6月30日 現代社会最大のリスクの引き金は・・・ 何もしないことではないだろうか? ここで、強調しておきたいことは「待つ」ことと、「何もしないこと」は決して同義ではない。 それと、前提として、マズローの5段階欲求から引用される人間は安定を求める生き物であるという説が正しいものであると私は認識している。 何度も同じ言葉の引用になってしまうが、安定を支えるものが継続努力であるならば・・・ 何もしないことは継続怠惰だ。 継続怠惰は安定を揺るがすものではないだろうか。 何かを為すことを放置すればするほど、より自分の状態は不安定になる。 実際に、世の中にはリスクが多すぎる。 そのリスクに対して、何らかのヘッジ行為を講じないことは間違いなく継続怠惰だ。 では、何故この継続怠惰が起こりうるのであろうか? 私が考えうる原因は、感情的に変化を嫌い、不変に甘える現代人の満たされた生活がもたらせる危機感の欠如、自分の人生の将来のシュミレーションの欠落、収集する情報の偏重がもたらせるリスクの不認知。 このことが現代社会における最大のリスクと密接な関わりのある職にも影響をもたらせると私は考える。 というのも、時間軸に比例して、知識、能力等を高めるための行動を取らなければ・・・ 労働市場という点において、時間軸と自分の労働者としての価値は反比例する。 自分の労働の生産性が低ければ、いくら天職であると本人が認識しても、その職を続けられる可能性は少ない。 いつも思うのだが、失いたくない職であれば最大限の継続努力をすべきだし、そうでなければ、得たい職を手にするための行動を取るべきであると。 とは言うものの、妥協で現職を続けている人も多い。 それは、何がしたいかという明確な答えがないことに起因する。 そして、何がしたいかという答えを導き出すための鍵は、情報にある。 存在する仕事やサービスを知り、ニーズを知る。 そうすることで、自分が面白いと思える何かと触れ合う可能性がある。 では、何からその情報を摂取すべきなのであろうか? 私はその答えの1つになりうるかもしれないと思い、ビジネス誌を購読している。 しかし、足りない。 面白いとは思うのだが・・・・ 自分が面白がりながら、その仕事をできるか? という自問に対してYESと答えられない。 では・・・・ 何が足りないのだろうか? スキルだろうか? それをうまくいかせるためのスキル。 確かに・・・・ スキルと興味は比例するかもしれない。 誰でも・・・・ 自分がうまくいくことをつまらないと思う人間はいないはずだ。 例えば・・・・ 話に飛躍があるかもしれないが・・・・・ カラオケ嫌いの人は何故、カラオケが嫌いなのだろうか? おそらくだが・・・・ 自分でうまく歌えないという自覚があるためではないだろうか? これがもし・・・・・ 歌手並に優れた歌唱力を持っているのであれば・・・・ 必ず、その人はカラオケ好きになると思う。 ということは・・・・ 得たい職をみつけるためには、社会的に価値を生み出すことができる自分が得意な分野を知る必要がある。 となると・・・・ 情報収集、自己分析の結果、導き出される答えに自己鍛錬を加えることで、妥協ではない職を手にすることができるのではないだろうか。 そして、それをすることこそ・・・・ ○天の三○谷社長の言う「現代社会における最大限のリスク」である・・・・ 「人生を後悔すること」 を避けるために必要な手段の1つになりうると思える。 何故なら、人の人生はその人間が所持する時間で構成されており、その時間を多数割かなければならない位置に存在するのが職であるためだからだ。 そう考えると・・・・ 現職に満足している人間は、その職において自己の生産性を上げるための手段を講じるべきだし、そうでない者は満足できる職を手にするための行動を取るべきである。 一番まずいのは「何もしないこと」である。 何故なら、それは後悔を引き起こす引き金になりかねないからだ。 自分の望む物状態を安定させるのであれば・・・・ 一刻も早く、怠惰を自分の行動から排除すべきであろう。 そして、この問題は私が最近最もよくする自問の1つである。 私は人生における後悔と職にイコール関係が成立すると考えているが・・・・ 他の方はどうでしょうか? N企画 緑茶でオリジナルブレンドを作ってみる。 6月29日 八方美人を 避けることでの勝利・・・ そんな勝利もあると知った。 確かに・・・・ 誰にでもいい顔をすることは、誰からもよくしてくれることにつながり、一見非常に益がありそうだ。 しかし・・・ やりすぎると・・・・ どちらを取るんだと迫られた時、困ることになるかもしれない。 今週のビジネス誌で・・・ ダイキ○工業の特集が組まれていた。 そう、あの業務用と家庭用でエアコンシェアNO1のぴちょ○君の会社だ。 なかなかハッとさせられる内容が多かったのだが・・・・ 中でも面白かったことは八方美人をヤメタ記事についてだ。 私の朧げな記憶では、戊辰戦争時に政府軍と幕府軍に武器を売っていた商人が、どちらの味方なのだと問われて・・・ 「手前どもは商人ですから、買うと仰ればどなたにでも売ります。」 という有名な台詞があったかと思います。 そう、メーカーや販売店といった商いをしているところにおいては・・・ 八方美人で構わないというのが一般的です。 しかし・・・・ このダイ○ン工業は敢えて、八方美人であることをやめた。 何故でしょうか? もともとダ○キンは業務用のエアコンのシェアNO1だったのですが、家庭用のルームエアコンでシェアNO1になったことは最近の事です。 そして、家庭用のルームエアコンは、量販店ルートで販売されるのが一般的です。 例えば、ビックカ○ラだったり、ヨドバ○カメラだったり・・・ ヤマ○電機だったり・・・ ここで敢えて、ダ○キンは家電量販最大手のヤ○ダ電機には製品を売っていない。 その理由の1つというのが・・・・ ヤ○ダで取り扱っていない製品であれば、大手量販店同士の値引き攻勢に巻き込まれることが無い。 量販店が他の量販店のチラシの値段をチェックし、合わせて値引きするような事態を避けられるのだ。 そう、どこよりも安いが売り文句であるところ全部に商品を提供してしまっては、明らかに安値競争になってしまう。 だから、どこかひとつにでも商品を売らないことでその負のスパイラルから抜けだす。 つまり、八方美人をやめることでの利を得るという戦略なのだ。 なかなか優れた戦略ではないだろうか? 確かに個人においても言える。 八方美人ということは、逆に言えば誰も特別扱いをしないということだ。 人は自己重要感、つまり自分を特別だと思ってくれていると思わせてくれる人に対して、好感をもつのだから、八方美人はある意味、これに反する。 そう考えると・・・・ 八方美人をやめることで生まれる利、そういったものも個人にもあるのではないだろうか。 そんなことを考えさせられました。 N企画 ホラー喫茶というホラーに徹しきった漫画喫茶を探してみる。 6月28日 年収に対して思うこと。 2007年に団塊の世代の退職と少子化の進行で、人手不足になると言われている昨今。 転職活動を再開している私は、条件を見る度にため息をつきたくなる。 まだ・・・・ 買い手市場だと思わされる。 どうも、企業は今月の目標数字は考えても、2年先のことは考えていないらしい。 年収が300〜350万の仕事ばかりだ。 そしてどれも・・・・ 残業有り・残業手当なしで締めくくられている。 私はこの数字に対して恐怖を覚える。 とても・・・・ 自己投資に耐えうる年収ではないからだ。 それに・・・・ 仮に年収300万円だとしたら・・・・ 飽くまで経済的視点で見たら、自分の価値は私が買っている中国株の6000万円相当分の価値しかないということになる。 自分のプライスは6000万円以下。 なかなか衝撃的な事実だ。 いや、これは実は甘く見積っている。 というのも・・・・ 生命維持にかかる費用をまったく無視している。 生命維持にかかる費用を除けば、私が年間に生み出せる利益は・・・・ 100万円程度である。 これはペトロチャイナ株2000万円相当分だ。 考えてもみて欲しい。 この数字は私が誕生し、大学を卒業するまでに投下した資本と一般的に一致する。 つまり・・・・ 投下資本を回収できないのだ。 逆に言えば・・・・ 私に投資して、教育を受けさせるより、2000万円を株で運用した方がリターンがいいという事実。 この現状を受け入れることなど、自己否定に等しい。 投資をする以上、投下資本を上回るリターンが必要だ。 年収300万では・・・・ 逆ざやになってしまう。 そう考えると、少なくとも投下資本を回収できるだけの年収は必要だ。 ト○タのように先見の明がある会社はすでに他社に先駆け、雇用条件を厚遇にしている。 逆に、そういう時代感覚に鋭い企業でなければ、将来も心許ない。 人材が売り手市場に変わるという危機意識を持っている企業に狙いを定めたいですね。 N企画 オリジナルカクテル作り 6月27日 「粋」を感じること 粋とは何か? 辞書を引くと・・・・ 1、気質・態度・身なりなどがさっぱりとあかぬけしていて、しかも色気があること。また、その様子。 2、人情の機微、特に男女関係についてよく理解していること。また、その様子。 とある。 一般的には2の人情の機微についてよく理解していることとして使われることが多い。 そんな粋を感じることがあった。 実は先日、私は友人と飲んできた。 私は無収入のため金銭的余裕がなく、それが分っているこの友人は先日の宝塚記念の3連単が的中したこともあり、私に振舞い酒を提供してくれたのだ。 正直・・・ 私は他者から何かを一方的に受け取ることを素直に喜べるための器量が足りない。 施しと思ってしまうような自意識が喜ぶことを邪魔をする。 飽くまで対等以上。 それが私の信条だ。 だが、そんな私の思考を理解してくれているのか・・・・ この友人は若干の額を私に払わせてくれた。 私に精神的負担を感じさせまいとする配慮なのだろう。 理解をしてくれていると感じる。 この友人はやまももにも2回来てくれている。 その際に開店祝いという名目で菓子折りを持ってきてくれたことがある。 私はそのとき・・・・ に心意気を感じた。 言わないまでも分ってくれているとは思うが、言わなければ伝わらないことが多い。 何らかの機会に当然お返しをしなければならない。 そう思っている。 それにしても・・・・ 以前に私は不義理な人間に対しては疑問を感じると主張したことがある。 しかし、最近思うにその思考自体は変わっていないが、その不義理さが何に起因するのかの正体が見え始めた。 それは、「粋」が分らないことなのではないだろうか。 そう、人が何故それをしてくれるのか。 自分と良い関係を作りたいと相手が思ってくれているからこそ、何かをしてくれるのだ。 言い換えれば・・・・ 自分をそれだけ大事にしてくれている。 若干の感情的に受け入れがたい相手もいるかもしれないが・・・ そういった背景にある他者の「粋な心」に気付かないようであれば・・・ 生涯勝つことは難しいだろう。 こう言うと、反論があるかもしれない。 粋で何の利があると。 これはある一方では正しい。 そう、持たざる者の理屈だ。 持たざる者の中においては粋よりも利、これで間違いない。 しかし、逆に言えばその思考から抜け出せないから持たざる者なのだ。 考えてみて欲しい。 仮に・・・・ 携帯電話があるから、腕時計は必要ないと考える人間がそれなりのポジションを掴むことはあるだろうか? 腕時計ひとつとっても個人が放つ情報の一つだ。 初めて会う人間に対して、自分がどういう人間かという情報を放つアイテムの一つなのだ。 だから、携帯があるから腕時計をしなくともよいという発想をすることは、洗練された人物達に絶縁状を叩きつけることと等しい。 そう、貧すれば鈍していくが、洗練されればされるほど・・・・ 細かいところに拘るようになる。 だから同様に・・・・ 他者の粋を分らないようでは、自らの将来性を放棄したにも等しいと私は思う。 何故なら、粋が分らなければ、粋な人間と付き合えるはずもないのだから。 他者の粋に気付けるようにしたい。 私はそう考えます。 N企画 チャット飲み会をしてみたい。 (↑結構本気です。) 平日の夜指定した時間。おつまみとビールを用意して・・・・始まる宴。 何しろ、自宅である。 眠くなった人物はそのまま目覚ましをセットして・・・眠ればいい。 酔っ払って、まともにキーボードが打てなくなるのも面白いのではないか? これは一度実行しようと思う。 そのため・・・・ 参加者募集です。 といっても、どこのチャットを使えばいいのだろうか・・・・ 6月26日 外国為替証拠金取引 をご存知でしょうか。 一言で言ってしまえば・・・・ 外貨の先物取引です。 仕組みは証拠金を納めて、外貨を取引し、その証拠金の範囲内の損失であればいくらでも取引ができるという仕組みである。 つまり、10万円を証拠金と納めて、数千万円分の外貨を購入することができる。 しかし・・・・ その数千万円分の外貨の相場が少しでも下がれば・・・・ 10万円の損失など簡単に出てしまうため、その場合は追証として損失している分の穴埋め金額をいれなければならない。 つまり背負うリスクが契約であって、拠出した資金分だけではないところに危険性がある。 そのため、悪質業者が老人に投資をさせて、虚無報告をし大金を騙し取るケースも多いみたいです。 で、規制が無いためそういった悪徳業者が跋扈するみたいですが・・・ 今年の7月以降、規制が導入されるため、そういった無許可の悪徳業者は一掃されるようです。 そのため、悪徳業者が最後の稼ぎ時と言わんばかりに悪質な営業をかける可能性があるので、しばらくは注意が必要そうです。 しかし、正規の業者、例えばひま○り証券などでは・・・・ 人民元の取引をしているようです。 そう、最近切り上げは緩やかにと中国側の高官が発言したように・・・ 明らかに米国等による圧力が高まっており、人民元の切り上げは間近ではないかと思わされます。 ですから、外国為替証拠金取引で、人民元を買いポジションで維持していれば、利益を得ることができそうです。 しかも、スワップ金利なる金利を受け取ることができます。 現在、日本の金利がとてつもなく安いので、金利の安い国の通貨から金利の高い国の通貨を買いのポジションにすると、差額分の金利が受け取れます。 さらに、銀行を介した取引と違い、TTSやTTBといった為替レートが100分の1〜10分の1程度になる。 つまり、一般的に1ドルを交換するには1円かかるが、この方法で買った交換した外貨だと 1銭〜10銭の手数料しかかからないのです。 で私が思うに、これはスロー投資と呼べる方法を使えば、必ず勝てる取引なのではないでしょうか? というのも、この取引の詳細は知りませんが、最近の松○証券の無期限信用取引のように強制的な決済が発動しないのであれば・・・・・ ドルコスト平均法で必勝であると考えます。 つまり、金利の極力高い国の通貨を買いながら、その価格が下がれば、さらに入金して買い足し平均取得単価を下げて、自分の決めた基準に到達した際に売る。 これだけで勝てると思います。 こう聞くと・・・・ そんなに簡単であれば、みんな儲かると考えるかもしれません。 しかし・・・・ 方法自体は簡単なのですけど、これを実行することは難しいのです。 何故なら、人間の心理をまったくもって無視しているためです。 というのも、人は失う恐怖に耐えられないのです。 こういった投機性を孕むものに関してはどれだけ我慢ができるかが勝負なのですが、なかなか人は我慢ができない。 それはそうです。 自分が汗水流してようやくできた貯蓄が失われていって冷静でいれる人はなかなかいません。 ちょっとでも損をすると怖くなって売ってしまう。 本来なら、損をしたら買い足すべきなのに、もっと損をしたらどうしようという恐怖を乗り越えることができない。 だから、この簡単な方法を実行できないのです。 この簡単な方法を実行しきる精神力さえあれば、誰でも利益を出せるはずです。 さらに変わらない為替レートに我慢ができなくなって売る人も存在すると思います。 私はいつも思うのですが、投機性を孕むものにおいてはいつまでにどのくらいの利益を得たいかということを明確にしていなければならないと思います。 そう、明日までに倍額欲しいのであれば・・・・ 値段が動かないことに焦れる気持ちも分りますが、何年間で倍になればいいという判断の場合・・・ もっと長期的視野で見るべきだと思います。 もともと為替というものは人にサービスを提供して利益を得るモデルではないので、はっきり言ってしまえば虚業です。 虚業で利益を出そうとしているのですから、当然、得をする人間がいる一方でその分、損をする人間がいます。 つまり、証券会社を介してこの取引を始めた人同士が水を張った洗面器に顔を入れている状態です。 苦しくなって、先に顔を上げた人が損をする。 だから・・・・ 忍耐なのだと思います。 損をする恐怖を乗り越えて、動かない値段にじっと我慢をする。 そして外貨の金額が下がったら・・・・ リスクをとって買い足す。 それができれば、人民元を持っている限り、万人にとってのチャンスだと思うのですが、どうなのでしょうか? やまもも日記 昨日も誰も来なかった。 今日も・・・・ 誰も来ないのではないだろうか? 今春最後のG1だというのに・・・・ 競馬中継をやっている飲食店としてはG1に誰も来ないということは致命的だ。 そう言えば・・・・ ダービーの日も誰も来なかった。 あの切なさが脳裏に浮かぶ。 排水溝に流れていく褐色の液体がイメージされる。 また・・・・ 一期一会として今日、このときのために作られた味噌汁はまた・・・・ 下水道を通って、魚たちの餌になるのであろうか・・・・ 味噌汁の具になっている野菜を作った顔の見えない農家の人をふと思う。 この人たちも・・・・ 自分たちが手塩にかけた野菜が誰からも必要とされず、排水溝に消えていくことになっていると知ったら・・・・ どれほど哀しいだろう。 完全な自分の行動の否定になるのではないだろうか? そう、自分の時間と言う自分の生命を削って行った行動が無駄であること。 これほどの完全否定が他に存在しうるだろうか? 私はまた、冷めてしまっている味噌汁を眺める。 また・・・・ 亥下の歌が脳内にリフレインする。 ああ、汁よ、汁、汝を奈何せん。 時刻は13時30分を経過した。 私は早くも、本日の来客を諦めた。 いつまで、私は無人の店に佇んでいればいいのだろう。 もう、我慢は限界を迎えそうだ。 できぬ堪忍、するが堪忍 著名な言葉を思い出すも・・・・ 仮に、それができたら、どれほど世の中をうまく渡っていけるだろうか。 その時・・・・ 開かずのやまももの扉が開いた。 先週、やまももを救済してくれた友人が予告ナシにまたやってきてくれたのだ。 ありがたい。 わざわざ私の顔を立ててくれることに感謝をしなければならない。 今日は一人でもお客さんとして人が来てくれたことに満足するべきだろう。 会話をしながら、ふと時計を見ると15時を過ぎていた。 今日の、来店客数は一人。 私は決め付けた。 ところが・・・・ カラン・・・・ 本日2度目・・・・ やまももの扉が開いた。 みると、見知らぬ中年の男性が立っている。 やまもも開店以来5人目のフリーの客だ。 4人中・・・・ 二人の客には痛い目に合わされている。 今度はどうであろうか? 私は半信半疑ながら、会話をした。 すると・・・・ 分っている人だなという印象を受けた。 やはり、「富すれば鋭する」らしい。 会話もはっきりしているし、筋も通っている。 そして、楽しみ方や遊び方を知っている印象を受けた。 やまもも開店以来初のまともなお客さんだ。 上客といってもいい。 こういうお客さんが来るようになれば・・・・ 排水溝に流れる運命の味噌汁も引く手数多になるに違いない。 Yと名乗るそのお客さんは我々に惜しげもなくビールを振る舞い、饒舌に興味深い話をすると、鮮やかに帰っていった。 正直、飲食街に現れる中年男性に偏見を抱きそうであった私は救われた。 是非とも常連になって欲しい客である。 次回、やまももに顔を出してくれる日が待ち遠しい。 やまもも総営業時間102時間 やまもも売上げ14200円+4500=18700円 時間あたりの販売価格約170円 6月25日 直々の返信 6月18日のNスポネタにした、ポイン○ラグの社長の方から返信を頂戴した。 やはり、私が望む業態での契約は行っていないという断りのメールだった。 しかし・・・・ この方にしては無視しても構わないメールに対して、わざわざ返信をくださったことに礼儀正しさを感じる。 私が以前の会社で担当していたソフト・オ○・デマンドの高○がなり社長も、私のような営業にまで頭を深く下げてくれる方だった。 やはり成功する企業の社長というものは腰が低くないといけないのかもしれないと思う。 許可を取っているわけではないので、全文を記載することはできないが、丁寧な文章でした。 私がもし・・・・ ダ○エーCEOの林○子氏であれば・・・・ 粘りに粘るだろうと思うが・・・ 残念ながら、現在の私にはそんなカリスマセールスパーソンほどの技量は無い。 しかし・・・・ 無料誌の設置の代行は素晴らしいビジネスモデルであると思う。 前職の経験から、その設置するための什器をオリジナルで作るには信じられないコストがかかるが・・・ 既存の形式の什器で代用ができそうなものを仕入れて・・・・ オリジナルの社名ロゴ入りシールを貼れば、コストはかなり削減できるだろう。 このビジネスモデルの何がすごいかといえば・・・・ 資本がほとんどいらないことである。 そう、失敗しても経験だけ得ることができ、致命的な敗北にならない。 何故なら、ほとんど最初の資本がかからないから。 必要なのは、無料誌の発行会社との契約と、設置する場所の確保。 それと、無料誌を設置する什器。 あとは流通方法のみ。 車と台車はコストがかかるかもしれないが・・・・ コストがかかるもののメインは什器と車と台車だけではないだろうか。 後は、営業と巡回設置というサービスを提供することで利益を生むことができる。 事務所は自宅を使えばいいし、電話は秘書センターを利用して携帯電話につないでもらえばいい。 例え失敗しても夜逃げをしなければならなくなるほどの費用はかからないだろう。 しかも・・・・ 以前に買った特許の本を読む限り・・・・ ビジネスモデルにしても何にしても特許を取るためには、なんらかの新技術が含蓄されていないと特許を取ることはできない。 そう考えると、参入障壁は低い。 おまけに個人で信用がないのであれば、印紙代の7万円あればペーパーカンパニーを設立できる。 残念なことに、私はペーパーカンパニーが適法かどうかを知らないが・・・・ しかも、私の住む横浜にはまだそういったサービスを行っている会社はおそらくない。 だとすれば・・・・ 自分の身一つで経済的逆転できるチャンスとも言えるのだが・・・・ 実行までに昇華するための覚悟が足りない。 注目すべきビジネスモデルであると思います。 やまもも日記 私は本日もやまももの一番奥のカウンターの席から・・・ 昔、天照大御神が身を隠した天岩戸のように固く閉ざされたやまももの扉を見つめる。 固く閉ざされたやまももの扉は予想通り、開かれる気配が無い。 時折、一陣の風が吹くと・・・・ やまももの扉に掛けられたオープンとかかれている看板が音を立てる。 その度に私は客か?と顔を上げる。 そしてその度に失望するのだ。 店内から表通りを眺めるが、人通りはほとんどない。 いつまで・・・・ 待っていれば客は来るのだろうか・・・・ いや・・・・ 待つだけでは駄目かもしれない。 しかし、もうこれ以上コストをかけるわけにもいかない。 どうしてこれほど保証が無いことを続けることは心を揺さぶるのだろうか。 揺さぶれるたびに脆弱な私の心が軋む音が聞こえる。 我慢だ・・・・忍耐だ・・・・ 私は呟くが・・・ それも限界を迎えそうだ。 しかし・・・・ 私は待った。 待った。 待ち続けた。 いつしか・・・・ 日は西日になり、鴉の鳴き声が聞こえるようになる。 競馬中継のレースもメインが終わる。 メインが終わった後に入ってくる客などいない。 今日も・・・・ やまももに売上げは立たなかった。 やまもも総営業時間94時間 やまもも売上げ14200円+0=14200円 時間あたりの販売価格約150円 6月24日 ランダムアクセス とは個人がいつでも、どこでもどんなコンテンツでも、自由自在にメディアを楽しむことができるようになることを指します。 具体的に言えば・・・・ ア○ポッドのような携帯用の機器で記憶容量の非常に高い機械に、インターネットを利用して圧縮した映像コンテンツをダウンロードし、個人が見たいと思うような番組だけを抽出して見ることを言います。 これが実現するとどうなるのか? ジョン・マ○ーン氏(かつて米国のメディア王と呼ばれた方で現在の米国のリバテ○メディアの会長)の言葉を借りれば・・・・ テレビ広告は消滅する。 以前のNスポで書いたとおり・・・・・ 最近ではDVDレコーダーといった記憶媒体にCMカット機能がついています。 私自身はテレビを見ないのですが、一般的な我々の生活様式から・・・ 見たい番組を放映時間に見ることは難しくなっています。 ですから、見たい番組があるときは、録画してから後日見ることにしている人が多い。 そこにCMカット機能が加わることで・・・・ CMを見る人が減少し・・・・ テレビ局が広告収入を得る手段であるCMの効果がなくなってくる。 さらに、このランダムアクセスという概念が浸透すると・・・・ 見たいときに、見たい番組をネットからダウンロードして視聴者が見るため・・・ CMを挿入する余地がなくなってくる。 仮に・・・ ダウンロードした番組にCMを入れたとしても・・・・ 当然、映像を映す媒体にCMカット機能がつくものだと考えられる。 だから、CM広告を見る人がいなくなるため、その効果がなくなり、テレビ局の収入は広告収入に依存したモデルから、視聴者が見た番組だけに対しての課金というモデルに移行しなければならなくなる。 ○芝がサ○エさんの単独スポンサーを降りたこともつい最近の事だ。 このことは企業自体がCM広告に対しての効果に疑問を感じ始めた表れとなっているのではないだろうか? また、米国で口コミ広告が成長しているように、情報の受け取り手に対して流し手の意図が透けているCM広告や印刷広告は効果が薄れてきているのではないだろうか。 そう考えると、テレビCMに代表される既存の主な広告方法は、これから衰退していくものだと考えられる。 やはり、口コミだったりインターネットを活用した広告方法が主流になっていくだろうと思うのは私だけではないに違いない。 どう考えても・・・・ 成長の一途を辿るのはIT関係なのではないかと私は思う。 N企画 利き目薬に挑戦 6月23日 ダ○エー再生 に向けて、林○子という女性がダイ○ーの会長兼CEOに任命されたことは記憶に新しいです。 それで、ビジネス誌にこの林文○氏の経歴が記載されていたのですが・・・ これが面白い。 要約した内容を紹介すると・・・ もともとこの方は高校卒業後、松下○器に勤めるも、すぐに結婚退職。 専業主婦をしていたところ・・・ ホ○ダのセールスマンが自宅にやってきた。 セールスマンの話を聞いているうちに、自分も自動車の営業をやってみたいと思うようになり、女性のセールスがいない時代に○ンダの販売店の門を叩いた。 当然のように断られたが、粘りに粘り、31歳の時に「外回り」という条件で受け入れられることに成功する。 1日100件を目標に歩きつづけ・・・・ 初年度で80台を販売。 年間145台と言う売上げ記録を打ち立てる。 しかし、体を壊し退社。 健康を取り戻した87年にB○Wに入社し、またもやトップセールスを記録。 入社6年目にして、支店長を任され、半年で営業成績最下位の店舗を全国トップクラスに成長させる。 そして別の支店でも売上げをトップにしたため・・・ フォルク○ワーゲンから社長としてヘッドハンティングをされる。 そこでも4年で販売台数と売上げを倍増。 再度、B○Wから社長として向かい入れられ・・・・ 1年間で販売台数を15%増させる。 そして、○イエーの社長に就任。 と経歴だけ見ても、すごい方なのですが・・・・ この方がこれだけうまくいく本質は何なのでしょうか? 記事全体を読む限り・・・・ 「人間を大切にしていること」 これに尽きると思います。 顧客、社員にわけ隔てなく「おもてなしの心」で接すること。 特に社員、つまり部下に対してもそのように接していることが、彼等のモチベーションを上昇させ、仕事にまで反映をさせて、最終的に売上げに結びつく。 具体的には、部下の褒めるべきところを褒め、一人一人どういうキャラクターかを把握してそれに合わせた対応をすることです。 そう、この行為は部下にしっかりと見ているという情報発信になり、且つ、人が渇望している「理解」を与えていることになるのではないでしょうか? 以前読んだ本にマネージャーの仕事は、部下のモチベーションをあげることだと書いてあった本がありました。 私はひどく納得させられた記憶があります。 そう考えると、この部下をも「もてなす」ことで、そのモチベーションを上昇させ、結果をだしてきた林文○氏は非常に優れたマネージャーであると言えます。 であれば、誰がやっても難しいと思える○イエーの再建ももしかしたら・・・・ うまくいくかもしれませんね。 ゴー○社長のように、結果を出せる人はどこに行っても結果を出せます。 今後のダイエ○の動向が気になります。 N企画 発掘ボランティアに参加 6月22日 乗馬場にて学ぶ 本日、初乗馬に行ってきました。 動機については・・・・ 百聞は一見にしかず 百見は一考にしかず 百考は一行にしかず という諺のように、知らないことをまずは実行することで、気付きや発見があると思ったからです。 お酒の会社サ○トリーは創業社長から現在までも、「やってみなはれ」精神というものが根付いています。 それほどまでに実行は尊いとされています。 また、乗馬に訪れる人というのは社会的ステータスや向上心等においてもレベルの高い人が来る可能性が高く、人間が織り成す社会でそういった人との接点を作ることができる場に行くことは私にとって有益であると判断したこともあります。 そこで体験騎乗をしてきたのですが・・・・ 実行することで貴重な気付きがありました。 といっても騎乗そのものではなく・・・・ 体験騎乗後の先方の営業についてです。 当然、乗馬クラブと言うものは多数の会員で成り立っていますから、体験騎乗をした顧客に営業をかけて、会員にすることで、営利を追求しています。 私は自分が営業だった経験をしたあと、他者から営業をかけられた記憶がありませんでした。 そのため、非常に勉強になりました。 というのも、体験後、いろいろな施設に案内されるのですが・・・・ インストラクターの方の目的意識の高さに驚きました。 そう、彼等の目的は私たちを会員にすることです。 すべての話を会員になることと結びつけることに徹底しています。 6月9日のNスポで書いたように・・・・ 目的意識がしっかりしていることが、彼等の行動すべてに意味を持たせている。 馬の写真や、旅行、乗馬、景色・・・・ そういった物を見せることで、擬似的な体験をさせ・・・・ 顧客に対して自分がそうしたら・・・・・ というイメージを持たせる。 そして、そうしたいという気持ちを強く刺激し、会員にするという目的を遂げようとする。 且つ・・・・ 乗馬1時間に対して営業を2時間掛けられたわけですが・・・・ 営業本によく書いてあるとおり・・・・ 顧客の「それをできない」理由をひとつひとつ潰していき・・・・ 一期一会のこの瞬間が決断する唯一の瞬間であるといった様子で決断を迫る。 生まれて初めて、うまい営業だと思わされました。 その営業力の強さの源泉は、各インストラクターについているマイクとイヤホン・・・ これを通して、本部の方で営業文句や顧客の言葉から攻め口を別の人間が考えたり、顧客のパターン別による対応マニュアルを作ったりしているのでしょう。 時折・・・・ 悪徳の宝石行や英会話セットの販売のブースのように・・・・ 営業をしている方が、本部に呼ばれて、このように攻めろと指示を受けていたり・・・ 別の全く関係のない職員が営業がいなくなったため、無防備になった我々の会話を聞いて支給されているマイクを通して感触を本部に送ったりするという行き過ぎな感が否めない1面もありましたが、うまい営業と言うものを目の当たりにしました。 そう、優れた営業に必要な物は「売るんだ」という強い目的意識と顧客の不可能を潰していき、それを手にするとどれだけ素晴らしいかをイメージさせること。 この3点に集約される気がします。 それと、時間を与えないようにするということも徹底されていました。 売る側の論理で眺めると、今回の乗馬はその行為自体よりも付属した体験の方が大きかった気がします。 というよりも、騎乗中から、すべて担当の方が目的意識を強く持っていたことが、会話一つ一つに意味をもたせていたことが驚異的でした。 乗馬で営業手法を習う。 貴重な体験ができたと思います。 N企画 悪徳商法の説明を受け、優れた営業手法を学ぶ 6月21日 DMV 最近頓に感じるのが・・・ 何でも英語の頭文字を取った短縮読みが横行していることである。 こんなにも氾濫することが許されるのであれば・・・・ N島も造語を作ってしまいたい衝動に駆られる。 さしづめ・・・・ NCFB(Njima come from behind:N島は逆転する) といったような。 話は戻して・・・・ このDMV(デュアル・モード・ビークル)とは道路と線路を併用できる車のことを指す。 ○R北海道で開発されたこの技術は廃線となった鉄道の線路を利用して、バスと電車の機能を持つ車を作ることが可能になる。 つまり・・・・ バス停で待っていれば、目的の駅までそのまま行くことができるといったサービスを可能にするのだ。 都心ではダイヤの都合上、導入することは不可能だと思えるが、逆に鉄道運行が不採算の地方に限れば、鉄道を走らせるよりも、その設備を利用する車の方が遙にコストが安く上がる。 しかも、利用者にとっても、乗り換え待ちの時間は短縮されるし、何度も運賃も下げることが可能になるはずだ。 なかなか優れた技術だと思う。 そして、この車は2007年に北海道で定期運行される予定なのだ。 もし、北海道に行く機会があれば・・・・ 必ず1度は乗ってみたい。 そう思わされました。 それにしても、ビジネス誌のいいところは最新の技術を知ることができる点ですね。 世の中の変化を先に感じることができます。 やはり、人間が生きている以上、現代では経済活動が先にありきです。 経済観念が時代の一番先を切り開くことは否定できない気がします。 N企画 乗馬で二人乗り 6月20日 サービスの本質と会話の巧拙 サービスの本質とは何でしょうか? ふと、今週のビジネス誌で顧客が過剰なサービスを期待しすぎだと考える従業員が多数いると書かれた部分を読み、疑問をもった。 私なりに考えた結果、その答えは、人がそうして欲しいと望むことをその人のためにすることがサービスだと思い当たった。 同様に、話術の巧拙もこのサービス精神が元になるのではないだろうか? というのも先日、私はファミレスでいつもどおりビジネス誌を読んでいた。 すると・・・・ まだ、それほど親しいとは思えないカップルが私の隣席に陣取った。 聞く気はなくとも、会話が耳に入ってくる。 その時・・・・ 私は驚愕とした。 何故か? それは恐ろしいほど男性の話がつまらないのである。 私は驚いて一緒にいる女性を眺めたが・・・・ 辟易とした様子を隠すのに必死なように思えた。 おそらく、このカップルが次回食事を共にする可能性はないに等しいだろう。 ともかく、私はこの男性の会話が何故これほど面白くないのかを検証することにした。 私が聞いた彼の話を要約すると・・・・ 男性の会話は下記のとおりである。 先日、彼は平日なのに午前8時に起きた。 普段は7時半に起きているらしい。 遅刻すると思い「うわああ」となって飛び起きて、電車に彼は乗った。 会社にはなんとか間に合ったらしい。 そして、朝食を取れなかったから、彼は昼食をたらふく食べるため、バイキングに同僚と一緒に行った。 そこで、たらふく食事を取った。 しかし、副作用かのように眠くなり、仕事が捗らなかった。 だから、6時ジャストにタイムカードを打つと・・・ さっさと家に帰り、ビールをあおって10時前に寝てしまった。 こういった内容の話をこの男性自身はさも、面白い話であるかのように喋るのだが・・・・ はっきりいって同席していたらストレスを感じるだろう。 何故、こんなにもこの男性の話がつまらないのだろうか? おそらく・・・・ 時系列に沿って、起きた事象だけをたんたんと述べているからであろう。 そこに発見もなければ、驚きや感動はない。 そして、どうでもいい話なのだ。 彼の意図はどこにあるかも掴みかねる。 何故、こんな話をしたのだろうか? 自分を知ってもらいたいためなのだろうか? この相手の女性に好意を持てもらうことを望んでいるのだとしたら、かなりの逆効果だ。 というのも、自分が生産性のない人間であるという情報を放っているに過ぎない。 しかも・・・・ この男性は自分が喋りたいことを喋っているだけだ。 決して・・・・ この女性が興味を持っているであろうことや、話して欲しいと望んでいる話ではない。 そう、相手にとって興味のない話やどうでもいい話をすることは、サービスに反する内容なのだ。 サービスと同様に、会話も相手が望んでいる話をするべきだ。 そして、その望んでいる話をどこから知るかといえば、相手が放っている情報の一つ、身につけている物などだ。 その観察眼を使って、相手が何に興味があり、自分との共通点はどこかを探して、会話するのが面白い会話なのではないだろうか? 会話とサービス・・・・ 本質は同じで、相手の望む物を提供するべきだ・・・ そう考えさせられました。 N企画 ペットボトル持ち込んでサウナ 6月19日 常備配置薬 の薬箱はみなさんの自宅にあるでしょうか? あの1年に一度、営業が来て使用した分だけ料金を受け取るという薬箱である。 大量に作っているため、ひとつひとつのコストは安いとはいえ・・・ あれを配った家を覚えておくのと、営業の引継ぎ、訪問を継続することが至難だと思うのは私だけではないはずだ。 当然、昼間は不在の人間もいるだろうし、黙って引っ越す人間も多い。 そのなかで、薬を前置きにして使用した分だけ代金を受け取るシステムのあのビジネスが成り立つとは思えない。 ドラッグストアなども乱立している。 そう言えば、最近はあの箱も見かけない。 非常に良心的なシステムだとは思ったが・・・・ やはりビジネスとしては成立しないのだろうと思っていた。 ところが・・・ 見事にその仕組みを利用して勝ち組みに回っている企業がある。 まさに工夫によって・・・・ 持ち札を最大限に利用しているのだ。 配置薬の解約率は1%未満と低く、かつ使用分しか料金がかからないため、営業担当が門前払いされることはない。 一般の訪問販売であれば、ドアを開ける人間が減少しているにもかかわらず、必ずドアを開けてくれるということは・・・・ 当然、それだけビジネスチャンスが生まれる。 配置役は食い込むためのきっかけ作りにし、営業の持つ顧客数に無理をさせず、2ヶ月に一度くらいの頻度で訪問。 その際に、保険から日用雑貨、宝飾品までをカタログで営業するそうなのだ。 訪問頻度が高ければ、当然、顧客も顔の見えない相手よりその営業から物を購入するだろう。 そのため、配置役の売上げはほとんどないが、別の商品の売上げが急上昇している。 なかなか、賢い戦略と言えるのではないだろうか? こういった着眼点は我々も見習う必要がある。 そう思わされました。 やまもも日記 やまももの営業を始めてから・・・・ 丁度一ヶ月が経過した。 現在までに来たフリーの客は3名。 いずれも定着していない。 やまももの売上げは・・・ 私の顔を立ててくれた友人に拠るところが多い。 何かお返しを・・・・ と思うが、持たざる者はお返しをする余力すらない。 やはり、経済力を持たないと言うことはきついものだ。 お返しのキャッチボールができなくなれば、自分の信用失墜につながる。 私は、キャッチボールの投げ返しをしないがために、誰からも相手にされなくなった人物を知っている。 おそらく、何故そうなったか本人は死ぬまで気付かないだろう・・・ いつもどおり、固く閉ざされたやまももの扉をじっと見る。 先日は意外な友人の来訪のおかげでやまももの売上げは立ったが・・・・ 今日はレースも小さいし、誰も来ない可能性は非常に高い。 もう、こうなったら道楽でやるしかないな・・・ 利益を出そうと思わず、道楽でやる。 そのくらいでなければ、この無人の空間で8時間を過ごすことなどできるはずがない。 わたしは、壁に持たれかかって目を閉じた。 すると・・・・ カラン やまももの扉が開いた。 どうも、やまももは寝ると人が来る不思議な店らしい。 毎週寝つづけてやろうかと思うくらい。 見ると、見たことのない中年の男性が立っていた。 どうも父の店の客らしい。 その男性は焼きそばを注文すると、若干会話をした。 今までのフリーの客の中で一番理路整然としていた。 しかし・・・ どうも吝嗇家のようだ。 100円ショップの話と安い商店街の話しかしない。 彼はこの暑い日に焼きそばだけを食し、水をたらふく飲むと帰っていった。 やまもも総営業時間86時間 やまもも売上げ13700円+500=14200円 時間あたりの販売価格約170円 6月18日 理解と実行の間に存在する 隔たりを乗り越える時が来た。 結果は分らない。 しかし・・・・ 実行をしないかぎり何も始まらないと言う答えだけは間違っていない。 だから、私は実行した。 何をか? そう、6月14日号のNスポで書いた内容だ。 業務委託を検討してもらえないかをメールにて送付した。 答えは難しいと返ってくるかもしれない。 もしくは、まるきり無視されるかもしれない。 しかし、少なくとも可能性を追って行動を起こしたことには満足している。 何故なら、理解していることと実行することは全くの別物だからだ。 よく言われる台詞に・・・ 「わかっているならできるはず」 と言う言葉がある。 しかし、私はその理解していることを実行できるのが一流の人間の条件であり、その絶対数は少ないと考える。 だから・・・ 結果如何に関わらず、行動を起こした自分には満足をしている。 さて、そこで人名を伏せた上で、私の送付したメールの全文を下記に書こうと思う。 おかしなところがあれば、読者の皆様のご指摘お願いします。 以下全文 件名:日経ビジネスの記事を拝見いたしました。
○○○○社長様
突然のメールにて失礼いたします。 はじめまして。私はN島○○と申します。 6月13日号の日経ビジネスの特集に記載されていた御社の記事を拝見いたしました。 御社の無料誌用ラックの設置という慧眼に非常に感心させられまして、今後も拡大していくビジネスに違いないと思うにいたりました。 現在、御社は東京・銀座地区に進出を目指してらっしゃると記事にて読ませていただきましたが、いずれは都内に留まらず拡大されていかれるものだと存じます。 既に20誌以上の無料誌発行会社と契約をされているという御社のお取引先においては、都外に対してのフリーペーパーを発行されている会社もおありかと存じます。 そこで、御社では外部に委託営業のような方法をご検討される余地はないかと思いましてぶしつけなメールで申し訳ありませんが、ご連絡させていただきました。 と言いましても、私自身は現在企業に属しているわけではなく、完全なフリーの個人ですので、信用面で心許ないところもあるかもしれません。 ですが、御社の将来性のあるビジネスを拝見いたしまして、私自身のチャンスであると感じました。 現在私が在住しているのは横浜なのですが、この横浜にある企業群に御社の無料誌用ラックの設置営業と新刊と休刊の入れ替えを、1社につき御社が契約された発行誌企業との契約金額の何%という完全歩合の条件で、委託していただくわけにはいかないでしょうか。 もちろん、面識のない私がいきなりこのようなことを申し上げても、すぐには難しいとは思います。 そこで、下記に私のホームページのURLを記載しておきます。 こちらで私の日々の気付きや経済について、独自の視点で毎日更新しております。 こちらを見ていただいて、私が信に足るかをご判断していただき、ご検討の余地があるとご判断された際には、1度お会いしてお話を伺えればと思います。 一方的なメールを送りつけ、失礼であることは重々承知しておりますが、ご検討していただければ幸いに思いますので、よろしくお願い申し上げます。 ホームページアドレス:http://www5f.biglobe.ne.jp/~nisland1121/ 私はいい結果を得ることができるだろうか・・・・ やまもも日記 時刻は午後を丁度回ったところだ。 今日も、私は「やまもも」を営業する。 誰も来ないと知りながら・・・・ いや、分らない。 私は自分の言葉を否定する。 確かに、営業を始めたばかりの「やまもも」に先週までほとんどお客さんは来なかったのだから・・・ 今週になっていきなりお客さんがたくさん来ると考える方がおかしいだろう。 私は、誰も来ない連日のやまももの状況に、胸を痛めながらも・・・・ 今日も営業をする。 ドアを開けると、いつものやまもものいつもの状況・・・ ここが人で埋まることはあるのだろうか・・・・ 「いい店なんだがなあ・・・・」 私は呟く。 やまももが開店してから・・・・ どのくらいの時間が経過しただろうか? 時刻は14時を指していた。 おそらく、今日も誰も来ないだろう。 まるで・・・・ やまももの扉は何者かの力で往来を行き来する人の目から見えなくするバリアのようなものが張られているのではないかと思うくらいだ。 14時半・・・ 本日の来客を諦めた頃・・・・ やまももの扉が勢いよく開いた。 見ると・・・・ 東京からわざわざ来てくれた友人が立っていた。 後光がさしているのではないかと思えたその瞬間。 友人がやまももを救済してくれたおかげで・・・ 本日もやまももは売上げが立った。 友人に感謝は尽きない。 ありがとう。 やまもも総営業時間78時間 やまもも売上げ12700円+1000=13700円 時間あたりの販売価格約170円 6月17日 比較級の幸福 リッツカールト○ホテルと言えば、クルドと呼ばれる従業員が信条をもってサービスをし、世界最高のサービスのホテルとも言われています。 そのリッツカー○トンホテルが「星に願いを」という一泊80万円というプランを発売したところ・・・・ 20代の女性の申し込みが多いそうです。 他にも1000ドルのオムレツとか信じられない価格のサービスが多数あるのですが、どれも注目されている。 何故、こういった一般的な見地から見て、正気の沙汰とは思えない金額のサービスが売れるのでしょうか? バブルならいざ知らず、現在はデフレ下において、お金の価値は非常に高い。 その状況で、一過性の楽しみに貯金をはたく心理は何なのでしょうか? N島はやはり・・・・ パラダイムの転換が起こっているのだと思います。 現在の20代といえば、生まれたときから物が不足したことがありませんし・・・・ 時間に比例して、欲しい物というのは少なくなってきていると思います。 皆さんが一番今、欲しい「物」は何でしょうか? 車?家電製品?ブランド? ぱっと挙げられる方はいらっしゃいますか? そしてそれは・・・・ 手に入れるのに、どのくらいの困難が伴なうでしょうか? 男性であれば、それほどブランドに対して執着をしない方が多いと思いますし、欲しい物は何でも手に入る時代であるとN島は思います。 だから・・・・ 物よりも体験を求める姿勢が強くなってきたのではないでしょうか? N島も来週乗馬に行ってきます。 それは「騎乗」を体験したいからです。 例え、アイ○ッドが買える金額だったとしても・・・・ N島は乗馬を選びます。 こういった物上位から体験上位に時代が変わっていった結果・・・・ 隣人よりも幸福、一時だけとは言え他者よりも優雅になりたいという比較級の幸福を追求する人が増え始めたと言われています。 この比較級の幸福を提供できるサービスが後々、伸びる会社の種かもしれません。 N企画 防災セット(懐中電灯・ラジオ・コンロ)を用意する。 6月16日 配慮の無い一人勝ち は身を滅ぼす。 そう、古来より・・・ 勝ち方というものは勝ちすぎて、相手を追い詰めすぎてはならない。 かつて三国志では蜀の劉備が呉の孫権を関羽の仇として追い詰めすぎたために・・・ 陸遜起用という思い切った戦略を呉に取らせ、大敗した。 他者の恨みを買うような勝ちすぎは、必ず自分に返ってくる。 そんなことを思わされる記事を読んだ。 それはア○ビという会社と○セロという会社である。 ○ドビはご存知の方も多いと思うが、PDF用の閲覧ソフトと作成ソフトを提供している会社だ。 実は閲覧ソフトは無料だが・・・ 作成ソフトは高額で販売しており、PDFファイルの作り手から利益を得ていた。 そしてクセ○はもともとア○ビのソフトに機能追加するソフトを開発、販売してきた。 しかし、アド○が2年ごとにバージョンアップするごとに・・・ ク○ロのソフトが持つ機能は取り込まれてきた。 つまり、折角、開発して販売にいたった○セロのソフトは2年で、売り物にならなくなる。 ○ドビ側にクセ○の利益を慮る配慮は見られない。 その上、ライバル会社がクセ○よりも安い価格でPDFファイルの追加機能を持った作成ソフトを作ったためもあり・・・ ク○ロのソフトは全く売れなくなった。 そこで・・・・ ク○ロはPDFファイル作成ソフトを無料で配り始めた。 この事が○ドビの利益に反したため・・・ それまで築いてきた協力関係を解消することになる。 クセ○はソフトを無料で配る代わりに、関連技術を複写機メーカーに提供することで、ライセンス料を受け取る戦略に出た。 その結果・・・・ ソフトが無料になるせいで、ア○ビのPDF作成ソフトを高額で買おうと考える人物は少なくなることは間違いない。 つまり・・・ ア○ビが勝ちすぎて、弱小ソフト会社の利益を守ることを考えなかったため・・・・ 生き残るためには、ソフトを売るビジネスモデルから脱却せざるを得なくなったソフト会社に足元の利益の柱を折られることになった。 もし、○ドビがク○ロの利益を若干でも保護してやっていたら・・・・ アド○製のPDFファイル作成ソフトは今後も利益を上げつづけることが可能だったかもしれない。 あまりにも自社のブランドを楯に驕りすぎて、他者の利害を調整することに無関心すぎたのではないだろうか? このことからも私たちは学ぶ必要がある。 あまり、下請けや業者を叩きすぎ、勝ちすぎてはならないと。 程ほどの勝ち。 この事例を教訓にしたいですね。 N企画 タンブルウィード(植物)を育てる 6月15日 携帯電話による決済機能 についてのアンケートで慎重派が多数いるという記事を見た。 利便性を考えれば、JRのス○カのように振りかざすだけで代金決済できるに越したことは無いだろうと考えていたが・・・ しかし、これは人の欲望を考慮に入れていなかった。 大体、犯罪の多くは金銭関連であるように、人間のモラルは欲望の前では脆弱です。 携帯に代金決済の機能が盛り込まれると・・・ 当然、それまでは見向きもされなかった他人の携帯(個人情報を欲している人は別)に万人に共通する価値が生まれることになります。 必然的に携帯電話の盗難が多くなると考えられます。 現在は他人の携帯電話に我々は価値を見出すことができませんが、代金の決済機能が盛り込まれるようになると、話は別になります。 その機能を取り込んでいない人物の携帯電話も盗難対象になりうります。 携帯電話の本体が無くなったら困る人はかなり多数になるのではないでしょうか。 電話帳やメールアドレス帳、スケジュール機能。 そういったデータを紛失してもバックアップを取っている人というのは少ない気がします。 N島自身は機種変更をする際に、旧型をかならず受け取って、自宅に電源を差したまま目覚ましとして使用しているので、紛失しても大丈夫ですが、そうでない人は多いと思います。 また、盗難されるとその他の利用停止手続きや、再度新しい携帯を手にするコストも時間も多大になります。 手元に携帯電話以外で利用停止手続きができる電話番号もないかもしれませんし、手続きをしてくれるはずのコールセンターが時間外かもしれない。 その間に盗難した人物は携帯電話でとんでもなく高い費用のかかるところにかけているかもしれないし、個人情報を名簿会社に売っているかもしれない。 代金決済機能を全部使い切っている可能性もあります。 確かに、必ず身につけているものなので、代金決済機能がつくことは便利かもしれませんが、それ以上に弊害も多い気がします。 それに、その機能を利用する人には便利になるが、その機能を使わない人には盗難の可能性が増加するだけという不便性を押し付けることは・・・ 公共の福祉的観点から見てどうなのでしょうか・・・・ メリットの一面性だけにとらわれず、そのデメリットもクレジット機能を盛り込む企業は考えるべきなのではないでしょうか。 メリットを感じる人間の数がデメリットを感じる人間の数を下回ったら・・・・ 社会に弊害を垂れ流すだけで、そのビジネスは成り立たないと思うのですよね。 欧米と日本は倫理観からして違うのですから、何も無理に現金を否定することはないと思います。 N企画 ハヤシライスを究める 6月14日 思考を行動に・・・ 実は本日、面白い記事を見つけた。 それはR○5やホット○ッパーなどの無料誌を置くためのラック設置をオフィス等の様々な場所にし、毎週新刊を発行して届けるサービスを提供しているポイント○グという会社の記事だ。 実は現在氾濫しているこれらの無料誌を置くための場所を確保することは非常に難しい。 駅などの配布ボックスを使用すると、月20万円以上の設置料が必要になるらしいです。 そして、新しい号を出すたびに、設置場所に届け、古い号との入れ替えをする必要があり、これの配送コストは1箇所あたり500〜700円。 ここに目をつけたポ○ントラグの若手社長の秋○氏は、雑誌の置き場所と配送をセットにしたサービスを考え出し、現在20誌以上と契約、100箇所に展開している。 そして、今年になり、単年度黒字になったらしい。 これは常々、N島が考えている無から有を作り出すサービスではないだろうか? それに、まだ規模が小さいことも将来性を感じる。 で、ホームページを眺めると東京都内で細々と続けているが、時給900円で配送スタッフを募集している。 N島は常々思う。 中小企業においては歯車は使い捨てされる。 だから、実入りの大きさを狙うのであれば、是非とも自分ですべきだと。 幸いなことに、まだこの会社の営業範囲は都内を出ていない。 そして、当然拡大を狙っていくことは目に見えている。 であれば・・・・ 歩合制の販売委託を提案してみてはどうだろうか? N島個人が横浜の自宅から、みなとみらい周辺のオフィスに営業から、納品まで一貫して行う。 当然、ポイントラ○は無料誌の提供会社から設置数に比例して金銭を得ていると思われる。 であるから、横浜で開拓をしたオフィス数に比例するように、毎月インセンティブが積み増す契約ができれば・・・・ 努力と報酬が完全に比例する仕事になり得る。 例えば、ポイン○ラグが設置場所1箇所にいくらもらっているかは分らないが・・・ 開拓すればそれのうち何%かをインセンティブとして毎月つけてもらう。 開拓数が100や1000になれば、その分実入りもよくなるし、回りきれなくなったら同じように配送スタッフを雇えばいい。 とここまでならば、誰もが考えるだろう。 しかし、それを実行にまで移せる人はどのくらいいるだろうか? なので、今週中に文章を詰めてこの会社にメールを送ってみようと思います。 断られる可能性も非常に高いですが、やってみないかぎり何も始まりません。 経済的逆転への布石を置くことができるでしょうか・・・? N企画 やまもも集客戦略を煮詰める 6月13日 かまつつ女○時代 という本があります。 あまり有名な本ではないので、検索しても引っかからないのが残念なのですが・・・ 内容は女性の服装の二極化について書かれていました。 サラリーマンOLがブランドで身を固める一方でフリーターやニートの低所得層の女性の服装がチープなものになっていく。 そのチープな服装をする女性をかまつ○女と呼んでいるそうです。 前々からよく言われているとおり、現在も今後も二極化は進んでいくと思われます。 勝ち組みはさらに勝ち、負け組みはさらに負ける。 その所得格差の拡大は、奇跡でも起きない限り、詰まらない。 「金持ち3代続かない、貧乏3代続かない」 という言葉がありますが、これは過去の物になりつつある気がします。 というのも、金持ちは幼少のころから、金銭に糸目をつけない教育をすることができる。 一方で、貧乏人は満足な教育を受ける経済的土壌がない。 かくして、所得差の拡大はそのまま教育の格差につながります。 そして教育の格差は所得格差の拡大につながります。 そのため、持てる者はますます持つことが可能となる正のスパイラルに乗ることができ、持たざる者はますます搾取される負のスパイラルに陥る。 そう、持たざる者が勝つには、知識や知恵といった個人の能力に頼らざるを得ないのですが、その能力を磨く機会が持たざる者と持てる者では信じられないくらいの差が存在する。 だから、逆転がますます難しくなっているのではないでしょうか。 それに・・・ 溢れ出す才能と努力による知識・知恵があれば、無から有を作り出すことができるかもしれませんが・・・ そこまでの傑出した能力を持たないのであれば、資本が武器になる。 資本が必要だけれども、あれば勝てる人というのは実は潜在的には多い気がします。 一方で、有り余る資本を持ちながら、時間(老人)が無かったり、それを使って勝てるだけの能力(知識・知恵)を持たない人間も多数いると思います。 なかなか、この2つが揃う人間がいない。 だから・・・ 1代での持たざる者からの成り上がりは難しいのだと思います。 初代が成り上がったのであれば、2代目は豊富な教育を受けられる。 この豊富な教育こそが個人の能力を高めるものであり、資産を守るためにも、増やすためにも必要な物です。 結局、すべては人というのは、その能力のことを含めても言えることなのではないでしょうか。 ニートからの逆転・・・ そんな軌跡を描くにはどうしたら良いか・・・ 最近考えさせられます。 資本が欲しい・・・・ N企画 k−1の連複予想 6月12日 報道の自由とそのモラル よく言われることですが・・・ 報道の自由を尊重する一方で、報道する側のモラルを求められています。 先日のビジネス誌のコラムに「中東学者○眼」というものがありました。 ここで、興味深いことが書かれていました。 それは・・・ 米国のメディアが報道をした内容に・・・・ 拘束中のイラク兵捕虜を動揺させるため、米国の兵士がコーランをトイレに捨てたとあったそうです。 これは、センセーショナリズムを狙って面白半分に書き立てられた記事だったようなのですが、イスラム教信仰者にとっては・・・ 「コーランは一字一句、神の言葉であり、句読点1個の改変も許されない」 程神聖なもの。 それをトイレに捨てたと報じることで、現地の住民の反感を強く買い、米国の統治に対して暴力を伴なう抗議にまで発展しそうになったそうです。 また、別のメディアががサダム・フ○イン元大統領の下着1枚やズボンを洗濯している写真を公開した。 未だ残るテロリストの残党の士気を下げるためであろうが・・・ これも民族に対しての屈辱感を与え、イラクの人々の更なる反感を買った。 このメディアの行為は、現地での当然起こりうる住民の感情を無視したものです。 そういった当然起こりうる感情を理解しようとせず、戦勝国としての横暴は政治に対しても影響力が出る。 メディアが面白がって書く記事が政治にまで影響を及ぼす・・・ これは危険なことではないでしょうか? だから、その報道の結果、どういった事態が起こりうるかというのを調査し、政治に影響を与えない程度のモラルを持つ必要がある。 N島は報道の自由と同格で報道の結果に責任を持つだけのモラルがメディアには必要なのではないかと思います。 どうでしょうかね・・・ やまもも日記 今日も私はやまももへと向かう。 いつかその席がお客で埋め尽くされることを願って・・・ 先週でG1は終わり・・・ 今週からG3といったレースの規模が小さいものしかない。 G1でも・・・・ やまももには客が来ないのに・・・・ G3で来るだろうか? 私の不安は的中した。 時刻は12時・・・・ 午前中は客が来にくいとは分っていたが・・・・ 相変わらず、やまももの扉は固く閉ざされたままだった。 しかし、本日は・・・・ 私に対する少ない義理を果たしてくれるため・・・ 友人たちが顔を出してくれることになっていた。 正直ありがたい・・・ しかし・・・ 来てもらうたびに・・・・ 自分の狭い顔を切り売りしているかのような気持ちにさせられる。 甘えては駄目だ、甘えては・・・ 自分に言い聞かせる。 私は、今日も人は来ないだろうと思い・・・・ またもや不貞寝をしていた・・・ どのくらいたったであろうか? カラン・・・・ やまももの扉が開いた。 客か? 私は嬉々として飛び起きると・・・ ドアの方に視線を送った。 しかし・・・ そこで仁王立ちしているのは・・・・ 父だった。 私はひどく落胆した。 ♪愛しいお客はまだこない、まだ、まだまだ来ない♪ 思わず、S○Xマシンガンズのファミレ○ボンバーが脳内に響く。 その時!! 私の携帯電話が鳴った。 電話の内容は、予定にはなかった友人が「やまもも」救済にきてくれるとのことだった。 その友人は15時くらいに来てくれた。 そして、その友人とレースを見た後・・・ 17時くらいに・・・ 予定していた友人達が私の顔を立てに来てくれた。 埼玉や東京の遠方からきてくれた彼等に感謝の念は尽きない。 この場を借りてお礼を言おう。 本当にありがとう!! よって・・・・ 「やまもも」でカラオケなどをし23時まで延長営業させてもらった。 皆さん、遠方からありがとうございました。 やまもも総営業時間64+6(延長)=70時間 やまもも売上げ7200円+5500=12700円 時間あたりの販売価格約180円 おかげさまで時間あたりの販売価格が50円あがりました。 本当にありがとうございます。 6月11日 中国株を買える根拠 さて、ご機嫌な時に書こうと思っていたネタですが・・・ 先日に引き続き勢いで書いてしまおうと思います。 結構中国という国のカントリーリスクを嫌う人も多いのですが・・・・ N島はそのリスクはそれほどないと思っています。 根拠は当然、「利」です。 どうも、中国の人というのは偏見かもしれませんが、自分が得するためだったらどんな嘘でもつくと言うイメージがあるみたいです。 裁判傍聴時も、日本企業が取引をするときも・・・・ N島の知人レベルでそういった話を聞くので、日本人と比較して、誠実性というのは小さいのかもしれませんと思わされました。 ですから、米国のエンロンやアンダーセンのように粉飾決算をしている可能性があると思う人が多いみたいです。 確かに・・・ 数字だけの世界であれば、その可能性もありますが・・・ ただそれだけで疑ってしまうのは、あまりにも国家や人間の「面子」というものに無関心過ぎないでしょうか。 N島の買っている中国株は香港市場上場株で、国際会計基準で計算されています。 そして・・・ 国家プロジェクトのインフラ株。 この株が、無価値になる可能性は恐ろしく低いと思います。 根拠は、日本においてもJRやNTTといった国家の仕事だった会社というのは必ず成長しました。 それはそうです、ニーズが尽きることの無い仕事なのですから。 N島の買っている中国株ペトロチャイナも同様です。 石油のニーズがなくなることは、N島が生きているうちはなさそうです。 そして、石油は有限であり、時間軸に比例して価値が上昇する。 そして、これは国家プロジェクトであり・・・・・ 中国国民にたいして香港上場株の販売が許可されていない。 これは何を意味しているのでしょうか? 100万の現金を世界第2位の資産にと増大させたウォーレ○バフェット氏が買っているように、会計が正確だという前提で、バランスシートは超優良です。 そして、ト○タと同様に利益1兆円企業。 ペトロチャイナは中国という国家が、外国人投資家に対して、儲かるから豊富な資金を投資してくださいとほのめかしている企業の1つです。 あえて・・・・ 中国が、こう言っているのに外国人投資家を騙してその面子を潰すようなことをするでしょうか? そして、そうした時のメリットは存在するでしょうか? アジア通貨危機の時のように、国家の投資家に対する背信行為が発覚すれば・・・ 優良投資家はその資本をその国から引き上げます。 国家の経済は、お金が回らないと発展しない。 わざわざ、そんなデメリットを引き起こす必要性は中国政府には存在しないとN島は思います。 まずは、投資家を騙す前に内陸部の経済発展をするために、大量の資金を回したいと考えるはずです。 そうすれば、必然的に税収も上がるのですから。 これから更なる発展を望む国としては、国家の面子だけは潰すわけにはいかないのではないでしょうか? それに、どんな人間にもプライドというものが存在すると思います。 中国においても・・・ 反日デモを戦後60年も経つのに、まだ起こすくらいの気概がある。 つまり、誠実性は薄いかもしれませんが、決して彼等のプライドは低くない。 ですから、国家が資金を得るために投資家を騙して、国際的な軽蔑を受けるような真似はしないだろうと判断しています。 それに・・・・ どこの国も政治を動かしているのは、莫大な投資を行えるような富裕層です。 もし、投資家を騙したら・・・・ こういった他国の政治を動かしている人間を敵に回しかねません。 そこまで、10億人の民の上に立つ人間が愚かでしょうか? どんな社会でも上に立つ人間はそれなりにできるものです。 だから、国家プロジェクトの香港上場株は大丈夫だと考えています。 さらに、ペトロチャイナは上昇する要素しか見当たらないのですよね。 まず、数回に及ぶであろう人民元切り上げ。 次に北京オリンピック。 石油の枯渇。 さらに、香港市場が中国国民に閉鎖されていること。 もし・・・・ 十分に中国国民の所得が上がり、香港市場が中国国民に解放されれば、どうなるでしょうか? それまで、中国政府の役人のインサイダー取引で煮え湯を飲まされてきた人々です。 明瞭な会計基準で、優良企業であることが分り、それが買えるようになったら・・・ 10億の国民の中の投資家が手を出す可能性は非常に高い。 買い手が増えれば、当然株価は上がります。 それにもし・・・・ 何かがあって、手元の株価が無価値になったとしても・・・・ 少なくとも可能性を追った自分に満足ができます。 資本主義という制度は持たざる者が持てる者になる可能性を非常に薄くしています。 持てる者の子孫はそのまま持ちつづけられますが、持たざる者の子孫は持てる者になるためには、どこかで奇跡を起こさなければならない。 その奇跡を追うために、N島は中国株を買いました。 たかだか、0が6桁の現金を持っていてどうなるというのだ。 インフレで価値を削られて・・・ できることといっても、豪遊することが精一杯。 決して大勝はできません。 残念ながら自己投資に回しても、投下資本を回収できるほどの何かを持っているわけでもない。 だったら・・・・ 自分が信じられる可能性を追いかけるべきではないでしょうか? もともと0になっても、現金でもっていても、それほど変わらない。 家が買えるわけでも、起業するネタを持っているわけでも、人脈を持っているわけでもないのですから。 ですから、今N島人生最大の勝負をしていると思っています。 この覚悟をもてるのならば・・・・ ペトロチャイナに乗るのもいいと思います。 やまもも日記 やまもも営業日9日目。 土曜日は大きいレースもないため・・・・ 店の前の柳通りは相変わらず人通りもまばらだ。 どうせ今日も味噌汁は排水溝行きさ・・・・ 投げやりになりたくなってくる。 項羽が四面楚歌に追い込まれたときの歌を思い出す。 「虞よ、虞よ、汝を奈何せん。」 垓下の歌と呼ばれたこの歌のこの一節は、自分の美しい妻をどうしたら良いか悩む漢の苦悩が詠まれている。 私はさしづめ・・・・ 「客よ、客よ、我は奈何せん。」 だろう。 自嘲気味に笑う。 それにしても・・・・ 毎週思う。 何故、これほど・・・・ 無人の店は哀しいのだろう。 この1秒、1秒・・・ いや、時間というものの最小単位にそれぞれコストがかかっている。 まるで・・・・ 自分の財布から時間に比例して、お金が消えていくような・・・・ 胸を締め付けられるようなこの感覚。 徒労という言葉がある。 無駄な苦労という意味だが・・・ それならばまだいい。 苦労に加えて垂れ流しつづける無駄なコスト・・・ 息苦しくなってくる。 私の視線は、やまももの開かずの扉に釘付けだ。 それでも、私を喜ばせる来客はありそうもない。 周囲が敵だらけの四面楚歌と誰もいない四面無人。 どちらが辛いだろうか・・・ そんなことを考える。 その時!! やまももの扉が開いた。 そして、私の渇望する見知らぬ男性が立っていた。 Sと名乗るその男性は父が営業する夜の客のようだ。 キープされているボトルを出す。 彼は・・・・ 何かいろいろ言っていたが、内容は何を言っているのかさっぱり分らなかった。 そして、たまに聞き取れても根拠はどこにあるのか私にはわからない。 だが、営業としてうんうん頷きつづけた。 何故10Rで枠連2−6がくると11Rで枠連1−6が熱いのだろう・・・ 結果は7−8だったが・・・ 彼は一通り飲むと帰っていった。 大人しいので悪い客ではない。 先週のフリー客に比べて遙にマシだ。 明日のやまももは一体どうなるのだろう・・・・ やまもも総営業時間56時間 やまもも売上げ6200+1000=7200円 時間あたりの販売価格約130円 また時間あたりの平均販売価格が下がりました・・・ 6月10日 ご機嫌な平日 さて、本来なら海外の「報道」についてネタにしようかと思いましたが・・・ 本日は、N島がペトロチャイナ株の株価高騰でご機嫌なので・・・ 好き勝手に書いてしまおうかと思います。 さて・・・ マイクタイ○ンの復帰戦が6月12日にあるそうですが・・・ 日本の主要な民放での放映はあるのでしょうか・・・? 約20年前に全盛だったボクサーの試合は是非見てみたいものです。 そして、6月14日はフジテ○ビで19時からk−1。 前回のラスベガス大会はマイ○ィモーの勝利がなかなか印象的で面白い試合でした。 あのモーの、頭を低く下げて、頭上から大振りするフックは軌道がよめなくて、豪快で見ていて気分がいい。 来週は楽しみが多いです。 そして、ペトロチャイナの配当も楽しみです。 N島が買ったときの総額2000Kに対して、年間で5%の配当利回りがありましたから・・・・ 半期で2.5%。 つまり、50Kの配当が手に入ります。 もちろん、N島はアインシュタインをもってして20世紀最大の数学的発見と言わしめた、複利の力を知っていますから、全部ペトロチャイナに再投資です。 エクセルで計算したのですが、複利は初期費用が大きければ大きいほど破壊力が増します。 毎年のように連続して大金を投入するよりも、最初に大金を投入した方が効率がいいのです。 当たり前と言ってしまえばそれまでなんですが・・・ 実際に計算してみると、後半にはとんでもない差が出ます。 それを目の当たりにすると、複利の力を知ることができます。 で、N島は丁度株を買い始めてから1年が経過しました。 そこで大体見えてきたのですが・・・・ 株で利益を得ようと思ったら、ビジネス誌やZ○Iといった投資関連の本でPBRとPERが低く、有望と書かれていたり、特集を組まれるような株を買えば、大体キャピタルゲインを手にすることができる気がします。 そもそも、株価は人の心理(つまり、バリュー投資家の言うミスターマーケット)が決めるものなので、決して合理的ではない。 それと、卵の籠を分けるといいいますが、N島はこれに反対です。 分散すればするほど・・・ 手数料などがかかり、莫大な資本をもってないかぎり・・・ 少しも儲かりません。 ですから・・・・ 1銘柄に一点集中があるべき姿だとN島は思っています。 その際に、株価が下がったらどうするのか? 当然、ナンピン買い(株価が下がるたびに買い足し)を行うべきです。 潰れない企業である限り・・・・ ナンピン買いを繰り返せば、平均取得単価を下げることができ、最終的にはプラスに転じます。 もし、株価が騰落を続けるとしたら・・・・ その企業が潰れると言う事です。 で、最近気付いたのですが・・・・ 株を買うにしても、自分はいつまでにどのくらいの利益が欲しいのかを知る必要があると思います。 もし、1日や3日で利益を上げようと言うのであれば、それは投機であって投資ではない。 それだったら・・・N島のギャンブルブログで書いた哀詩(I氏)のように・・・・ 有り金全部を馬の単勝1点に突っ込んだ方がいい。 こないだダービーで40万張って、奇跡の生還をしていましたが・・・・ ですから、単位を数十年の長期的視野で見るべきだと思うのですよ。 そして、どんどん買い足しをする。 スロー○資という本でも書いてありましたが・・・ 株は潰れないと言う前提で売らない限り、絶対に損はしません。 塩漬けや損きりをすれば、当然損をする可能性はありますが・・・・ 倒産しないかぎり・・・・ ナンピンを繰り返し、含み益がでるまで粘りつづければ・・・ 必ず儲かると言えると思います。 いつまでに利益を得たいのか・・・ それを自分の中で決めればいいのではないでしょうか? スパンを少なくとも3年以上でみてはどうでしょうか。 そのうち・・・ N島が中国株にGOサインを出した根拠もご機嫌な時に主張したいと思います。 N企画 野生の日本カモシカをとっ捕まえる 6月9日 ジオン という名のクスリがあります。 実は意外なことに、成人3人に1人が痔主様だと言われているいうことを皆さんはご存知でしょうか。 その中で最も患者の多い痔核(イボ痔)の日本初の治療薬がジオンです。 基本的に痔核はこれまで手術で切除しなければ直らなかったのに、この薬を使用することで、注射のみによる治療が可能になります。 これは手術をしたり、入院をしたりする患者のQOL(Quality Of Life)、つまり生活の質を向上させることができる。 そして、注目すべきことはそれだけではなく・・・・ 日本のベンチャー企業が開発した医薬品が販売を許可されたのは、この薬が初めてなんです。 普通、製薬会社の新薬開発は何十年という歳月と莫大なコストをかけて作るものです。 それを10人足らずの小所帯のレキオファ○マというベンチャー企業が成し遂げたこと。 これが驚嘆に値します。 この会社の社長は女性なのですが・・・ なかなか面白いと思わされました。 この社長のジオン開発のきっかけは中国に痔核によく効く薬があると聞いた話でした。 そして、その薬を見つけ出して、改良を加えた結果、ジオンが誕生したそうです。 しかし、実はこのジオンの素となった中国の薬は致命的な問題を抱えており、日本で販売認可を取ることは難しそうだったそうです。 それをこの社長は薬学の知識をまったく持っていなかったにもかかわらず、独学で専門書を読み漁り、その問題点の解決方法を突き詰めた。 そして物質ではなく、製造法の特許を取得。 結果として発売にいたることになりました。 この沖縄出身の女性社長なのですが、沖縄の20代の失業者は日本のワーストであると言われるように、沖縄で経済的な発展が望めていないことに心を痛めていたらしく、常々沖縄を豊かにしたいと強く願っていたそうです。 そのため、大学進学時に貿易といった商売に必要な語学を学ぶため、台湾に1年留学。 沖縄と同じように資源が乏しいのにも関わらず、自給自足ができている台湾にカルチャーショックを受けたそうです。 そして、自身が起業することに思いを馳せたそうですが・・・・ 資金を作るために、自分でスナックを経営。 そこで、来た客で企業の助けになる人物が来れば、自身のその夢を語ったそうです。 そのため、共感した沖縄のVIPが集まる店になり、VIPがVIPを呼ぶという正のスパイラルを生み出した。 結果として、スナックの売上げで新薬開発の資金を稼ぎ続けることができた。 と面白い経歴なのですが・・・・ ここで一番気になったことがあります。 それは、すべてのこの人の行動に存在する行動の動機、言い換えれば、目的意識があることです。 大学生の頃から・・・ 明確などうしたいを持っていて、そのどうしたいを実現するための行動しかしていない。 このことが、このひとの成功を支えているのではないでしょうか。 実際にN島にも言えることですが、何故大学に進学したのでしょうか? そして、何故、現在の会社に勤めたのでしょうか? 明確な目的を持ってこうしたと言い切れる人は存在するでしょうか? 現在も、それを続けている理由は・・・・? 結局、著しく欠けているのが「なんのためにそうするのか」という行動に対する目的意識と、その実行のような気がします。 N島としても次に入社する会社はこうするためという目的を持って転職したいですね。 って、この答えが面接で最も求められてる答えなのかもしれませんが・・・ N企画 密造酒はどこまでが密造酒なのか調べる 6月8日 GTL ってご存知ですか? 実は、最近までN島も知らなかったのですが・・・ 正式名称はGas to Liquid(ガス液化燃料)の頭文字を取ったものです。 これは天然ガスから軽油を作る技術で、ディーゼル車等の石油の代替エネルギーとして注目されているようです。 そもそも、N島は車の仕組みをよく知らないので、少し調べてみました。 まず、車にはガソリンを燃料とするガソリン車と軽油や重油を燃料にできるディーゼル車があります。 他にも、最近ではハイブリッドカーなどのガソリンと電気で動く車もありますが、主な車はガソリン車とディーゼル車と考えて間違いないようです。 でその燃料が安価なディーゼル車で問題視されているのが、排気ガスにSOx(硫黄酸化物)、NOx(窒素酸化物)、PM(粒子状物質)などの大気汚染の原因となるものが多く含まれるからなんです。 ところが、石油から抽出する軽油と違って、この天然ガスから作る軽油は燃焼させても上記の有害物質がほとんど出ないらしいです。 最近の環境問題の高まりで、規制を受けそうだったこのディーゼル車がGTLのおかげで規制を受けずに済みそうなことと原油価格の高騰で、GTLに競争力がついたことが脚光を浴び始めた主因のようです。 それと同時に、この技術を活用すれば、有限である資源の寿命を延ばすことができる。 まあ、石油に関しては可採年数が現在、40年程度。 つまり、確認されている埋蔵量があと40年で、現在の技術では採算の合わない推定埋蔵量の総量は年々増加している。 ですから、40年後にいきなり石油が枯渇しきることはないのですが、なくなるに連れて希少性は上がっていきます。 ということは、ペトロチャイナは・・・・ とN島にとっては好都合なのですが・・・・ しかし、確認埋蔵量の数字が信頼できるということは確実ではありません。 だから、代替エネルギーの必要性が叫ばれている昨今なのですが・・・ その天然ガスにおいては可採年数が現在60年程度、推定埋蔵量を含めると120〜180年程度といわれています。 すでにGTLの技術がほぼ確立されているため、N島が生きているうちに車が止まることはなさそうです。 また、固体の石炭からでもGTLを取り出すことができるそうです。 石炭自体の可採年数は200年以上。 とりあえず、現在生きている人が完全なエネルギーの枯渇に怯える必要はまったくなさそうです。 ですが、やはり希少性が増せば価格は上がるもの。 GTLが急速に普及したとしても、石油会社の株は上昇しつづけるでしょう。 人生の一発逆転がまだ期待できると、一人で頷いています。 それにしても・・・ 毎日株価ボードを見るのがこんなに楽しいのは生まれて初めてです。 N企画 抹茶シュークリームにはまる 6月7日 共通する認識 ネットで売れている本の第4位に「渋谷ではた○く社長の告白」いう本があります。 著者の藤田○氏はサイバーエ○ジェントの社長。 寸評には、哲学として結局「努力がすべてだ」という思考が根底にあるとされている。 先日Nスポで紹介した某ライブ○アの最年少取締役熊○氏も似たようなことを言っていました。 安定は継続努力がもたらせるもの 結局年齢に関わらず、努力をしなければ、勝ち組みにはなれません。 しかし、そんなことはみんな知ってはいます。 ただ、知っていることを実行しないだけで。 何をどう努力すればいいか分らないという事もあるかもしれません。 N島は何を努力すればいいか分らないのであれば、それを理解するために情報を収集する努力をすべきだと思います。 実際に、人間の魅力のひとつに向上心というものがあると思います。 少しでも、向上しようとして努力を積み重ねる者には、我々は声援を送り、可能な範囲での協力をしたくなります。 しかし、同じ事を繰り返しながら違う結果を望む常軌を逸した人に対しては、もどかしさを感じ、魅力を感じることができません。 結局・・・ 我々が他者の向上心に対して感じる魅力は、見えない余地の開拓にあります。 現状は、このレベルでも10年後はどのくらいのレベルになるか分からない。 そういった未知への期待として、人の向上心に魅力を感じる。 一方で、向上を放棄した人に対しては、周囲が成長していく中で、そのまま変化をしないということは、相対的に見た退化であるとも思えます。 我々は衰弱という言葉に対しては、嫌悪感すらあります。 その根幹となる思考は老いや死に対する生理的嫌悪感からくるのではないかと思いますが・・・ 結局、現代での勝ち組みになるためには、この勝っている人たちと同様に継続努力を実行していかなければならないのではないでしょうか。 N島はよく、揶揄するように「ビッグなミュージシャンになる」という言葉を使用しますが・・・ これも、こういった努力を毎日しながらそういうなら褒めれたことだと思うのですが、何もしないでそういった事をいうことにたいしてはからかう気持ちしか起きません。 言い方を変えれば、働かないけど大金持ちになると言っているのと同じです。 荒唐無稽にもほどがある。 日々の努力、毎日のように・・・ 自分に戒めたいですね。 N企画 粘土を買い、壺を作る。 6月6日 じゃんけん決着 と聞くと、子供の勝負のように聞こえる。 しかし、実は先日「セザンヌの風景画」の販売先をじゃんけんの決着によって決めるということが行われたようです。 その所有者はマスプ○電工という会社で、この会社の社長端○氏は競合2社に対してじゃんけんによる決着をつけることを提示したらしいです。 しかも、この社長は少し代わった方で、重要なビジネス案件の決断に過去何回かじゃんけんを使った事がある。 この社長の説明によれば、じゃんけんで決めれば、不幸にも負けた側の担当者が経営者との関係がまずくなることがないので、恨みを持つことになる敗者が生まれないとのことでした。 まあ、世の中には必然しか起こりえないという仮定で考えれば・・・ 非常に理に適った方法なのかもしれませんけどね。 しかし、このじゃんけん・・・ 実は世の中には世界じゃんけん協会なる組織が存在するそうです。 そして、じゃんけんの起源は18世紀の日本にある。 にもかかわらず、この協会はカナダのトロントに本部があり、208Pにも及ぶじゃんけん公式戦略ガイドなるものを発行しているらしい。 そのガイドの中の戦略に、パーは最も友好的でしかも巧妙な手であり、チョキは攻撃的で賢い人が出す。 そして、グーは防御の手段であるといったことが書かれているそうです。 じゃんけんひとつにとっても、その背後の心理まで考えているということはなかなか面白い。 日本語訳されたら、一度は手にとってみたい本だと感じました。 にしても、特化しようと思えば、何に対してもそれが可能なのですよね。 そこに面白味を感じます。 これに特化したといえる何かを手にしたいと思わされました。 N企画 ボールペン折アーティスト名をある男性に授与する。 6月5日 ゲーム機会社の思惑 Xボッ○スの発売からどれだけの年数が経ったかは知りませんが・・・ マッカーサーのI Shall Returnという言葉のように・・・ マイク○ソフトが今年の12月にXボ○クス360というハードを投入するそうです。 それにしても・・・・ 最近、N島はそれほどゲームというものに対しての熱意があるわけではないので、新しいハードを買おうという気はほとんどないのですが・・・ 何故、これほどまで、ハードの発売戦略の競争が激化していっているのでしょうか? もし、こういった会社にCS(顧客満足)の概念が高まっているのであれば・・・ ハード間の競争の激化はCSに反するということに気付いているのでしょうか? まあ、もともとハード競争の激化が起こったのはN島の記憶が正しければ、1995年の今から10年前程度であると認識しています。 当時任天○の一人勝ち状態から・・・ ソ○ーがスク○ェアをプレ○ステーション側に引き抜いたことがきっかけで逆転現象が起こりました。 たしかに、ハードがいくら優れていようとも、それを動かすソフトが何も無かったら、ハードはただの箱に過ぎません。 ですから、人気ソフト製作会社を引く抜く○ニーの奇襲的な戦略は見事に功を奏したといってもいいのではないでしょうか。 それまで、王者として君臨していた任○堂は勝者の驕りが存在したこともあり、自社に都合の良い規制を課してソフト会社の旨味を考えなかったことに敗因があるとN島は思います。 まさに、船はエンジンとプロペラだけでは水に浮かないことの典型とも言えるのではないでしょうか。 ハード会社と様々なソフト会社の協力が組み合わさることで、主流のハードというものは存在する。 そんなわけで、その主役の座を狙って、様々な会社が参入してくるのですが・・・ 消費者としての視点で見れば、とにかく売りたいだけといったハード会社の戦略に対して、不信感が募ります。 折角、数万円というけっして安くはない金額を支払って買っても、2年後にはもうそれを動かすソフトが発売されなくなってしまう・・・ 消費者側として、現行で機能は十分だと感じても、さらなる高機能が付属して新しいハードが売り出される。 不要な高機能がつく度に、消費者に新しくハードを売ろうとするその戦略は、企業からすれば営利追求のために仕方が無いことなのかもしれませんが、消費者側から見れば、現行のハードに落ち着いて、出費を控えたい気持ちがあり、その気持ち(CS)に反しているように感じます。 それにしても・・・ ハードを売りたい気持ちは分かりますが・・・ ソフト会社も新しいソフトを作るためには、作り方を現行から変える必要があると思います。 それはかなりの負担を生じさせることなのではないでしょうか? にもかかわらず、何故、新ハードのソフトを作ることに同意するのでしょうか? N島は中古市場や海賊版といった模倣市場が横行していることがその一端を担っている気がします。 つまり、どのくらいかは分りませんが、ある周期ごとにハードを取り替えて、中古市場が成熟する前に新品を売らないと利益を得られない。 だから、新ハードに参入するのではないでしょうか。 そんなことを考えながらも・・・ ブルーレイ方式の次世代DVD等を搭載したプレイ○テーション3?などが発売される可能性があることでも、企業間競争は激化し、肝心の消費者が踏み躙られるような図式が続きそうだと感じます。 やまもも日記 無人の店。 店として、これほどの辛いことは無い。 今日は、私の顔を立て、友人が来てくれるといっていたが・・・・ フリーの客はまた誰も来ないのかもしれない。 春の東京開催のG1はこの日で終わり・・・ ここで来客がないということは・・・・ 今後の視界も良好とはとても言えない。 不規則な生活が私の体に刻まれているため・・・ 早朝に起きることは苦痛だ。 しかし、私はこの誰も来ない「やまもも」の可能性を信じて、今日も店を開ける。 今日こそは・・・・ そのカウンター・テーブルは人で埋まるかもしれない。 そんな希望的観測の元、重たい足を引き摺りながら、「やまもも」へと向かった。 「やまもも」は桜木町から平戸・並木通りを上大岡方面に歩いていくと見える柳通りに存在する。 ピンクがかった紫という時代錯誤甚だしい看板がかかるその店の内部は、看板とは対照的に洗練されているといってもいいと私は思う。 私は「やまもも」に向かう道を歩きながら・・・・ 同じ柳通り沿いにある他の店が競馬ファンで満席であることと「やまもも」の現状という対象性に心を痛めながら、「やまもも」のシャッターを上に上げた。 時刻は9時「やまもも」の開店だ。 しかし・・・ 当然のように誰も来ない。 表に、ネットで注文したホワイトボードを立て、リーズナブルである情報を通行する潜在顧客へと訴求する。 3時間ほど経過したであろうか・・・ 想像どおり、誰もくる気配は無い。 私は睡魔に襲われて・・・ 決して開かれることの無い開かずの扉・・・ つまり、やまももの扉が開くのは友人が来た時だけだと、断じると・・・ 椅子にもたれて眠ることにした。 私の意識が、深い睡眠の闇の中へと誘われていく。 どのくらいの時間が経ったであろうか・・・ カラン・・・・ ここ3営業日、開かれることのなかったやまももの扉が開いた。 立っているのは見知らぬ男性。 そう、フリーのお客さんだ。 私は信じられないという呆けた表情をしながらも・・・ 「いらっしゃいませ」とだけ言う事ができた。 「やまもも」の救世主かもしれない・・・ その中年の男性は生ビールを注文すると・・・ しきりにしゃべりだした。 その内容を要約すると、自分は内装の仕事をしているが、このトイレの位置は致命的であり、このテーブルは不要である。 至急、自分の言うとおりにすべきだ。 それを何度も繰り返すのである。 私はため息をつきそうになった。 要するに・・・・ 営業か・・・・と。 高まるストレスに、この救世主に一刻も早く退散を願いたくて仕方なくなった。 そんな時・・・ 私の大学時代の先輩が「やまもも」の扉を開けると、来店してくれた。 そして、もう一人のサークルの友人も土産までももって来てくれた。 感謝の念は尽きない。 フリーの客は、私がその先輩と会話をしていると面白くないのか、帰っていった。 よって、やまももの6営業日目は見事、売上げが立った。 その結果・・・ やまもも総営業時間48時間 やまもも売上げ4200+2000=6200円 時間あたりの販売価格約140円 白さん、I井さん、どうもありがとうございました。 この場をお借りして、お礼申し上げます。 6月4日 懐を測ろう といっても何も、相手の懐具合でやまももにてボッタくるというわけではありません。 小さい企業・組織において従業員となったとき・・・ 正直、自分の懐しか見えないと・・・ 前途は暗いものなのかもしれません。 というのも、実は父の運営する夜のやまももにて・・・ 先日、従業員の女性2名にやめてもらうことになりました。 何故か? 業態が一般的な企業と違い、特殊なものなのですが、先日の自○労の話と似ているからなんですよね。 というのも、結局、自分の懐しか考えず、器である「やまもも」に対して、利益をださせてやろうという気が無かったことが原因です。 「やまもも」は、比較的他のお店に比べてリーズナブルな価格で運営しているのですが、金額がリーズナブルと言うことは、それだけたくさん飲食物を売らなければなりません。 ですから、おつまみ等の販売は欠かせないものなんです。 ところが、どういういきさつか知りませんが、この従業員の女性が父のおつまみを売ることで利益を得ようと言うことに対して反対していたのです。 料理を作ることが嫌いだったようなのですが、経営者の意見と反対し、店の利益貢献へと相反することを主張していては・・・ 店舗は儲かりません。 必然的に儲からなければ、従業員を雇うことができなくなります。 結果的に、その女性を雇用していては赤字が積み増すだけだという判断が父にあったようです。 その女性は50代で、これから新しい職場を探さなければならなくなりましたが、年齢的に割のいい仕事を手にすることは難しい。 結局、かなり昔にNスポで書いたとおり、「与える者は与えられ、奪う者は奪われる」という結果が現実のものとなりました。 自分の懐さえ潤えばいいとして、店舗の利益を考えない「奪う者」は職を奪われます。 これはN島にも言えます。 現在、ぼちぼちと面接等をはじめましたが、N島に雇用を提供してくれる企業に対して、N島自身が利益を提供できなければ、N島も奪う者になります。 他人のこういった行動の結果を戒めにしなければならないといつも思います。 ただ、難しいのですよね。 器の懐具合を考えた時に・・・ 先月のNスポで書いた不動産会社のように、自己鍛錬を怠る社員は去っても構わない。 その代わり、望む者には自己投資ができるだけの処遇をする。 ということができるのに、しない企業においては極度の吝嗇企業であると思いますから、逆に企業が社員の時間を奪う者になり、優秀な社員が他者に引き抜かれる。 ここのバランスが大事だと思います。 自分を内包する器の懐具合。 これを考えて、自分の行動を決めることは大事なことなのではないでしょうか。 やまもも日記 6月4日、やまもも昼間の営業の6日目。 朝から、重たそうな雲で覆われた空は、「やまもも」の未来を暗示しているかのような酷く不吉な物に感じられた。 私は、8時に起きると、店舗へとむかう。 先週の時点で、潜在顧客に向けて発する情報において、なんらかの対策を練らなければならないと考えていた私は、ネットで看板を注文した。 ホワイトボードに金額を明示することで、潜在顧客に安心感を提供するのだ。 看板の価格は1万5千円。 今までの「やまもも」の総売上の約4倍・・・ 手痛い出費だ。 売上げと経費の反比例・・・ この数字が私の胸を締め付ける。 数々の新規出店者が歩んだであろうこの茨の道。 「無駄かもしれないこと」をすることは何故、これほどまでにも悲しいのだろう。 私は丹念にメニューと金額を記載した。 それにしても・・・・ 汚い字だ。 が、愛嬌があっていいかもしれないと勝手に納得する。 私は無人の「やまもも」にいるとよく思う。 折角・・・折角・・・折角 この「折角」という言葉は私の感情を激しく揺さぶる。 折角〜したのに・・・ それがまるきり意味がない。 相変わらず、表には通行人はまばらであるが存在する。 しかし、「やまもも」に入ってくる様子は無い。 時刻は13時。 今日も・・・ また静かに訪れる絶望。 また・・・・ 誰もこないのだろうか・・・? 私は堪らなくなってきた。 思わず、表に飛び出して叫びだしたい衝動に駆られる。 「やまももですよ〜。やまももっ!!やまももっ!営業してますよっ!!やまももはいかがですかっ!!やまもも〜。」 おそらく、そんなことをしても無駄であろう。 私にできることはただ、ただ待つことだけ。 扉がカランと開く音を久しく聞いていない。 それにしても、誰もこない店というのはこれほどまでに悲しいのか。 私は思い知った。 時刻は14時、面接があった私は母に任せてやまももを後にした。 結局、今日も・・・ 誰もこなかった。 明日はどうなのだろうか・・・・ やまもも総営業時間40時間 やまもも売上げ4200+0=4200円 時間あたりの販売価格約105円 6月3日 利権の元 は一体何なのでしょうか? 先日のビジネス誌でタックスイーターの特集が組まれていました。 そう、税金の無駄使いです。 そこに自○労という労働組合の話が載っていました。 皆さんは○治労をご存知でしょうか? 自治○とは全○本自治○体労働組合の略称で、自治体関連の公共・民間で働く人たちの労働組合のことで、全国に組合員が100万人いるそうです。 彼等は自分たちの権利を守ることに目的で、組織化されているのですが・・・ どこか一般企業の社員とは感覚がズレている感が否めません。 というのも、自分たちの既得権益を守ることに固持し、情勢の変化や企業の懐具合といったものを全く考慮にいれないからなんです。 売上げが下がっても、リストラとしての人件費カットには決して応じない。 会社側がそれを通知すると、組合から精鋭がやってきて、ストライキの強行などを行う。 既得権益を守るためなら、なんでもやるというイメージがあります。 でも、N島は疑問に思いました。 何故、元々は公的な機関の組合が、民間の企業の問題にまで顔を突っ込むのだろうか?と。 すると、組合はもともと公共事業に関する仕事をしている企業しか組合所属を認めていないようなのです。 そして、その公務員の企業は、同じ事業をしている民間企業の給与をベースに決定されるため、民間企業の社員の給与が下がると・・・ 公務員の給与にまで影響が出ます。 ですから、その可能性のある民間の企業のリストラ策をあらかじめ潰してしまうことで、そういった議論がでる余地をなくそうとしているためです。 水際での処置。 この既得権益を守るための徹底ぶりは、常軌を逸しているといっても過言ではない気がします。 器である企業の財政など知ったことではなく、ただただ、己の権益を守りたい。 そういう、意識があるのでしょう。 器が破綻すれば、ツケが回ってくるのは自分達のはずなのですけどね・・・ この労働組合活動だけが仕事という信じられない公○員も存在するそうです。 なにか、違和感を感じます。 仕事に回すべきだとも思えるほどのこの熱量の行き先は保身だけというのも何か悲しい。 それにしても・・・ これほどまでに守りたくなるような利権の元というのは一体何なのでしょうか? 利権の存在するところの共通点は・・・? 最終的に突き詰めていくと・・・ やはり結局は人なのですよね。 どれくらいの多くの人間を組織化もしくは集めることができるか? 日本国に確かな利権が存在するのも・・・ 1億数千万人といった人数の「国民」を組織化し、手中に収めているからです。 J○Aも競馬ファンという多数の人間が集まる場を手にしている。 以前のビジネス誌に・・・ テイクア○ドギブ・ニーズの社長の話が印象的でした。 この野尻○孝氏は実はN島の大学の先輩にあたる人なのですが・・・ 元々付属高校に通い・・・ 最近は聞かなくなった「チーマー」を組織していたそうです。 そのときに、米国映画に登場する少年達がお揃いの革ジャンを着ていたことをヒントにして、これを仲間に販売。 それで月収1千万の月もあったそうです。 高校生の時に。 国家と比べると小さいですが、ここにも利権の元のヒントが存在します。 結局、集客というか人が集まる組織だったり、イベントが存在すれば、それを運営する者にが利権が生まれることになるのだと思います。 人間を集められる仕組みさえあれば・・・ 経済的な大勝も難しくないのですけれどもね。 N企画 オーストラリア投信を調べる 6月2日 根ざす倫理観 に違いが存在するとき・・・・ 他国流を導入してもうまくはいかない。 よく言われることですが、外国流を導入するときについて・・・ その国民に根ざす倫理観も同時に導入しないと、外国流はうまくいかないのではないでしょうか。 1月21日のNスポでも書きましたが・・・ 米国に代表される個性の尊重は、米国ではキリスト教と言うモラルを教育する場があったからこそ成り立つ主義であり、日本ではモラルの模範となる教育がないのにも関わらず、個性の尊重が一人歩きしすぎていると言われています。 つまり、この件に関して言い換えれば、日本における個性の尊重だけの強調はバリトゥードのようなルールのない喧嘩を広めることと同じことになる。 個性を尊重しつつも「これはしてはいけない」、それこそ他人に迷惑を掛けてはいけないといった倫理観に基づくルールが存在しなければ、個性の尊重が一人でに暴走してしまうと言えると思います。 そういった結果、線引きの範囲が存在しないまま、外国流を採用することで、大きな問題が発生することというのは多々あるのではないでしょうか。 今週の日経ビジネスの特集で堤氏のインタビューに・・・ 米国流のTOBやMアンドAの横行で、米国流の「儲けさえすればいい」という議論がでてくる。 という話があった際に・・・ 上記の話と似たような話がありました。 それは、米国の経営者の考えの一番奥底に信仰心があり、例えば、裁判所での宣誓の言葉にはかなり重みがあると感じる倫理観が存在するそうです。 同様の倫理観をもって、経営に携わっているので、TOBやMアンドAにも暗黙のルールが存在していると言える。 そう考えると・・・ 倫理観を持たない他国流の導入というのは本当に「何でもあり」になってしまうのではないでしょうか。 最近のライ○ドアの内容もこの倫理観に欠けるイメージがあります。 モラルのないままに、TOBだけが先行するようになると・・・ どうも、日本経済の先行きは暗い気がしてなりません。 実質価値の存在しない株価の高騰などでバブル期のようなことが起こることもありうるのではないでしょうか。 日本にも倫理観を持つようになる教育の場が必要なのかもしれませんね。 N企画 ミスター倫理を名乗る 6月1日 相互監視機能 はやはり必要な物なのかもしれないと思います。 というのも、今週の日経ビジネスの特集は西部鉄道の堤家に関するものでした。 日本が不動産バブルに沸いていた頃・・・ 一時は保有資産世界第一位に輝いたことのある堤氏も、現状は都落ち状態。 何故、磐石の基盤を築いていたはずの人物がこうした凋落の憂き目にあったのでしょうか。 特集の中で、元セゾ○グループの総帥堤清○氏の対談が載っていました。 その中に、独裁者となってしまったことにより、堤氏の周りにYESマンしか存在しなくなったことで、行き過ぎに歯止めをかける存在がなくなったことが原因の1つとして挙げられていました。 より中央集権的たらんとして、個人にその権力の元を集中する。 結果として、個人が神になったかと思えるような勘違いを起こし・・・ 法を軽んじる。 なるほどと頷けます。 オーナー企業にありがちな独裁体制です。 歴史が物語るように、独裁になった組織というのは長続きしません。 規模が小さいうちは、組織を一丸にまとめ上げる強力なリーダーシップを持つ擬似的な独裁者は必要だと思います。 しかし、組織の規模が大きくなるにつれ、その体制には歪みが生じる。 それは、おそらく個人では処理しきれないほどの利害関係の調整等が必要になり、一方を立てるともう一方が立たないということが頻繁に起こりうるからではないでしょうか。 そして、立てられなかったほうはやはり、組織に対してのロイヤルティーを失う。 独裁状態になると、この組織の構成員すべての利害に気を遣うようなことがなくなり、コ○ドの名義株の問題のように、側近の謀反とも思えるようなことが起きうるのではないでしょうか。 実際に、ヒトラーもムッソリーニも織田信長も、秦の政(始皇帝)も項羽も、独裁者と呼ばれる人物達の組織は最終的に破綻しています。 項羽においては折角、氾増というチェック機能が存在したのに、その機能を利用しなかった。 だから、滅んだのだと思います。 そう、考えると三権分立のように、相互監視機能を働かせる何かというのは必ず必要なのではないでしょうか。 最近ではライブ○アの社長さんも・・・ この独裁の香りを漂わせています。 ブレーンの意見を聞かなくなったとき・・・ あの会社が倒れる時のような気がします。 N企画 山ごもり |