振り回されないひけつ

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ひけつ目次


30 話題の切り口
目次
 ●話題を探す
 ●話題を選ぶ
 ●話題の切り口
 ●展開は自由
                     関連   32 小さな一歩
                   

話題を探す

 無線をしていたときには話題を数種そろえていた。初めての人にはアンテナとか電波の伝わり方、気の合う人には山歩き・クルマの利用法・写真の技術・市内の施設・旅行の印象そして家族のグチなどであった。

 だれでも相手にするCQ(一般呼出)で呼びかける以上、相手の選り好みはせず、話題を選んで交信を楽しんだ。

 話題は探すものでなく、互いの興味や経験を示すことで足りる。新聞や雑誌の受け売りより、自分の体験を交えた話のほうが盛り上がる。
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話題を選ぶ

 ホームページは文書のやりとりだから無線交信のような直接の反応はない。作り手の話題を選んで閲覧するから、どんな話題を選ぶかためらう。

 そして、文書が残ることも会話と異なる配慮がいる。コピーされ、知らない他人が利用できる面がある。この点に配慮すれば話題は経験に基づく話で済む。

 まとめれば、
 ★第一は後で後悔しない、
 ★第二は仕事の内容を漏らさない、
 ★第三は相手を不快にさせない話題であれば良いのである。

 
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話題の切り口

 話の上手下手は「声量」、「間合」そして「味付け」にある。棒読みでは何を話しているか分からないし、眠たくなる。自信を持って話せば相手も納得する。細かい説明よ
り大まかでも具体的な話のほうが分かり易い。

 文章で大切なのは「切り口」である。新鮮な材料でも、下手な切り口では見た目も味も劣化する。問題提起とか導入部がしっかりしなければ、展開もグラツクもとである。タイトルや見出しも馬鹿にできないものだ。

 HTML文書は絵や写真が利用できる。文章で悩むより話題選びであげた条件に合うものを使えば済むだろう。
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展開は自由

 文章の書き方は実用書を読んでほしい。

 結論を先に出すか否かは文書の性格によって異なる。アドリブの楽しみは話しにも文章にもある。でも、論旨が明確で、誤解させないことを優先すべきである。

 小細工してウケを狙わず、自分のスタイルを通せば良いだろう。

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