ルルドの聖母
我らのために 祈りたまえ
(神田教会中庭のルルドのマリア様)
ルルドの聖母御出現
聖母マリア様は 1858年南フランスのピレネー山脈の山麓にある町ルルドで
当時14歳の貧しい少女ベルナデッタに現れました
「私は無原罪の御宿りです」と名乗られ 「罪人のために祈りなさい」と言われました
そのしるしとして 多くの奇跡がありました
特に聖母に言われた所を掘ってみると泉が湧き出てきました
マッサビエル洞窟内部には有名なマリアの聖堂があり その泉から湧き出す「聖なる水」で
病気や身体の障害が治るというので 非キリスト信者も含めて
毎年数百万人にのぼる巡礼者が世界中からこの地を訪れるそうです
ベルナデッタの生涯 | |
1845年 1月 7日 :ルルドに生まれる 同年1月9日 受洗 1858年 2月11日 :4月7日まで18回にわたり聖母の御出現の恵みを受ける 1866年 7月 7日 :ヌヴェール愛徳修道会の本部修道院に入会する 1866年 7月29日 :着衣式 同年10月25日 :初誓願 1878年 9月22日 :永久誓願 1879年 4月16日 :帰天 1933年12月 8日 :列聖 ( 「無原罪の宿り」の祝日にローマ法王ピオ十一世により 聖女に列せられる) |
聖ベルナデッタは今もフランスのヌヴェール・サンジルダール修道院聖堂に安置され眠り続けています
絶えざる御助けの聖母像
(神田教会聖堂正面左側の聖母像)
絶えざる御助けの聖母像
この聖母子の像は日本では珍しいものです
この聖像のもとになったものは クレタ島において制作されたイコンでした
このイコンの前で祈った人々に 多くの奇跡があらわれました
このイコンは15世紀にローマに移され 現在も聖アルフォンソ聖堂に保管されています
絶えざる御助けの聖母画
聖母の手を両手で握っている幼子の姿は
聖母子の絆の深さを表し 脱げ落ちそうになっている
サンダルは 私たち人間の弱さを象徴しています
(詳しくは トップメニューの「神田教会の聖母」を
ご覧ください)
使徒聖ヨハネ像 (聖堂正面左側) |
聖アンナと 幼子マリア像 (聖堂正面右側) |
聖ヨぜフ像 (聖堂正面右側隣) |
聖ヨハネは十字架上のイエス・キリストから 「ごらんなさい、この婦人はあなたの母だ」と聖母マリアを委ねられました。 (ヨハネ19:26−27) また、ヨハネは後にキリストの教えを伝えるために福音書を書きました。 このヨハネ像は鷲がくちばしにインク壷をくわえ、ヨハネの執筆を助けている姿で表されているところに、特徴があります。 |
聖アンナはマリア様のお母様です。 聖アンナは幼子マリアに聖書(巻物の形になっている旧約聖書)をひもといて教えています。 両親の祈りと模範によって、子供たちに信仰を伝える事の大切さを語りかける御像です。 |
聖ヨゼフはマリア様の夫として幼子イエスの保護者となるために選ばれた方です。 胸元にある百合の花は、マリア様の夫として選ばれたしるしを表し、斧を手にした姿は、大工という職業そして勤労の尊さを表しています。 労働者の祭典と言われるメーデは勤労者聖ヨゼフの祝日(5月1日)が起源となっているのです。 |
Laudate
Dominum Omnes
Gentes
すべての 民よ、主を 賛美せよ
イエス・キリストは「わたしたちの父の家は全ての人々の祈りの家」と語られました。
そのキリストのことばを大切に、神田教会聖堂は神様との出会いを求めて祈る
すべての人々をお迎えいたします。