桜の並木を あなたと歩く
ふれあう肩先 恥じらいながら
やさしい春雨 ふたりを濡らし
真っ赤なシグナル 急いで渡る
あなたの背広を 私の肩に
温もり抱かれて 香りに酔って
こころゆらゆら ゆれてゆらゆら
雨もほほえむ ふたりの恋に
黄昏色した 駅裏通り
賑わう人波 寄り添いながら
絡める指先 甘える私
周りを気にして 歩いているわ
何にもないのに 傘差す仕草
おどけて笑った やさしいあなた
こころゆらゆら ゆれてゆらゆら
帰りたくない 今夜の私
そぼ降る街角 いつものお店
いつしかネオンの 灯りがともる
半分残った ボトルに並ぶ
相合い傘差す ヤスオとサチコ
重ねるグラスが 幸せ包む
踊っていたいの あなたの胸で
こころゆらゆら ゆれてゆらゆら
酔ってこのまま 朝までずっと
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