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第7回 AdvanceMAME をコンパイルする。

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アーケードエミュレーターを作ろう!

Blit Effect、Rgb Effect、Scale2x Effects といった様々なビジュアルエフェクトを標準でサポートするオープンソースなマルチアーケードエミュレーター「AdvanceMAME」をMacでコンパイルして動かしてみましょう。コンパイルするといってもターミナルから"make"と打ち込むだけの簡単な作業ですのでOSX10.3以上をお持ちのユーザーは一度自分でコンパイルしてみてはいかかでしょうか。

今回のコンパイルの作業につきましては、いつもMacMAME Unofficial を提供してもらっている はお氏に色々と小技を教えて頂きました、この場を借りて深く感謝いたします。<(_ _)>

ではまず下準備から始めましょう。

 

コンパイルの作業には MacOSX 10.3 以上と Xcode が必要です、まだ持っていない方はOSのアップグレードと Xcode Tools のインストールを行って下さい。

次に各オフィシャルサイトから最新のソース「advancemame-0.81.1.tar.gz (10.9MB)」「SDL-1.2.7.tar.gz (2.3MB)」「freetype-2.1.8.tar.gz (1.2MB)」をダウンロードして下さい。

■ Advance Projects
 
http://advancemame.sourceforge.net/
■ SDL サイト
 http://www.libsdl.org/
■ The FreeType Project
 http://freetype.sourceforge.net/

 

ファイルを解凍したら自分の「ホーム」フォルダーの中に入れます。何でホームに入れるかと言うとターミナルでの入力が楽だからです。

これから説明していくローカルネームには分かりやすいよう

 コンピュータ名:nekocan
 ユーザー名  :jazzin

…と付けられていますが、この部分はそれぞれのユーザ名に置き換えて参照して下さい。

 


/usr/local/binにパスを通す。

初めてコンパイルするという人は前回 FCEUltraをコンパイルした時のように「パスを通す」という作業をしないといけません。

ターミナルを起動して
リストを表示するコマンド、

nekocan:~ jazzin$ ls -a

と入力します。

これは「不可視ファイルを含めた全てのリストを表示する」ってコマンドです。

 

「ホーム」フォルダーの中身がずら~っと表示されました。この中に「.bash_profile」というファイルがあるか確認して下さい。ない場合は…

nekocan:~ jazzin$ echo "export PATH=/usr/local/bin:$PATH" >.bash_profile

と入力してリストを再表示します。するとリストに「.bash_profile」が現れました(ー緑線)。
これでパスが通った事になってるようです。

 


SDL-1.2.7とfreetype-2.1.8をコンパイル。

コンパイルに掛かる時間はハードによって異なります。
途中で「Error」と出なければ成功。

次にソースの状態のSDLをコンパイルしましょう。ターミナルから「SDL-1.2.7」フォルダーに移動し、configureを実行

nekocan:~ jazzin$ cd SDL-1.2.7
nekocan:~/SDL-1.2.7 jazzin$ ./configure

と入力します。(約2分くらい)
次は makeを実行

nekocan:~/SDL-1.2.7 jazzin$ make

と入力します。(約7分くらい)
次はインストール

nekocan:~/SDL-1.2.7 jazzin$
sudo make install

と入力、すると Password: と聞かれるのでMacにログインするとき入れるパスワードを入力します。(約30秒くらい)

「freetype-2.1.8」も同じようにconfigure~makeしてインストールして下さい。

これでSDLのコンパイル&インストールは完了しました。ターミナルを終了します。

 


AdvanceMAMEをコンパイル。

次は本題のAdvanceMAMEのコンパイル。
ターミナルを起動して「advancemame」フォルダーに移動し「configure」を実行

nekocan:~ jazzin$ cd advancemame
nekocan:~/advancemame jazzin$ ./configure

と入力します。(約1分くらい)
「configure」が終わったら「make」を実行

nekocan:~/advancemame jazzin$ make

と入力します。(約1時間くらい)

正常にコンパイルできればadvancemameフォルダの中に「advmame」という実行ファイルのエイリアスが出来上がります、これでエミュレーターの完成です。
簡単ですね(^^;。

出来上がったら「advmame」という実行ファイル(エイリアスではなくオリジナルの方)以外のソースはもう必要ないので捨ててしまってもかまいません。

 


AdvanceMAMEを起動!

では実際にAdvanceMAMEを起動してみましょう、ターミナルを起動して「advancemame」フォルダーに移動し「advmame」を実行します。

nekocan:~ jazzin$ cd advancemame

nekocan:~/advancemame jazzin$
./advmame

入力すると created with all the default options.というメッセージとともに設定ファイル「advmame.rc」が出来上がります。

 

どこに設定ファイル「advmame.rc」が出来たかというと…

ホームフォルダーの第一階層に「.advance」という不可視フォルダーが新たに作成され、その中に作成されます。何でまた不可視にするかな…(-_-;

とりあえずこの「.advance」フォルダを開いて下さい。

ターミナルから

nekocan:~ jazzin$
open .advance

と入力すると不可視のフォルダを開く事ができます。

 

「.advance」フォルダを開いたら、その中にある「rom」フォルダにMAME用のROMイメージを入れます。(zipのままでOK)

今回は試しにファンタジーゾーンのROMイメージ「fantzone.zip」を入れてみました。

ターミナルを起動して「advancemame」フォルダに移動し「./advmame ROM名」を実行します。

nekocan:~ jazzin$ cd advancemame

nekocan:~/advancemame jazzin$
./advmame fantzone

 

AdvanceMAMEが起動しゲームが正常に動作すれば成功です。使い方はMacMAMEと大体同じやり方で操作する事ができます。

 

*AdvanceMAMEの詳しい説明や使い方などについては付属のドキュメントをご覧下さい。

 

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