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第1章
「純福音」に対する理解
「純福音」とは、新しい福音とか理論ではなく、聖書に記されている御言葉をあるがまま受け入れる純粋な福音である。「純福音」は聖書の御言葉をどうすれば神様の本来の意図通り理解して、生活に適用されるのか、というところに関心を集中している。すなわち、神様の御言葉をあるがまま信じて行うことによって、福音の純粋性を保持して、その力を回復させようとするのである。
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II.
純福音の七大信仰の基礎
1. ガルバリの十字架の信仰
純福音の信仰は、イエス・キリストが私たちのため血を流し死なれたこと、そしてよみがえられたことによる救いを信じ、受け入れることによって得られる新生の福音、すなわちガルバリの十字架の信仰である。このガルバリの十字架の信仰は、福音の中心であり、純福音信仰の基層であり、出発である。
2. ペンテコステ聖霊充満の信仰
純福音の信仰は聖霊満ちた初代教会の信仰を今日、われわれの信仰生活に再現させようとする信仰である。
3. 地の果てまで宣べ伝える信仰
イエス様の十字架の贖いを通して生まれ変わり、聖霊の力を十分に受けた信徒は、自然に自分が体験した福音を他の人に伝える信仰をもって成長する。
4. 善き神様を信じる信仰
純福音の信仰は、このようにわれわれに救いと祝福を与えてくださる善き神様、愛の神様を徹底的に信じる信仰である。
5. 病を背負っていらっしゃるイエス様を信じる信仰
純福音信仰は、今日にもイエス様がわれわれの罪だけではなく、病もあがなってくださったことと、その恵みを今も与えていらっしゃることを確信し、これを実践する信仰である。
6. 再臨するイエス様を信じる信仰
純福音の信仰は、聖書に記されている新天新地と永遠の国を望み、現在を生きている間、最善を尽くし主を仕えようとする終末論的信仰である。
7. 分け与える信仰
分け与える信仰とは、神様から受け取った祝福をまず神様に捧げ、また隣人に分け与え、救済する信仰を言う。
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