立体裁断によるジャケット（試作品）
立体裁断で初めて作ったジャケットの試作品。２年前くらいに作ったものですが，このパターンを使って作ったジャケットは手元にないので試作品を紹介します。 後のあきはセンターベンツにした。できるだけ手縫いの部分を少なくするために写真のような作りにした。裏地が見えすぎているような気もしますが，どうでしょうか？

肩の部分にダーツをいれてみたが，もう少し深くてもよかったかなと思い現在のパターンは修正されている。
アイロンがけを十分に行っていないのでしわが目立つが，タイト目の形が格好いいジャケットにすることができた。肩はパットを入れる予定だったのでいせをたくさんとっている。そのためこの試作品ではよれて見えるが，パットを入れるといい感じに膨らむ。比翼あきにしてみましたが，クールな感じになったのではないかと自画自賛しています！袖は二枚袖で，少しフレアーが入っている。
ジャケット制作に関しては「ロックなミシン」のゆうちさんの影響を多大に受けている。本格的にスーツを作るとこんなにも奥が深いのかと感心させられた。まだまだ奥が深いジャケット制作。今の目標は，カチッとした本格的なスーツを格好良く作ることである。ただただ精進あるのみ！
テーラードカラーの部分が一番こだわったところ。襟の付け根の位置を肩の方に思いっきり上げた。返しの部分は大きめにとった。襟の返りがスッキリしなかったのでここはもっと研究したい。