投稿日 | : 2002/08/04(Sun) 16:40 |
投稿者 | : むじゃき |
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タイトル | : それなりに面倒ですが・・・ |
> 諦めざるを得ないと思ってしまったのですが、DOSの知識のない私に出来る方法、ありますでしょうか?
前者2つの方法は、Windowsが起動出来ない以上DOSの知識が不可欠になります。
> もう一台のPC、、、あとIBMのPCが2台ありまして、NETには繋がってないんですが、一台は主人が使っております。あとの一台は4GBあります。この2GBと合計全容量6GBしかないですが、どのようにすればコピー出来ますでしょうか?
最後の方法・・・「ハードディスクの乗せ変え」ならそれほど難しくは無いと思います。
この方法でバックアップする方法を説明する前に、理屈を簡単に説明します。
現在起動できなくなっているハードディスクは、何らかのエラーによってOS(Windows)が起動出来なくなっただけで、ハードディスク自体は壊れていません。
つまり『別のOS』があれば中身が表示できるわけですね。
そして、そのOSでCD−Rなどに必要なファイルをコピーしておけばバックアップは取れる・・・というわけです。
この状態で別のOSからそのハードディスクを「見る」には2つの方法があります。
ひとつは「DドライブにインストールできるOS」を使う方法。
これはWindows2000やXP、MeなどCドライブ以外にインストールできるOSを今のハードディスクのDドライブにインストールして、そのOSから中身を見る方法です。
ただし、データがDドライブに入っている場合は消えてしまう場合があります。
そしてもうひとつが「別のPCにこのハードディスクを増設する」方法です。
お使いのPCがデスクトップ型で、別のPCもデスクトップならこの方法が一番簡単です。
どちらか、または両方がノートタイプの場合は接続用の「変換器」を購入する必要があります。。。
以下、両方がデスクトップの場合で説明します。
PC付属のマニュアルに「ハードディスクの増設方法」などが書かれてある場合にはそちらも良く読んで下さい。
1.エラーのあるハードディスクをPCから外します。
PCの電源コードを抜いて、カバーを開けます。(または外します)
CDドライブの裏に繋がっている平たいコネクターと同じコネクターが繋がっている小さい弁当箱みたいなものがハードディスクです。
(同じケーブルとは限りません、同じ形状の黒いコネクターのものです)
コネクターを抜いたらドライバーでネジをはずして取り外します。
白い電源コネクターも外します。
2.別のPCに取り付ける。(CD−Rドライブが付いている事)
取り付ける方のPCも電源コードを抜いてカバーを開けます。
コンパクトタイプのPCには増設用の場所やコネクターが無いものもありますので、ここではCD−Rドライブのコネクターを外して取り付ける事にします。
CD−Rドライブからコネクター(電源用も)を抜いて、エラーのあるハードディスクに差し替えます。
この時ケーブルが短くてハードディスクが宙ぶらりんになる場合はPCを横にするなどして下さい。
固定したり、カバーを付ける(閉める)必要はありませんので、ハードディスクの下に雑誌などを置いて、その上に乗せましょう。
ただし、電気を通すものの上には絶対に置かない事!
そのままの状態で電源コードを繋いでPCの電源を入れます。
マイコンピューターを開いてCD−Rドライブの代わりにハードディスクが増えていたら成功です。
必要なファイルをとりあえず別のドライブにコピーしましょう。
(CD−Rが使えないので・・・)
その後、念のため(最後の望み?)そのPCでエラーのあるドライブにスキャンディスクをかけてみましょう。
逆の手順で両方のPCをすべて元通りにして終了です。
別のドライブにコピーしたファイルをCD−Rに書き出しましょう。
CD−Rドライブが無い場合はフロッピーディスクですね。。。
文字で書くと長くてわかりにくいですが、やってみると意外と簡単な作業です。
プラモデルより遥かに簡単。
ハードディスクがどれだかわかれば、付いているものを外して同じ様な所に取り付けるだけですから。
壊してしまうのが怖い場合や、どうしても難しい場合は、メーカーサポートに連絡してみましょう。
(上記作業後は無料でのメーカーサポートは受けられません)
お願いすればハードディスク内のデータをCDなどにコピーしてからリカバリーしてくれるかもしれません。