TT−R125LW+YZ80のサス合体計画





TT-Rを購入して2年になります。レースに出るたびに『サスがモトクロッサーのサスが付いていたらいいなぁ』

と思いつつ、何とか今日まで乗り続けました。『バイクの性能に甘えては速くならない!』なんて考えもしまし

た。YZを購入するところまでもいきました。でもいろいろな障害が有り断念!!

そんな諦めていたところにある人から『YZのサスあるよ 取り付け加工もしてくれるって』この一言で

決めました!! 相手の都合もあり、11月から着工となりました。


2003/10/31



いよいよTTRが生まれ変わる日がやってきました。Nico Nicoエンデューロで緩んで外れたスポークを

締め直して、ついでに見えないところに着いている垢(土)をできる限り落とし、ピカピカのの状態での

旅立ちです。どんなスタイルに整形されるのか、今からワクワクしています。

今回依頼した花房さんは、G誌などにも登場した人で、この道では有名??な人です。

花房氏の家に着きTTRを眺めながらいろいろ話しました。私の体重に合わせた補強をするだの

マフラーの取り回しがどうのなどなど・・・ 今回サスのみの移植は2台目なんでいろいろやってみたい

ようなので、『じっくり考えながらやってください』と言ってきたんだけど、私好みというより花房氏好みに

なりそうです。(まぁ〜仕上がりが良ければいいか〜) 完成は1ヶ月位みてくださいとのことです。

今から ワクワク!!


2003/11/30

いよいよ運命の日がやってきました。先週のカワサキMX運動会の時に花房氏から『今フレームの塗装してる

んだ。今月いっぱいには仕上がるよ』こんな電話が入った。運動会の帰りに見に行くこともできたけど、荷物だ

の同乗者だの、レースの帰りなので断念!!(オフビレ〜自宅の途中に花房氏の家があるのさ。)

とにかく次の日曜日にチームくるみの渡辺さんと仙波さんと引き取りに行くことになった。完成は



こんな感じになりました。もっと違いが分かるようにように以前の画像と合わせてみましょう。

  

ぜんぜん別物とまでいかなくてもかなり変わったのが分かると思います。車高の高さなんかはスタンドを立て

ても前後輪が地面に着いてます。次に部分的にどこが変更されたか見てみましょう。



パッと見すぐに気がつくのはフロントサスです。ここの部分はステム上部にステムナットを1つ追加しただけで

付きました。花房氏曰く『突き上げを少し出した方が良いよ。サスが長くなった分角度がねてるからね(ノーマ

ルの状態と比べて)その方が旋回性が良くなるからね』だそうです。早速10mmくらい出してみましょう。次に



リア周りです。スイングアームからリアサス、ブレーキもYZの物と交換しました。こっちの方は、少し加工しな

いと装着することができません。次は



シフトペダルとFスプロケカバーです。ノーマルの物はロットを使っていましたが、私のデカイ足に合わせました

ロットを廃止しダイレクトにペダルを溶接しました。普通ステップ〜ペダル間は平均13.5cmですが、15cmと

りました。それとスプロケカバーはマディーコンディションの時に泥が詰まってしまうので、ある人に横の部分

だけアルミで作ってもらいましたが、ハーネス部分が剥き出しなので上部に蓋をしてもらいました。次は



フレームの補強とリアマスターシリンダーカバーです。もともとこのバイクはプレイバイクとして設計されている

のでフレームが弱いです。画像の真ん中の部分と、ステップの下の部分を補強しました。マスターシリンダーカ

バー頼んでいませんでしたが、花房氏曰く『これないと引っかかっちゃうだろ』この一言でした。ワンオフもの

です。その辺には売ってない物です。最初見たときに『カッコイイ!!』本当にラッキーでした。最後に



リアサスのリザーブタンクを避けるようにエキパイを加工しました。ノーマルより前部の曲がりがなく、ひと回り

太くなりました。見ての通り抜けが良くなったと思います。これだと排気だけが良くなってもったいないので、吸

気もいじることにしました。どうするかというと、ジェット類の交換とエアクリーナーボックスの上部をカットし



BBR製のフィルターを使用することにしました。このパーツは持っていないので、木曜日あたりに買いに行くこ

とにしました。ということでこの企画はまだ続くことが決定しました。次のアップをお楽しみに!!


2003/12/6



予告通り、木曜日に買ってきました。左側がノーマル、右側がBBR社製のものです。大きさが2倍くらい違い

ます。これだとガスが薄いんでMJを#105から#117.5に変えました。これだけではまだ駄目ですね。吸

気口も広げないと、十分な空気が入ってきません。

 

左側の画像は花房氏が開けてくれた物、なんか中途半端な開け方なので全開にしちゃいました。



そんでもって装着後です。最初ベースが完全に入らなくて蓋ができませんでしたが、削って何とか入れました

この辺流石アメリカ製だなあ〜って思いました。試しに家の前の道路を走りましたが、今度は濃いのか、若干

頭打ちが速いような???セッティングは初心者なのでこの辺はプラグを見ながら調整することにしました。

とりあえず、明日・・・いやもう今日ですね。宮岡橋にでも行って調整することにします。

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