腱鞘炎の原因と対処 腱鞘炎とは 腱を覆う腱鞘が炎症を起こしたものです。 指や手首など、よく動かす関節ので発症します。 無理な姿勢や角度での作業を控え 指、手首、肘などの関節部の腱や腱鞘に 負荷を掛けないようにすることが大切です。 できれば、休憩を入れながら作業しましょう。 腱鞘炎の治療は、患部の冷却と安静が基本です。 関係する筋肉の疲労を取り除くことも大切です。 筋肉や腱や腱鞘を正しく整えてから 湿布やサポーターなどを装着しましょう。 腱鞘炎は一度よくなっても すぐにまた痛みが再発することが多いです。 再発を予防するためには 作業姿勢などの原因を改善する必要があります。 腱鞘炎用サポーターの着用は 患部の安静固定だけでなく、作業姿勢の改善にも効果的です。 腱鞘炎用サポーターは 指や手首の動きを抑制して患部の安静を保つものです。 同時に、肘や肩に動作を分散させることで 身体全体での作業動作や姿勢を学ばせてくれます。 最初は少し動きにくく感じますが それだけ不自然な状態で作業していたということです。 腱鞘炎用サポーターによって指や手首が自然な角度に保たれ その角度に合った肘や肩の動かし方や姿勢が身に付いてきます。 作業動作の負荷が指や手に集中することが無くなり 腱鞘炎が解消され、再発しにくくなります。 よく似たものに狭窄性腱鞘炎があります。 炎症によって関節付近の腱が肥厚し 腱鞘に引っ掛かってしまうものです。 バネ仕掛けのような動き方になることから バネ指とか弾発指などとも呼ばれています。 治療は、外科手術が一般的ですが 患部の安静と長期間のアイシングによって 肥厚が減少し、弾発症状が軽減、消失する場合もあります。 慢性化した腱鞘炎には 首や肩の歪み、上肢の捻じれの調整など 上半身への全般的な施術が必要です。 また、骨盤矯正なども含めた全身調整により 作業姿勢の改善や修正などを行うことで 発症を抑え、再発を予防していくことができます。 お気軽に、お問い合わせください。 |