としお
と
ようこ
が
よーろっぱへいきました
1997年 夏
いでたち
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アクロポリス神殿(ギリシア・アテネ)
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公園(ギリシア・アテネ)
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←基本型(通常の格好)
夫
短パン,Tシャツまたはポロシャツ,素足にサンダル
妻
ショートパンツ,Tシャツまたはポロシャツ,ソックスにサンダルまたはスニーカー
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ローザンヌ連邦工科大学(スイス)
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応用型
(できる限りのおしゃれ)
→
夫
チノパン,ポロシャツ,ソックスにスニーカー,めがね
妻 パンツ,ポロシャツ,ソックスにスニーカー
持ち物あれこれ
あってよかったもの
携帯用ナイフ
基本的な食事は外食になるが,朝食のついていないホテルに泊まった時の朝食や移動中の列車の中などでは,果物や野菜を買い込んで食べた.よく食べたのはピーチ,トマト.とくにピーチはいろいろな種類を1つずつ買って食べくらべを楽しみました.列車の中では多少果物の甘い香りが車両中に広まるけれど,そんなのは気にせず食べまくった.
ビタミン剤
効果のほどはよく分からないが,野菜不足が気になるので朝晩飲んだ.気分的にはずいぶん役に立った.
南アルプスの天然水500mlペットボトル2本
出発前夜の思いつきで購入.水筒代わりに使わせていただいた.現地では500mlより経済的な1.5lを買い,2本のペットボトルに移してそれぞれのディパックへ.軽いし,なにより丈夫.ヨーロッパのペットボトルは華奢なものが多かったので.これは日本から持っていって正解だった.旅の終盤,スイスで比較的丈夫なペットボトルが手に入ったので,1つを交換した.これまでの活躍を惜しんで,新旧のペットボトル一緒に記念撮影.
いらなかったもの
帽子(夫)
普段かぶらないせいか,ほとんど使わなかった.
ワンピース(妻)
レストランに行くこともあるかも・・・と思い,しわにならなくて小さくたためるコンパクトなワンピースを持っていったが,一度も出番はなかった.自分たちの旅で,そのようなレストランに行くはずがなかったと気づいたのは出発してからのことだった.
なくしたもの(なくした場所)
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フィレンチェ ここまではサングラスがあった…
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度付きサングラス(フィレンツェのどこか)
旅行のためにウン万円もかけて作ったのに,2週間でなくした.かわりにめがねに取りつけるタイプのものを購入.
(でも,あまり気に入らなかったらしくほとんど使っていなかった.)
彼がサングラスをなくした時間は,ちょうどフリータイムで,お互いそれぞれ好きなことをしようということになっていた.私はホテルにもどって,のんびり昼寝をするつもりだったのに… 彼があとを追うようにもどってきて一言「サングラスなくした」.結局フリータイムはサングラス探しに費やされたのだった.
予防策
使わない時に,シャツの胸のところに引っかけていたので,いつかなくすのではないかと思っていた矢先のことだった.気づいた時に一言言っておけばよかったな.不必要な時,首に掛けておけておけるようにできるひもを買っておけばよかったかも.
化粧水(たぶんチューリッヒのホテル)
日焼けには気をつかっていたが,乾燥した気候のせいか肌荒れが気になり,インターラーケンのCOOPで買ったもの.結構気に入っていたので残念.
予防策
かばんに入れたつもりでいたので,どうしてなくなってしまったのかわからない.ほとんど新品だったのだけど,今ごろどこにあるのやら...
シンガポールのホテルのバウチャー(なくした場所はアテネのホテル)
なんとアテネ(旅の出発地)のホテルのチェックインの際,間違えてシンガポール(旅の終着地)のホテルのバウチャーを渡してしまった.気づいたのはアテネを離れて数週間後.手元に残っているのはアテネのホテルのバウチャー.アテネのホテルに,シンガポールにバウチャーを送ってくれるようファックスを出したり,日本の旅行代理店に問い合わせたりで,大変だった.
最悪の場合は,シンガポールで再び料金を払うことになる.覚悟を決めてシンガポール入り.ホテルに着いてみると,アテネから郵送でバウチャーが,日本の旅行代理店からバウチャー控えのファックスが届いており,二人してフロントで大喜び!
もらったもの
世界陸上97アテネ大会開会式のチケット1枚(アテネ・オモニア広場にあったチケット売り場)
旅行初日がちょうど開会式.場所は20人ほど並んでいるチケット売り場.開会式のチケットが売り切れだということは,私たちの前に並んでいる人たちのやりとりを見ていてわかった.100メートル決勝の日のチケットでも買えれば幸せというつもりで並んでいた.
ひとりの女性が私たちのところへ寄ってきて「これからチケットを買うのか」と聞いてきた.ダフ屋かと思ったが,多少高くても開会式が見られるのならラッキーだと思った.ところが,彼女は「私はコーチで,全日のチケットを持っているが,今日は行けないのでどうぞ.」
一枚の開会式のチケットを手に,私たちはしばし呆然.一緒に列に並んでいた人たちがおおさわぎ.「そのチケットは貴重だ」とうらやましがられた.そのコーチはなぜたくさん並んでいる人たちの中で,私たちにチケットをくれたのだろう.なぞです.
さて,1枚のチケット,どうしたかって!彼が行きました.私はテレビで見ていました.
初版 1997年10月17日(公開 1998年1月8日)
Ver.1.1 1998年1月26日
作:ねもと ようこ