夜汽車で ぽっぽ
揺られて ぽっぽ
大阪来たのが 十八で
訛りに泣いて 仕事に泣いて
道頓堀の 橋の上
揺れる明かりを ながめてた
それは昔の 昔のことなのさ
恋して きゅんきゅん
愛して きゅんきゅん
浪花娘が 恋女房
今じゃ言葉も 大阪訛り
心斎橋から 難波まで
腕組み歩いた 若い日が
今も浮かぶよ 浮かぶよこの胸に
涙が ぽろり
うれしゅて ぽろり
可愛い女房と 子がふたり
明日に夢かけ 大阪暮らし
一日一生懸命 精一杯
やってみなよと 笑ってる
通天閣に 今宵も灯がともる
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