感謝、50000HIT!

 本日(2009年7月25日)ついに本ホームページのアクセス数が50000を越えた。2003年5月にホームページを開設して以来、約6年2カ月での達成だ。このペースが速いのか、遅いのかはわからないが、まあそんなに速くないことだけは確かだ。ただ、自分としてはカウンターが50000を越えたことよりも、6年以上に亘ってホームページを続けられたことがうれしい。

 何度も書いていることだが、このホームページを開設した頃、僕は失業していた。逆にいえば失業していたから、ホームページを開設できたともいえる。会社員をしていた頃からいつかは自分のホームページを開設したいと思っていたが、忙しく日々は過ぎていくばかりでなかなか実現できないでいた。実際に時間がなかったというより、仕事にほとんど全てのエネルギーを取られてしまい、毎日、精神的に疲れている状態で他のことをする心の余裕がなかった。

 失業した後は、失業率が5%を越え、有効求人倍率が0.5から0.6といった当時の雇用状況に僕の心は不安と恐怖で覆われてしまい、ホームページを開設しようなどという気持ちは消えていた。うまく正社員として再就職できたが、その会社は全く自分に合わずわずか3カ月で退職ということになってしまった。

 ところが、不思議なことに、状況は前よりも悪くなったというのに、退職後、ふっと気持ちが軽くなったのである。何故、そんな心境になったのかは自分でもわからない。ただ、楽になったことは確かだ。もうどうでもいいやというようなひらきなおりの心持ちになったのか、あまりにも酷い会社を退職して開放感を覚えたのか、そんなところかもしれない。

 ホームページを開設した当初はとにかくアクセス数を上げることばかり考えていたように思う。同じような系統のホームページの掲示板に書き込んで宣伝したり、検索エンジンに登録したり、メールマガジンに投稿したりしたが、あまりアクセス数の増えることはなかった。唯一の例外は現在休刊になっているがファーストニュースに載ったときで、このときは一日のアクセス数が100を越えて、狂喜した記憶がある。

 アクセス数を増やそうという努力はホームページを開設して2年くらいは続けたように思う。その後は、もうどうでもいいとは思わなかったが、そういったことに疲れてしまったことは確かで、その種の努力はしなくなった。ずぼらを決め込んで、自然増に任せようと考えたのだけど、今日まで大した進歩はない。

 ホームページを閉鎖しようと思ったことはないが、性格が変わってしまったのではないかと感じたことは2度あった。1度目は失業状態ではなくなったときで、2度目は結婚したときだ。しかし、失業状態にあったときも、そのことばかり書いていたわけではないし、その時々、自分の感じたこと、思ったこと、経験したことを書いているのだから、そういった意味ではそれほどの変化はないように思う。変化があるとすれば、それは自分が年をとったことによるものだろう。

 ここまで続いたのは、特に目標を持たなかったかもしれない。ただ、自分の書きたいことをだらだらと書いているだけだから、気も張らない。目標のないため、こうなった止めようとかいうこともなく、まだ、当分は続いていくだろう。

 読んでくれてありがとう。(2009.7.25)




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