振り回されない秘訣
54 表を使ってメリハリをつける

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 もくじ

  ●簡単に利用するために
  ●用語になじむ
  ●レイアウトをまとめる
  ●文字のばらつきの違和感をやわらげる
  ●枠線を出すとき、出さぬとき


 わずらわしいことを嫌うからわたしのブログやホームページは文字が多い。単調さを避けるために改行したり、挿絵のかわりに写真を加える程度で済ませてきた。でも、最近は表を使って見た目をやわらげたり、解説付きの写真を順々に並べて見てわかるようにしている。単なる枠でも使い方次第で役に立つものだ。わたしの表の使い方に絞れば次のような場合があるので一度試してみたらいかがでしょうか(2006/09/05)


簡単に利用するために

 表というと四角で囲った不粋なものを考えてしまいがちだが、枠線を表示しないで利用するほうが違和感を生まない。また、ホームページ作成ソフトの使い勝手は今ひとつだから斜め線や多様な線種が必要な表の場合はエクセルなどの表計算ソフトで作って挿入したほうが簡単である。
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用語になじむ

 基本的な言葉を知っておいたほうが解説書になじみやすいからここで紹介しておこう。ホームページやブログでは表のことを「
テーブル」という。個々の升目を「セル」と呼び、横の並びを「」、縦の並びを「」という。表計算ソフトに慣れた人にはおなじみの言葉だ。これに「セルの結合」と「セルの分離」を知っていれば思い通りに表は変形できる。
 中に組み込む文字や写真は「
左寄せ」、「中央寄せ」、「右寄せ」、「上寄せ」、「下寄せ」で配置を調整する。もちろん、表全体の位置調整も同じ操作だ。
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レイアウトをまとめる

 目次を作る、複数の写真を組み込む、特定の位置に解説を入れるときは表を挿入する。「レイアウト枠」を組み込む方法もあるが中に文字を入れるときは「テキストの挿入」を入れるのも二度手間になるから「表の挿入」のが簡単だ。後で行や列を追加するのも簡単だし、不要になったら全体をいっきに削除できる。
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文字のばらつきの違和感をやわらげる

 さくいんや年表を付け加えるときには年号、元号、月日、番号と内容を区分したほうが違和感がない。これを1行にまとめて空白や点で区分すると半角文字が入ると微妙に乱れがでる。行が多くなるほどそれが違和感を生み、見るのがおっくうになるからすっきりさせるために表で作るのもいい。
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枠線を出すとき、出さぬとき

 本文と異なる内容を強調したい場合や一部を目立たせる場合は枠線を表示したほうがいい。また、チャート図の場合は枠線が欠かせない。でも、それは最小にとどめるべきだ。写真枠は外したほうがしつこさを感じさせない。黒枠の写真は目立つけれど縁起の良いものじゃない。レイアウトを整理する使い方では枠線を外したほうがすっきりする。好みの問題だけど使い分ければメリハリが生まれる。
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