MJMP3 Player EX 1.5
リストファイル不要で連続再生の出来るMP3再生ソフト
▼リスト非表示の状態 ▼リスト表示の状態 ▼歌詞表示中 |
集めたMP3ファイルを再生するときに、リストファイルを作るのが面倒だったり、ファイル名を変
更したために作り直したり・・・。 このソフトはリストファイルが無くてもフォルダーごとに選択してすぐに再生できるようにと作りました。 M3U形式のリストファイルにも対応しているので、いろんなフォルダーからのベストセレクションを聞くときな
どは、リストファイル別で選択することもできます。 アルバムごとにフォルダーを作っておけばCDチェンジャーのように使えます。 タイムタグ付きの歌詞ファイルを用意すれば再生中に歌詞を表示します。 |
主な特徴 ●リスト非表示のコンパクトモードならジャマになりません。 ●クリックひとつで連続再生スタート ●MP3ファイルとM3Uファイルのドロップや関連付けで起動できます。 ●サブフォルダーのファイルも一括してリスト表示します。 ●M3Uリストファイル作成機能があります。 ●歌詞表示機能 (コンパクトモードでも歌詞表示可能です) |
●ボリュームコントロール ●スリープ機能装備 (自動電源OFF) ●CPU負荷設定で古いPCでも再生可能。 ●サブフォルダーのファイルも一括してリスト表示します。 ●タスクトレイに格納できます。 |
スクリーンショット(各部の画像)は、お使いのバージョンの物と多少違っている場合 があります。
●使い方
始めに
リストファイルを使わずにフォルダー単位で選択するには、MP3ファイルをあらかじめアルバム別やジャンル別、ア ーティスト別に分けておくことが必要です。
リストファイルのみを使用する場合はMP3ファイルはどこにあってもかまいません。
リストファイルは「基準フォルダー」以下のフォルダーであればどこにあってもかまいません。
1)インストール
このソフト用に適当なフォルダーを作って、その中にダウンロードしたファイルを解凍します。
レジストリは使いません。不要になればフォルダーごと削除してください。
バージョンアップの場合は以前のバージョンに上書きして下さい。
2)起動
解凍されたファイルの中に、「mjmp3.exe」というファイルがあります。
ショートカットなどを作って起動してください。MP3ファイルとM3Uファイルのドロップや関連付けでも起動できます。
「mp3」ファイルの場合はそのフォルダー内のファイルをリストして起動します。
「m3u」ファイルの場合はリストを読みこんで起動します。
「m3u」ファイルにパス以外の内容が記述されている と正常に動作しません。
起動後に「mp3」ファイルをドロップした場合はそのファイルを直接リ ストに追加します。
3)フォルダー/リストファイルの選択
直接アイコンをクリックして起動したときは、まず選択フォームが開きます。
基準フォルダーにMP3ファイルの入ったフォルダーのひとつ上のフォルダ ーを指定します。
[参照]ボタンでツリーから選択できます。「フォルダー」にチェックが付いている時、基準フォルダーにあるフォルダーをリ ストします。クリックして選択します。
「M3Uファイル」にチェックが付いている時、基準フォルダー以下にあ るM3Uファイルを検索してリストします。
クリックすると「選択」もう一度クリックすると「選択解除」になります。
OKをクリックすると選択したフォルダー内のファイル、またはリストを読みこんでプレー ヤーが表示されます。
選択せずにOKするかキャンセルをクリックすると何も読みこまずに表示します。
[設定のみ変更] ボタンをクリックすると、再生中のリストをクリアせずに設定を適用します。
4)フォルダー/リストファイルの変更
プレーヤーから選択フォームを開くにはボタンをクリックします。(F5キーに対応)
5)再生
通常の再生はリストされたファイル名をクリックするだけ。
コンパクトモードでは ボタンでリストを移動できます。( Ctrl+B Ctrl+N )ボタンで、約10秒ずつ 巻き戻し/早送り ができます。
ボタンで再生を終了します。(Esc)
6)ボタンによる再生 (F8)
クリックすると、リストに表示されたファイルを指定どおり連続再生します。
通常の再生中(リストをクリック)の場合、その位置から開始します。
(リスト順の場合)再生方法の指定は ボタンを右クリック(または▼をクリック)してメニューから行います。
途中での変更も出来ます。
リスト順 リスト表示の順番に再生します ランダム ファイルをランダムに再生します(注)
1曲リピート 選択中のファイルを永遠に繰り返します 1回リピート 指定の順番でリストの終端まで繰り返します 無限リピート 指定の順番で永遠に繰り返します
※次回起動時にも反映されます。
連続再生をやめたい場合はボタン(同じボタン)、または をクリックしてください。
連続再生中はボタンの色でわかります。
スリープ機能
再生モード設定メニューの下に「スリープ機能」があります。
設定する事で自動的にウィンドウズの終了が出来るようになります。
おやすみ前にでもご利用下さい。全曲再生後 Windowsを終了:
連続再生中のみ選択可能です。
リストの最後の曲が終了後に電源を落とします。
無限モードに設定されている場合は1回モードに変更されます。
連続再生がキャンセルされると、スリープ機能も解除されます。○○分後に Windowsを終了:
指定の時間が経過すると電源を落とします。
再生が停止していてもカウントは継続します。設定中はタイトルバーに Sleep Mode と表示されますが、再生中で無い場合は
表示されませんので注意して下さい。
7)各部の説明
プレイヤーパネルのタイトルバーをダブルクリック (F4)リストを隠してコンパクトにします。※次回起動時にも反映されます。
コンパクトモードで歌詞ファイルがある場合は歌詞が表示されます。
ボタン (Esc)
再生ウインドウを閉じます。
連続再生モードを終了します。ボタン
パネルを非表示にしてタスクトレイに格納します。
タスクトレイのアイコンをクリックするとパネル表示に戻ります。ボタン
MJMP3 Player EX を終了します。
インフォメーションパネル
左から
●再生中の行、現在リストされているファイル数
再生中クリックすると「一時停止」になります。
●再生中の位置 [ 曲の長さ ]
再生中クリックすると「倍速サーチモード」になります。
もう一度クリックするか再生中の曲が終了すると戻ります。●ID3TAG表示
起動時は再生中の曲のアーティスト名が表示されるようになっています。
クリックすると表示項目が変わります。(項目名はツールチップで確認できます)アーティスト名 -> タイトル -> アルバム -> コメント -> 再生モー ド -> 最初に戻る
タスクトレイアイコン
停止中です 再生中です
トレイアイコンをクリックするとパネル表示に戻ります。 トレイアイコンを右クリックするとメニューが表示されます。
← パネル表示の状態とほぼ同じ操作ができます。
8)その他
プレイリストの右クリックメニュー
リストをパス順に整列
ランダム再生のあとやリストファイルから読み込んだ状態をパス順に整列します。
フォルダを開く
再生中は、そのファイルがあるフォルダを開きます。
停止中は、リストの先頭ファイルがあるフォルダを開きます。現在のリストをファイルに保存
リストを表示させた状態で、現在のリストをファイルに書き出すことができます。
聞きたい曲をどんどんドロップしてリストを作ることができますので、お気に入りの曲だけのリストを「基準フォルダー」に作っておけば、フォルダーと切り替えての選択が楽になります。
リストはM3U形式なので、他のメディアプレーヤーなどでもリストファイルとして利用できます。
歌詞ファイルを作成する
ファイルと同じ場所に、拡張子を .txt にした空のファイルを作成して開きます。
歌詞検索サイトなどからコピペすれば、ファイル名を書き換える面倒が省けます。
9)MJMP3 EXの設定
[設定変更] をクリックすると反映されます。
変更を取り消したい場合は、フォルダー選択タブに戻って [キャンセル]をクリックします。
プレイヤーのHintを非表示にする
プレーヤーのHint(ツールチップ)でタイムカウンターが隠れてイヤな人は、チェックを付けて下さい。「終了時のリストを次回起動時に復元する」
チェックを付けると、起動時にこの フォルダ選択ウインドウを開かないようにできます。
その時、前回終了時のリストがあれば、それを表示します。終了時のリストをMJMP3のインストールフォルダに「tmp.m3u」というファイルで保存してい ます。
チェックを外すと削除されます。パネルを最前面に表示する
ほかのウィンドウに隠れないようになります。タスクトレイに格納して起動する
終了時のリストを使う設定の場合、起動と同時にタスクトレイに格納されて再生が始まります。関連付け起動で下位フォルダを検索しない
ルートドライブなどのファイルを試し聞きする時などに余計なファイルを表示しません。歌詞表示フォント
歌詞表示のフォントを変更できます。
日本語や英語以外の歌詞を表示させる時にも使えると思います。
日本語以外の文字を表示する場合は、自動選択やそれぞれの言語を選択して下さい。CPU負荷(音質設定)
古いPCなどで再生時に音飛びが発生する場合は「低」側に設定してみて下さい。
ステレオ再生 のチェックをはずしても負荷が下がります。[今すぐ変更する] をクリックすると、次に再生する曲から適用されます。
10)歌詞ファイル
タイムタグ付きの歌詞ファイルを読みこんで、曲に合わせて表示します。
ただし、ファイル名はMP3ファイルと同じで、拡張子は *.txt 、同一のフォルダーにあることが条件です。
abc.mp3 なら abc.txt というファイルを探します。
タイムタグは100分の1秒に対応しています。
歌詞ファイルはメモ帳やLyricsエディターなどで作成します。
[00:00:00]銀河鉄道999/THE GALAXY EXPRESS 999 (3:26)
[00:03:00]作詩:奈良橋陽子、山川啓介/作曲:タケカワユキヒデ
[00:04:00]
[00:05:00]さあ行くんだ その顔を上げて
[00:12:00]新しい風に 心を洗おう
・
・
・
[03:20:00]The Galaxy Express 999・・・MP3ファイルと同じフォルダーにテキストファイル(.txt)として保存するだけで再生時 に自動で読みこまれ、表示されます。
●制限事項&注意事項
ファイル名が曲名になっていないとリスト上で何の曲だかわかりません。(^^;
PCの環境によって正常にWindowsが終了しない場合もあります。
(普段正常に終了できるなら大丈夫です)
PCが電源管理をサポートしていない場合は「電源を切れる状態」で停止します。音量コントロールは起動時の音量を反映していますが、他のソフトなどで音量が変更された場合、変更が反映されません。
●あとがき
ヘルプファイルや説明書を書くのがあまり得意ではないので、わかりにくかったらすみません。
-謝辞-
ミケ氏のMP3操作DLL「VBMP3.DLL」の機能を使用しています。
著作権はミケ氏が保有しています。
fumika さんのアイコン表示ファイルリストボックスコンポーネントTFIListBox を使用させていただいています。
著作権はfumikaさんが保有しています。
高機能なライブラリーやコンポーネントをフリーで公開されている両氏に感謝します。
MJMP3EX をダウンロードいただきありがとうございます。
使い方は難しくありませんが制限や注意事項などをよくお読みになってお使いください。
このソフトをお使いになって万が一お使いの環境に被害があったとしても、当方は一切の責任を負わないものとします 。ご自身の責任でお使いください。
MJMP3EX はフリーソフトですが著作権は私、MUJAKI にあります。個人利用での配布は自由ですが、転載する場合は連絡を下さい。ただし、アーカイブに変更は加えないで下 さい。
同梱されている「VBMP3.DLL」の著作権はミケ氏にあります。単体での再配布はできません。
このソフトの使用に制限はありませんが感想などをいただけるとありがたいです。
更新履歴
Ver. 1.5 <2002/10/14>
タスクトレイモードを追加
関連付け起動で自動実行を可能にした(タスクトレイモードのみ)
関連付け起動で下位フォルダを検索対象にしない設定を追加
連続再生を停止すると再生モードの設定が保存されないバグを修正
選択再生中に連続再生に移行しても再生が中断されないように変更
(ランダムモードでは再生中の曲を先頭に移動)
リストをパス順に並べ替えるメニューを追加(リストの右クリック)
低スペックのPCでも音飛びしないように設定できるようにしました。
歌詞表示のフォント(書体)を変更できるようにしました。
Ver. 1.41 <2002/6/12>
スリープ機能を WindowsNT/2000/XP に対応
実行ファイルの圧縮設定を変更
Ver. 1.4 <2002/6/10>
リストの右クリックメニューに機能追加
Ver. 1.3 <2001/1/31>
前回終了時のリスト状態を復元できるようにしました。
ドロップダウンリストのバグを修正
スリープ機能を設定した時に、元の設定を保存するように変更しました。
次回の起動時とスリープを解除した時は元の設定に戻ります。
一時停止をボタンに変更
倍速時、一時停止時にボタン表示文字を赤色に
リストウィンドウで設定のみを反映させるボタンを追加
終了時のリストを使わない時は保存しないようにしました
Ver. 1.2b <2001/1/25>
スリープ機能を追加しました。
Ver. 1.2a <2000/10/13>
リストの並べ替えを自動判別するようにしました。
Ver. 1.1 <2000/8/4>
一時停止できるようにしました。
歌詞ファイルをエディターで開けるようにしました。
フォルダー選択フォームに履歴機能を追加しました。
Ver. 1.1 <2000/6/14>
最前面に表示オプション追加
拡張子 .lrc の歌詞ファイルにも対応
Ver. 1.0 <2000/4/13>
初公開版
MUJAKI 1999/2002
http://www5f.biglobe.ne.jp/~mujaki/
mujaki@anet.ne.jp