止めるしかない。スキャンディスクとデフラグを適度に行い、削除は極力避けるべきだろう。
むしろ、不要なソフトのインストールを行なわず、目的に適合したソフトや機器に絞ることだろう。
そして、ハードディスクを容量の多いものに交換したほうが、内蔵しているソフトを削除するより安全で安価なことが多い。
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