Nobody’s Perfect開設、1周年記念特別号

 自分のHPを開設して、1年が経った。正確にいうと今は6月だから、1年と1ヶ月になる。5月くらいに何かこのことについて書こうとしたのだけど、なかなか気の利いたことも思い浮ばず、ついつい時間だけが経ってしまった。

 HP開設の頃は失業していて毎日が日曜日という状態だったけど、気持的には吹っ切れていて、深刻な気分はあまりなく、お気楽に毎日を過ごしていた。だけど、その数ヶ月前の冬の季節には自殺願望が起きたりして、自分でも自分がどうなるのかわからず、かといって自殺するような勇気が自分にないこともうすうすわかっていたので、突然の心臓麻痺でも起きないものかと思ったりした。

 そんな中、自分がいつ死んでもいいように、何かを残しておきたいという気持ちがあった。もともと、文章を書くのが好きで、旅行記とか、小説とかを書いていたのだけど、それらを完成させた状態で残しておこうと思い、PCで孤独な作業を始めたのが、HP開設のきっかけになった。もともと、会社員時代からいつかは、HPというものを作ってみたいと思っていたので、その思いと状況が出会い、形になっていった。それに、HPで公開するという形にすれば、ある程度の完成度を自然と持ってくるのではないかと、甘い期待が胸にあり、始めたわけである。

 始めは日記のようなものを書こうと思っていたのだけど、自分には日記という形式のものを書けないことがすぐにわかり、また、主義・主張を声高に叫ぶ断定的な文章を書くもの苦手であまり気分が乗らないこともわかり、書き始めたらすべてがエッセイ風になってしまった。技術未熟ながら、書くときはできるだけ、自然にそして率直に自分の気持ちや風景の描写をしていきたと思っている。だから、あまり娯楽性のない文章になってしまうが、それは意固地な作者のせいだと思ってやさしい目で見ていただきたい。

 HPを始めて、軌道に乗ったらメールが次から次へと来て、その対応に追われるのではないかと、余計な心配をしていたけど、現在までそういったことはなく、たまに来るメールにはほとんど漏れなく丁寧な返事が書けている。自分のことを考えてみると、HPの作者にメール送るというのは、かなりのことで仕方ない気がするけど、もっといろいろな意見を聞きたいとも思っているので、メールをくれれば作者はほんとに心から感謝と喜びを感じます。

 いろいろな意見を聞くという意味では掲示板の方がハードルも低く、書きやすいと思われるが、作者のずぼらな性格のせいで今のところ設置する予定はない。もし、掲示板を設置しても、自分にはそれを管理していく能力がないような気がするし、他のHPでもうまく行っているところを見かけることが少ない。ただ、作者が長期の旅行に出たりする場合に、期間限定で設置することはあるかもしれない。

 そんなにアクセス数の多くないHPだけど、何とか1年続けることができた。ご愛読感謝致します。(2004.6.13)



このようなことを表だって書くのは気恥ずかしいので、隠しページとさせて頂きました。ご了承ください。



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