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 骨盤体操について





骨盤体操とは

骨盤のゆがみを整えることを目的として行う体操です。



腰や脚を曲げたり伸ばしたり捻ったりすることで

骨盤に矯正的な力を加えて、ゆがみを整えていくものです。





書籍やインターネットでは、様々な方法が紹介されていますが

骨盤の動きの特性など、基本的なことを理解していれば

無理な運動や窮屈な姿勢などを特別に行う必要はありません。



たとえば

椅子に座って足を組んでいるだけで骨盤は矯正されます。

もっと単純な方法なら

横向きに寝ているだけでも骨盤は自然に矯正されていきます。







骨盤体操で大切なことは

骨盤のゆがみの方向を正しく把握し

ゆがみを矯正する方向で運動していくことです。



前後左右に均等に運動することは健康的で正しいことなのですが

骨盤矯正という意味においては、あまり効果的ではありません。






骨盤のゆがみとは

専門的には、仙骨と腸骨の関節の捻じれのことです。


「右の骨盤が下がっている」 という言葉は

「右の腸骨が仙骨に対して下向きに捻じれている」

ということです。


言葉のイメージでは

骨盤の右側が下がって傾いているだけのように思いますが

本当の形状は右の腸骨が下向きに少し回転しながら

骨盤全体が捻じれているのです。






いろいろな体操があり

たくさんの動きや姿勢の型が紹介されています。


それぞれに、なぜこの動きをするのか?

この姿勢は骨盤にどのような方向で力を加えているのか? など


骨盤自体のゆがみの特性や運動の方向性などを理解することで

より効果的で即効性のある骨盤体操が行えると思います。