ねもママの

夏空世界


育児ワールド2

 夏空10ヶ月になりました。
 気が向くと、一人で何もつかまらなくても立つことがあります。まだ一歩はでません。
 外遊びのとき靴をはかせることがあります。最初の靴のサイズは11.5cmです。
 水遊び用にビキニを用意してあげようと思っていますが、小さいサイズは意外と見つかりません。80cmくらいのお手頃価格のビキニ、見つけましたら教えてください。ハワイでも行ったらたくさんありそう。
INDEX

夏空7ヶ月

ちびパラ おっぱいごっこ
おっぱい夏空8ヶ月 ばあちゃんのおっぱい 知恵熱
出す。並べる。しまう。    
     

夏空7ヶ月

   
   7ヶ月の夏空は今つかまり立ちに夢中。何でもかんでも誰でも構わずつかまる。
 先日、陽子の友達がもうすぐ2歳になる男の子を連れて遊びに来たのだが、夏空はその男の子につかまって立ってしまった。つかまられた男の子はどうしていいか分からず、少しずつ後ろへ下がる。夏空は必死でつかまる。男の子は後ろへ下がる。
 こんな調子だから毎日ひっくり返ってゴツンゴツンと頭をぶつけている。これで頭がよくなるのかわるくなるのか、答えは20年後くらいにわかるだろう。楽しみである。
 
       

ちびパラ

   
   さて、ちびぱらってなんでしょう?歩いて10分のところに見つけたその名も「ちびっこパラダイス」!!まさに子どもたちの楽園。以前散歩をして見つけたのだが、その日はたまたま休館日でガラス越しに覗いただけだった。気になっていたので天気のよかったある日の午前中、家事もそこそこ、ベビーカーに夏空を乗せ、お散歩お散歩。ログハウスのその中はロープなどでできた文字通り子どもの楽園状態。夏空は、自分より大きいお兄ちゃんやお姉ちゃんが遊んでいるのに興味があって、そばに近づく。広い床を思いきりハイハイできて、さぞ満足だったに違いない。
 この施設、市が作ったもので無料で利用できる。夫婦二人に子どもの家族だと、どうしても普通の日の昼間は子どもとママ二人きりになる。これが毎日だとほんとうに滅入る。外出するにも月齢が低いほど、おむつ換えや授乳のことを考えると、かなり用意周到、準備万端でいかなければならない。歩いていける距離にこういう施設があるのは本当にありがたい。お天気のいい日にまた来ようね。
 
     
  おっぱいごっこ    
    ある日、助産婦さんにおっぱいマッサージをしてもらいに行ったら、そこで2歳の女の子に出会った。その女の子は今もママのおっぱいを飲んでいる。
 女の子は、近くに置いてあったちょうど生まれたばかりの赤ちゃんくらいの大きさのお人形を見つけると、自分のシャツをめくり上げ、おっぱいのところにお人形の口を近づけて「ちゅうちゅう」と始めたのである。途中でちゃんと右と左のおっぱいを交換した。
 ああ、おっぱいごっこしてるんだ!!
 びっくりしたと同時に感動した。そうか。2歳になるとおっぱいごっこができるんだ。ぜひ夏空がおっぱいごっこをしているところが見たい。そう思うと2歳まではおっぱいを飲ませるぞと思った陽子であった。
 
       
 おっぱい夏空8ヶ月    
   最近は半日くらいおっぱいをあげないこともある。夏空もそんなに頻繁にほしがらないし、陽子のおっぱいもすぐ張るようなことがなくなったからだ。夏空の飲む量より多くおっぱいが作られてしまい、搾乳(さくにゅう、おっぱいをしぼること)していた日々がうそのような快適なおっぱい生活である。
 つらいことと言えば夜中の授乳だろうか。夏空は夜中の授乳はまだ数回ある。日によっては1時間おきということもあり、昼間よりも多いくらい。さすがにそんなとき陽子は翌日がつらい。ミルクの子は比較的夜中の授乳は早いうちになくなるらしい。育児書にも生後4、5ヶ月で夜中の授乳はなくなると書いてあるが、そんなことは決してないということを身をもって体験しているこのごろである。
 ハイハイ、つかまり立ちができるので、おっぱいを見せるとハイハイしてきてパクッと乳首をくわえる。最近はどんな格好でもおっぱいが吸える。これが意外におもしろい。早いうちにおっぱいを止めていたら味わえなかった楽しさである。
 
       
  ばあちゃんのおっぱい    
  陽子が病気になった。夏空の世話ができないので、急遽夏空のおばあちゃんにヘルプを頼み、来てもらった。一番症状の重いときはおっぱいあげるのに抱っこするのも大変で、陽子は思わず
陽子「おばあちゃんにおっぱいもらって!」
 するとおばあちゃんはおもむろにおっぱいを出し、夏空に見せた。夏空はじっとばあちゃんのおっぱいを見つめ、手を伸ばした。が触らずにひっこめた。そのうちぷいっとそっぽを向いてしまった。
 違うのが分かるのかなあ。おっぱいなら何でもいいわけじゃないらしいということが分かり、夏空はかしこくなったものだと妙に感動したばあちゃんと陽子であった。
 
       

  知恵熱

 
 

 知恵熱とはよく言ったものだ。熱を出した後、必ずかしこくなる。それまでできなかったことができるようになったりして、親をびっくりさせる。夏空だけではないらしい。同じくらいのお子さんがいる友達に話すと「そうだよね。うちもそうなの。」ともりあがった。
 このあいだ熱を出したときは、それまで何度もトライして失敗していた「ストローで飲み物を飲む」というのが突然できるようになっていた。熱があって水分をあげたかったので試しにあげてみたら、ちゅーちゅー吸うではないか。子どもが病気だというのに親はうれしくてビデオカメラにおさめてしまった。
 それから後ろにつかまって押すところが付いている車。これにつかまって歩くことができるようになった。熱があるとハイになっているのか、夜中とにかく寝なくて、遊び続けていることがある。親のほうはとっくにお休みの時間で、意識もうろうと夏空に付き合っているのだが、そんなときに上手に車を押しながら歩けたりすると、親もハイになる。またまたビデオを持ち出して撮影したりする。夜中になにやっているんだろうね。この親子。
 こうやって、熱を出すたびに子どもは一歩一歩成長するのかと、昼寝をしている夏空をかたわらに、感慨に浸る陽子であった。

 
       
出す。並べる。しまう。  
   最近夏空お気に入りのおもちゃがある。丸いハンドボールくらいの大きさの球状のプラスチックに、丸、三角、四角、星型など形の違う穴が10個ほど開いている。それぞれの形に合うパーツを穴から入れるという知恵を使うおもちゃ。
 もちろん夏空にはまだそんな知恵はない。入れたパーツを取り出すためのフタがあるのだが、夏空はまずそのフタから中に入っているパーツを1つずつ取り出す。そして並べる。全部並べ終わると、今度は1つずつまたフタから中へしまう。全部しまうと、また1つずつ取り出す。
 一人でおとなしくしてるなと思うと、このおもちゃで永遠と遊んでいる。大人にはあまりおもしろそうな遊びではないが、夏空にはとてもおもしろいらしい。本来の遊び方とはちょっと違うけど、夏空なりの遊び方があってもいいかな。
 親にとっては、そんなふうに一人で無心に遊んでいる夏空を見ているほうがずっとおもしろい。
 
       
       
       
       
       
       
       
       
       
 

育児ワールドは続きます。お楽しみに。
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1999年5月9日作成       作:ようこ