『アンテナ』
2004-01-11
『アンテナ』を観てきました。
精神異常や異常性欲(簡単にいうと普通じゃない人)の感覚ってやっぱりわからないですよねぇ
僕が思うに宗教に頼る人と精神異常の人って類似していると思います。
『NIGHT HEAD』で言っていたけど宗教とかが崩壊した後残った人は「次に頼れるものを探すだろう」ってフレーズが好きです。
結局頼るものを自分以外に求めること自分以外が違うものってのがこれら類似したものに思える。
『アンテナ』で母親が真利江のためにのめり込む宗教と裕弥の「真利江が帰ってくる」っていう発作がそれぞれ類似したものって感じかな。
そんなこと嫌がる祐一郎
それらに立ち向かう為の研究
研究のために向かうS&Mクラブ
そこで出会うマスター"ナオミ"
S&Mのシーンで本当にこんなことされて自分が満足しているのだろうかって思います
それで満足するから異常性欲者なんですけどね
ちなみに個があるかぎり人のすること人の満足や快感はその人にしかわからない、だからみんなが異常性欲者って意見もあるけど。
この映画を観て思ったことは監督はもしくは脚本とかを作った人は、フロイト信者かなって感じました。
心理学者においてフロイトとユングは、同じようで考え方の根本がちょっと違う。
この映画は、フロイト的な感覚でした。

そうそう、この日は舞台挨拶があって出演者と監督が来ていたんだけど並んでいる時に面白い会話がありました。
シチュエーションとしまして目の前に親子なのか友達同士なのかわかりにくい女性の二人組みがいました。
僕の後ろの人達がその二人は親子か友達かについて話しているとき
「二人似ているから親子じゃない?」
「普通親子でこんなところ(舞台挨拶)にはこないでしょう。」
「いや(加瀬さんの)ファンなら来るんじゃない、
かっせ〜!かっせ〜!(野球の応援の様に)
って言いに」
「言わねぇよ!!」
結構この会話は、僕のツボに入りました(笑)。

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