おもいで海峡 


                      風が女の 胸に吹く
                      雪が港を 包み込む
                      あなたさよなら 汽笛の音に
                      未練を浮かべ 舞い落ちる
                      なごりの雪よ おもいで海峡


                      春の知らせが 届く頃
                      想いばかりで 泣き暮らす
                      ついて行けない 女の運命
                      お酒を呑めば 酔うほどに
                      悲しい海よ おもいで海峡


                      他人の噂に 揺れ惑う
                      女心が 悲しくて
                      泣いて消せない 思いの深さ
                      素肌に残る 夢の跡
                      愛しいあなた おもいで海峡





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