おくのほそ道を書く  現代文と共に

    著者 加藤泰玄   定価 (本体2,200円+税)
    B5判 116頁        ISBN978-4-8195-0349-5



   江戸時代の俳諧文学は、美と心の和を17文字で表現し、芭蕉を頂点とし
   て開花しました。日本文学史上屈指の紀行文『おくのほそ道』は今でも私
   達の心を魅了し続けています。俳句と本文を一体化し、紀行の原文と現
   代語訳を見開きで並べ、手本として文字を書きながら名所旧跡の風景や
   当時の人々の心情を、現代人にも親しまれるように編集しました。これに
   より其々の句の誕生の由来が鮮明となり、その状況に即した句本来の魅力と芭蕉の優れた詩情を
   堪能することができます。