『ここしばらく北海道本来の元気がなくなってきている。どうしたら元気を回復させられるだろうか?
そのために、私たち北海道住民が自ら考え、行動を起こさなければ・・・。
そう気づいた私たち自身が問題提起をすることによって、まずは私たちの周りの人々を巻き込み、
その輪を徐々に広げて行くためにも、とにかく今、何かを始めよう。』
そう考えた仲間が集まって、継続性のある連続シンポジウムを開催する
「ナチュラブ・北海道」を設立いたしました。
Nature、Natural(自然、自然のままの飾らない、ありのままの、生まれつきそなわっている)を
Love(愛する)というイメージと、私たちの北海道を組み合わせて、
私たちのグループを「ナチュラブ・北海道」と命名いたしました。
北海道の自然を愛する、あるがままの北海道を生かして元気を取り戻したい。私たちはそう思っております。
皆さまにもこの名から自由なイメージを膨らませていただき、
そしてご一緒に考え行動していただきたいと願っております!
でも、北海道を元気にする、北海道を愛することの手段としてなぜ政治的なシンポジウムの開催につながるのか、と思われるかもしれません。私たちは特別に政治に関心を持っているわけではありません。
でも北海道のこの元気の無さ、閉塞感は、元を辿っていけば政治に行き着きます。
経済不況も福祉の不安も、教育も環境もエネルギーなどもみんな政治の問題でしょう。
それならば、いっそのこと政治から逃げないで、普通の人が普通に政治を語れるように、
私たちの生活の根本をなす政治を日常的に語る舞台を、
私たちのような普通の市民が気軽に話せる場として設けましょう。
その場で、私たちの住む北海道の地方自治について話し合うことを始めましょう。
そして、今まさに時代の要請で、政治の場や行政の場に普通の市民が登場し活躍していますので、
そういう政治家や行政担当者と一緒に自分たちの住む北海道を考えることを始めてみませんか?
私たちは、普通選挙権を持ち自分の意見を表明する権利を保障されています。
でも、その権利を行使せず、権利の上に眠っているだけでは、
私たちの力を、政治を変える本当の力を発揮することはできません。
私たちは、まず北海道の政治を考え変えていくことによって、北海道の元気回復を図りたいのです。
そして、その一翼を担いたいのです。
以上のような経緯で、私たち「ナチュラブ・北海道」は、
連続シンポジウム”北海道の明日”シリーズを計画いたしました。