鳥澤 範子
 現地の人も今年はオカシイと言うほどのひどい雨に悩まされたスケッチツアーでありました。とにかく、外では落ち着いてスケッチできない。スケッチポイントも落ち着いて探せない。 おまけに、カフェスケッチが苦手な私。そんな、悪条件の中、逞しくも熱心にスケッチしている仲間には、本当に驚きました。 旅に出て、スケッチすることのほかに楽しみなことの一つは、現地の人たちとの交流です。今回も、たくさんの人々と出会い、お世話になりました。モンキーフォレストで、ボディーガードをしてくれたワヤンさん、モデルになってくれただけでなくお腹がすいただろうと、ナシゴレンと水を差し入れてくれた、オカサ先生、雨の中シャトルバスのルートを変更して、お薦めのカフェに送り迎えしてくれたジーメンさん。滞在中、色々な形で目にすることが出来た優しく細やかな心。雨と共に忘れられないバリの思い出です。
Torisawa Noriko
 茨城県在住 射手座 O型
blog: ENJOY! SKETCH

バリの心が F6 アルシュ

大小様々な石を上手に組み合わせた花模様は、ホテルの浴槽の外側にも帯状に塗利こめられていましたが、街でもあちこちで、この花模様の石積を目にしました。これぞ、バリの人達の優しく細やかな心・・・とお堂の壁の石壁をスケッチ。丁度、ハイビスカスの模様のスカートを身につけた女性が草で?編んだ籠にお供え物を持ってお参りに。どちらもバリ、バリのバリ!!

インダスカフェから 560×760mm アルシュ

土砂降りの雨が降る中、ホテルのシャトルバスを運転していたジーメンさんが連れて来てくれたカフェ。帰国前日になっても満足のいくスケッチができず、半ば追い詰められたような気分のまま、見切り発車で描き始めてしまった作品です。雨が止み、遠くに棚田が姿を現したときの嬉しさはたとえようもありませんでした!!
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