整体受療の頻度や期間について 骨盤矯正、骨格矯正など 全身整体の受療頻度や回数、受療期間は 現在の病状や障害程度、施術時期や目的によって 大きく変わってきます。 ぎっくり腰などの急性腰痛症の場合では 受傷後3日以内に受療されれば 施術回数は3から5回 施術期間は1週間から10日程度で 治癒することがあります。 受傷後3日以上経過したものなら 施術回数は5から10回 施術期間は2週間から1カ月程度で 治癒することがあります。 産後の骨盤矯正の場合では リラキシンの影響が残っている産後2カ月までは 関節自体が緩んでいるため 骨盤矯正は特に必要ありません。 骨盤矯正を受療されても、数分から数時間で 元の緩んだ状態に戻ってしまいます。 関節が固まる産後2カ月半から3カ月目にかけて 受療されれば 施術回数は週2回 施術期間は4から6週間程度で 施術が完了することがあります。 受療期間中は骨盤ベルトなどで固定しながら 骨盤に捻じれや歪みの負荷をかけない様に 姿勢や動作に注意していただくように お願いしています。 産後3カ月以上経過して 関節が落ち着いてからの受療は 一般的な骨盤矯正、骨格矯正施術に準じます。 一般的な 頭痛、肩こり、側弯症、腰痛、外反母趾などの 各種症状の改善を目的にした 骨盤矯正、全身整体の場合では 病状や障害程度、施術時期や目的等によって 大きく変わってくるので 目安となる期間や回数は特にありません。 身体を機能的に見れば 上肢、下肢、体幹などの 可動域の変化が現れてくるのは 受療直後に感覚上の明確な相違感が得られます。 しかし 生活習慣や日常動作の改善が伴わなければ 数時間から数日で元の状態に戻ってしまいます。 身体を構造的にみれば 骨や靭帯、筋肉などに 構造的な変化が現れてくるのは 歯科における歯列矯正と同じように 数カ月から数年の時間経過が必要になります。 その間、身体を整えておかなければなりません。 各症状の原因が 機能的なものか、構造的なものか、によっても 症状の解消までの期間が異なります。 機能的改善と変化の習得が目的なら 施術回数は週1回程度 施術期間は数週間から数カ月程度で 施術が完了することがあります。 構造的改善と変化の定着が目的なら 施術回数は週1回以上 施術期間は数カ月から数年程度で 施術が完了することがあります。 矯正整体施術の受療期間中や施術完了後の 身体の機能的構造的な変化を維持するためには 生活習慣や日常動作の 意識的な自己管理が必要になります。 わかりやすく言えば 整体受療は 各種の学習教室やスポーツスクールの受講と 同じようなものです。 日常ストレスの解消などを目的とするなら 数週間に1回の受講でも効果的です。 心身の変化の習得や定着を目的とするなら それなりの頻度と期間が必要になります。 最初は詰めて変化を促し 後はゆっくりと馴染ませていくことです。 お気軽に、ご相談ください。 |