シンスプリントの原因と対処 シンスプリントとは、脛骨過労性骨膜炎といわれ 下腿内側の下方1/3付近の 激しい運動痛や圧痛を主訴とする障害です。 一般的には ランニングなどの下肢の運動によって下腿の筋肉が酷使され 脛骨の筋付着部で炎症を起こしたものとされています。 治療には 患部の冷却と下腿筋の安静が必要とされています。 下腿筋のマッサージなどを行うと効果的です。 シンスプリントの原因の大部分は下腿筋の酷使なのですが 症状の改善および再発防止のためには なぜ、下腿筋が酷使されているのか? を、考えながら 前傾姿勢の強いフォームの改善や 背筋、腹筋、および下肢全体の筋力アップなど 全体的な練習メニューの再構築が必要です。 両側に発症しているものは 下肢帯(腰椎、骨盤、大腿骨)周囲の筋力不足が原因です。 坂道や階段ダッシュなどの 高負荷ラントレーニングを行いましょう。 背筋の筋力トレーニングと 両側同時の大腿四頭筋ストレッチが必要です。 片側に発症しているものは 競技種目やポジションなどにもよりますが 動きの偏りが原因です。 逆走や逆振り、逆サイドでのプレイなどの 逆動作トレーニングを、最後に少し行いましょう。 健側のハムストリングスストレッチと 患側の大腿四頭筋ストレッチが必要です。 脊柱骨盤矯正などにより短期間での改善が望めます。 お気軽に、お問い合わせください。 |