MJMEM 説明書 Ver.1.4

不要なメモリーを解放して空きメモリーを確保

リソースメモリーを監視して警告を表示

タスクトレイアイコンで、リソースと物理メモリーの両方をモニター可能です。

CPU負荷やディスクアクセスを監視して、作業の邪魔にならないように動作します。

監視するといっても、常駐する事で動作が重くなるような事はほとんどありません。


概要:

このソフトは、メモリーやCPU使用率、システムリソースをモニターするソフトです。

Windows 98 / SE ・ Windows Me でお使いいただけます。
Windows NT / Windows 2000 / Windows XP ではご利用になれません。

具体的に何のためのソフトかというと、Windowsで強制終了や、エラーに遭遇するのを少し減らしてくれるソフトです。(笑)

空きメモリーが少なくなると Windows の動作が遅くなったり、不安定になったりしますが、このソフトを使うと移動可能なメモリーをハードディスクに移動することで、空きメモリー(物理メモリー)を増やす事ができます。
空きメモリーが増える事で、ハードディスクへのアクセスが減ると他のソフトの動作も速くなります。

また、連続したメモリー空間を作る事で物理メモリー内をデフラグする効果もあります。

MJMEMでは、作業の邪魔をしないように極力PCのアイドル時(何もしていない時や入力待ちの間)に自動的にメモリー確保の動作をおこないます。

 

Windows9x シリーズ特有の「リソースメモリー」というものがあります。
このメモリーが少なくなると、いきなり強制終了されたり、再起動さえできなくなったりします。

しかも、このメモリーは増やすことができない特殊なメモリーなのです。
増やせない以上できるだけ使わないようにしたいところですが、そうもいきません。
ソフトやウインドウをいくつも開いて作業していると、あっという間に無くなってしまいます。
長時間起動しているだけでも残りのリソースメモリーは少しずつ減ってしまいます。

さらに、このメモリーは簡単に開放する事もできませんので、無くなってきたらいくつかのソフトやウィンドウを終了するか、再起動するしか方法はありません。

そこでMJMEMでは、残りのリソースを常に表示し、残り少なくなるとゲージやアイコンの色で注意を促します。
これ以上減ると危険な状態になった時はメッセージを表示します。
その後MJMEMは自分で終了してわずかなリソースを開放しますので、保存していないファイルなどを保存して Windows を再起動しましょう。

 


必要なファイル:

このソフトの使用には rsrc32.dll というファイルが必要です。
このファイルはWindows標準の「リソースメーター」をインストールすれば使えるようになります。
インストールされていない場合は「アプリケーションの追加と削除」から、「Windowsファイル」→「システムツール」でインストールして下さい。

● ウィンドウズの [ スタート ] ボタンから、「プログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」を開きます。
その中に 「リソースメーター」 があれば、このソフトが使用可能です。

「リソースメーター」がインストールされていないか、

rsrc32.dll が見つからない場合は左のウィンドウが表示されます。

[ はい ] をクリックするとMJMEMを終了します。

 

インストール:

ダウンロードしたファイルを解凍すれば使用できます。

[自己解凍&セットアップ版] ではダウンロードしたファイルを実行する(ダブルクリック)だけでインストールできます。

インストール後はダウンロードしたファイル 「mjmemxx.lzh」または「mjmemxx.exe」は不要ですので削除して構いません。ファイル名の xx にはバージョンナンバーが入ります。( 例 mjmem10.lzh )

PC起動時に同時に起動するように設定するには、MJMEMの設定パネルで、「スタートアップに登録」 にチェックを付けてお使いください。

アンインストール:

使わなくなった時はフォルダごと削除して、作成したショートカットを削除するだけで結構です。

PC起動時に同時に起動するように設定している場合は、MJMEMの設定パネルで、「スタートアップに登録」 のチェックをはずしてから削除してください。

先に削除してしまった場合は、「スタート」→「プログラム」→「スタートアップ」の中にMJMEMのショートカットがありますので、アイコンを右クリックして「削除」して下さい。

 


使用方法と各部の説明: (説明画像は開発中のもので、実際の表示とは異なる場合があります)

 通常は起動しておくだけで何もする事はありません。

「メインゲージ&インフォパネル」 空き物理メモリーと情報を表示 「CPU メーター」 CPU稼働率を表示 「リソースゲージ」 残りリソースを表示 左から システム、GDI、ユーザー クリックすると即座にメモリー確保します オプションパネルを表示します アイコン化してタスクトレイに常駐します MJMEMを終了します ディスクアクセスをモニターします

ボタン以外の場所をドラッグすれば移動できます。
( ドラッグ : マウスボタンを押したまま動かす事 )

←各部にカーソルを合わせると簡易説明、クリックで補足説明が出ます。
● 大きいゲージは現在の空きメモリーの量を示しています。
  ( 空きメモリー MB / 残りシステムリソース % )

● その下の細いゲージはCPUの使用率です。

● ボタンの下にある3つのゲージはリソースメモリーのゲージです。
  ( 左から システムリソース、GDIリソース、ユーザーリソース )

● 右下のゲージはディスクアクセスモニターです。
  (書き込み待ちデータ残量表示と兼用)

  HDDに読み書きが発生するとグリーンになります。
  あくまでも目安としてお使いください。  

ディスクアクセスはありません。 ※ 書き込み待ちデータ:
直接ディスクに書き込まず、一時的にメモリーにデータを書き込むことで、擬似的に書き込みの時間を短縮させる「遅延書き込み」で、実際に書き込まれていないデータがどれだけ残っているかの目安です。
ディスクにアクセスがあります。
書き込み待ちデータ※があります。

 

★設定は[OPTION]ボタンをクリックして行います。
 空きメモリーゲージをダブルクリックしても開きます。

リソース残量とCPU稼働率は、
各ゲージにカーソルを合わせても表示できます。

● 確保するメモリー量:

一回の動作で確保するメモリーの量を設定します。
搭載されているメモリーから自動的に設定されています。
確保できる最大値は搭載メモリーの約半分までに制限しています。

● 自動実行の設定:

ここに表示されているメモリー量を下回った時にメモリーの確保が自動的に行われます。
ここの値も自動で設定されていますが、メモリー開放作業があまりにも頻繁に行われて、かえってパフォーマンスが下がってしまう場合などに調整して下さい。
「0」を指定すると自動実行しなくなります。

2つの値が近すぎると頻繁にメモリーの確保を行うため効率が悪くなります。
逆にあまり多くのメモリーを確保しすぎてもいけません。

特に問題が無ければ、初期設定のままで使う事をお勧めします。

● スタートアップに登録:

チェックを付けると、PC起動時にMJMEMが自動的に起動します。

●CPU負荷が高くても自動で確保する:

チェックをはずすと、作業の邪魔にならないようにCPUの使用率が下がった時にメモリーの確保が行われます。
しかし、CPUの使用率が下がらないような忙しい状態では自動実行されません。
(※メモリー確保ボタンをクリックすればいつでも手動でメモリーを確保できます。)

 

搭載されているメモリーが少ない機種では、ディスクアクセスが多くなるためにCPU使用率がなかなか下がらない事があります。
その場合はメニューから 「CPU負荷が高くても自動で確保する」 を設定してお使い下さい。

大きいゲージかタスクトレイのアイコンを右クリックするとメニューが表示されます。


「フォームの表示」はアイコン化している時だけ使用可能です。
● 詳細設定:
MJMEMの動作を細かく設定する事ができます。(上級者向け)

●時計表示:

メインのゲージに日付と時刻を表示します。マウスが重なると空きメモリー表示になります。
タスクトレイの時計を非表示にして、かわりに使うといいでしょう。

● 最近使ったファイルの履歴を削除:
「スタート」メニューの「最近使ったファイル」と、IEのアドレス欄の履歴をクリアします。

● クリップボードデータのクリア:
クリックすると、クリップボードに残ったデータを消去してメモリーを解放する事ができます。画像などの大きいデータをコピーした後で、使わなくなったらクリアしましょう。

●特殊なフォルダーを開く:

マイコンピューターやエクスプローラーではアクセスし難いシステムフォルダなどを簡単に開く事ができます。

コントロールパネルと、いくつかのプロパティも開く事ができます。

PCトラブルの際に便利です。

●アプリケーション:

「登録・編集」メニューで10個まで良く使うソフトを登録する事ができます。
デスクトップにあるアイコンを整理する時などにお使い下さい。

Internet Explorer は標準で設定されています。
削除、編集はできませんが 登録できる個数には含まれません。

   
「登録・編集」をクリックすると登録リストが表示されます。
ボタンになっていますので、登録(編集)したい場所をクリックしてフォームを開きます。

 

[参照]ボタンで登録するソフトを選択して下さい。
フォームにソフトのアイコンをドロップしても登録できます。

表示名は自動で入力されますが、書き換えても構いません。

登録と編集のウィンドウが隠れてしまった場合はMJMEM本体をクリックすると手前に表示されます。

表示名に - (半角のハイフン)を入力すれば 仕切り線になります。
ただし、その分登録数が減ってしまいます。

起動時にパラメーターが必要なソフトの場合は、ショートカットを作って登録してください。

ソフトに限らず、データやフォルダなども登録できます。
データファイルの場合は関連付けられたソフトが起動してファイルを開きます。

MJMEMは常に手前に表示されていますので、いつでも使えて便利です。

   

 

タスクトレイ:

MJMEMはモニターソフトですので常に見えるように作られています。
そのため下に重なっているところは見えなくなります。

できるだけ小さく作ってありますが、それでも邪魔だ!という方は [ICON] ボタンをクリックすると画面から消えてくれます。
画面右下のタスクトレイのアイコンで空きメモリーとリソースの状態を確認する事ができます。

● 設定されている数値は「動作設定の詳細」をご覧下さい。

全体の色はリソースメモリーの残量を示しています。
枠内の色は、空き物理メモリーの残量を示します。
そろそろ空きメモリーが少なくなってきました。
自動実行に設定したメモリー以下になっています。
この状態が長く続くようなら手動でメモリーを確保しましょう。

 まだリソースに余裕があります。

 そろそろ怪しくなってきました。不要なソフトは終了しましょう。

 かなり危険な状態です。新しくウインドウを開いたり、ソフトを起動するのは、やめましょう。

 メモリー確保の作業中です。

このアイコンの色はパネルのリソースゲージより少しだけ余裕を持たせてあります。
そのため、色の変わるタイミングが違いますが、正常です。

右クリックで本体と同じポップアップメニューが出ます。

アイコンをダブルクリックすると、いつでも簡単にメモリーを確保できます。

アイコンにカーソルを合わせると現在の状態が数値で確認できます。

トレイに入った状態で終了すると、次回もトレイに入った状態で起動します。

 

リソースの監視:

残りのリソースを常に表示し、残り少なくなるとゲージやアイコンの色で注意を促します。
これ以上減ると危険な状態になった時はこのメッセージを表示します。
[はい] ボタンをクリックすると、MJMEMを終了する事で少しだけリソースが回復しますので、保存していないファイルなどを保存して Windows を再起動しましょう。

いくつかのウィンドウやアプリケーションを終了させて、リソースが回復してから [無視] ボタンをクリックすれば、引き続きMJMEMを常駐させられます。
リソースが回復していないうちは [はい] ボタン以外で閉じる事はできません。

このウィンドウが出たら、できるだけ[ はい ]をクリックして再起動しましょう。
もうちょっとだけ作業したい場合や、一時的なリソース不足の場合だけ[ 無視 ]を使いましょう。

 

MJMEM自身のメモリー:

長時間使い続けると、メモリー内にMJMEMが使用しているメモリーが残ってしまいます。
MJMEMは、2時間に1回または、メモリーの確保を15回行った後CPUの空き時間を見計らって自分自身のメモリーを解放します。

リソース不足のメッセージで [無視] をクリックした場合も自動的に行います。

詳細設定やアプリケーションの登録を行った後も自己再起動します。
(リソースメモリーに無駄な隙間を作らない為です)

その際ちらつく事がありますが、異常ではありません。

 


詳細設定:(上級者向け)

◆ CPU負荷を無視する場合の設定値:
通常100が設定されており完全に無視しますが、ここで80などの数値を設定すれば負荷のかかる作業中でもCPUが下がった時に処理する事ができます。
逆に30以下の値を設定することも可能です。
(「無視しない」設定の場合は30に固定)

◆ 手動で確保する時の確保量を変更:
自動実行で確保するメモリー量と別で設定する事ができます。
[WORK]ボタンやアイコンのダブルクリックの時に確保する量。
空白にすれば、自動実行の値と同じになります。
確保量の制限はありませんので、設定値には注意して下さい。

◆ 警告タイミング:
リソース不足の警告メッセージが出るタイミング(残りリソース)を変更できます。
少なくしすぎると警告が出る前にリソース不足になってしまいます。
10〜25 くらいの範囲で設定しましょう。

◆ 動作速度の設定:
「高速」にすると、自動実行の動作が若干速くなります。
ただし、確保終了まで他のアプリケーションの動作が遅くなる場合があります。
確保の動作を一度しかおこないませんので、指定したメモリーより少ない量しか確保できない場合があります。

 

動作設定の詳細:(気になる方だけ見て下さい(笑))

設計時の各種動作の設定です。

メインのゲージ: 搭載メモリー量の1/10 で黄色
アイコン(メモリー): 自動実行の設定値以下で赤色

( 自動実行の設定値+搭載メモリーの 1/16 ) 以下で黄色

   
システムリソースのゲージ: 36%で黄色、16%で赤色(※メッセージを表示して終了)
アイコン: 40%で黄色、20%で赤色
GDIリソースのゲージ: 50%で黄色、25%で赤色(※メッセージを表示して終了)
アイコン: 60%で黄色、30%で赤色
ユーザーリソースのゲージ: 36%で黄色、16%で赤色(※メッセージを表示して終了)
アイコン: 40%で黄色、20%で赤色
   
CPUゲージ: 使用率75%以上で黄色、99%以上で赤色
これは赤くても気にしなくていいです。ウチのPC頑張っとるなぁ〜 と思って下さい。(笑)
常に黄色や赤色になっている場合は「CPU負荷に関係なく自動で確保」の設定にして下さい。詳しくは
制限事項&既知の不具合 をお読み下さい。
   
自動実行の設定: CPU使用率30%未満で、ディスクアクセスが無い場合に実行可能

スワップファイル空き容量が次の容量以下の時実行不可

搭載メモリー+確保したい容量 (手動確保も不可にしてあります)

この場合メッセージを表示します
ハードディスクの空き容量やスワップファイルの設定を確認して下さい

   
自動設定の値: 確保するメモリーの設定 搭載メモリーの 5/16 (128MBなら40MB)

設定可能な最小値 6MB 〜 最大値 搭載メモリーの 1/2 +6MB

自動実行するメモリーの設定 搭載メモリーの 1/16 (128MBなら8MB)

設定可能な最小値 1MB※ 〜 最大値 搭載メモリーの 1/2 -6MB

※0を設定すると自動実行を行いません。

   
メモリー&リソースの更新間隔: 約 1/10 秒
CPU使用率の更新間隔: 約 1秒
ディスクアクセスの更新間隔: 約 1/10 秒

※リソースメモリーのゲージは、「赤色になる」=「終了する」という動作になります。
タスクトレイのアイコンは、少し早めに赤色表示になります。


 

ご注意&補足&お勉強:

メモリーの確保(解放)は、やりすぎても逆効果です。
OS(Windows)はファイルやアプリケーション(ソフト)を読み込んだり実行したりする時、最初はハードディスクからデータを読み込みます。
この時メモリーの中に分身を記憶しておきます。
そして次に同じデータにアクセスする時は、ハードディスクからでは無く「分身」にアクセスします。
メモリーはハードディスクとは比べ物にならないほど高速にアクセスできるからです。

この仕組みを「ディスクキャッシュ」といいます。

Windowsでは ディスクキャッシュ の取り方が乱暴・・・というより、次から次へ何でもメモリーに読み込むので、メモリーのほとんどを「使うかどうかもわからないキャッシュデータ」に占領されてしまいます。

アプリケーションが作業するための領域を要求した時、Windowsは一部のメモリーデータをハードディスクに移動します。
要求があるたびにコレを行うので、結果としてハードディスクへのアクセスが多くなり、全体のパフォーマンスが下がってしまいます。

そこで、メモリーを確保するソフトでは、細切れに要求するのではなく一気に領域を確保する事で物理メモリー空間の掃除とディスクアクセスの減少という効果でパフォーマンスと安定性を上げるわけです。

しかし!
メモリーの中には、(OSにとって)かなり大切なデータがあります。
それまでハードディスクに持っていってしまうとかえって不安定になってしまいます。

それと、よく使うディスクキャッシュまで開放してしまうと、次にアクセスする時はハードディスクから読み込む事になり、パフォーマンスが下がってしまいます。

メモリーを確保した後に動作が遅くなったように感じる場合は多くのキャッシュデータを開放しすぎたせいです。
何度か設定を変えながら一番良い確保量を探って下さい。

遅延書き込みの補足:

Windowsでは、ディスクへの書き込み命令が来ると「書き込んだフリ」をしてメモリーにデータを書き込みます。
その後、CPUやディスクの空き時間を見計らってこっそり書き込みます。
これによってハードディスクへの書き込みが早くなったように見せかけているのです。
ただし、実際にディスクに書き込むまではデータは保存されていませんので、書き込み前にフリーズすると悲惨な事になってしまいます。
MJMEMでは、この「書き込んだフリをしているけど書き込んでいないデータ」が、どのくらい残っているかの目安をゲージで表示しています。(カーソルを合わせれば数値でも確認できます)

このソフトは Windows 9x 系 専用です。
Windows NTや 2000 では、リソースメモリーの事は気にする必要がありませんので、不要と言ってしまえばそれまでですが・・・(笑)

◆ ディスクアクセスを監視する事による恩恵:

Ver.1.4 ではディスクアクセスを監視して、アクセス中は自動実行しないようになっています。
これによって、メモリーの少ない機種でPC起動時に何度もメモリーを確保してしまったり、Windowsがスワップファイルにメモリーを移動中に処理が重複する事が少なくなります。
また、ディスクアクセス中はディスクキャッシュのためにメモリーが消費されますが、キャッシュに書き込み後にMJMEMで解放できるので効率的です。

 

制限事項&既知の不具合:

CPUの使用率は負担をかけないように、1秒ごとに取得していますので、他のソフトなどと表示に若干の誤差があります。
瞬間的にCPUの使用率が増加した場合などは、無視される事がありますが問題ありません。

ウィンドウズを長時間起動していると、リソースメモリーや物理メモリーの空きにかかわらず動作が不安定になったり、予期せぬエラーが発生するようになります。
リソース残量に関係なく、適当な頻度でウィンドウズを再起動される事をお勧めします。

定期的にファイルアクセスを行いますので、「スキャンディスク」「デフラグ」などを使用する時にはMJMEMを終了させて下さい。
MJMEMが起動した状態では、いつまでも終了しません。

CPU使用率が異常に高い数値を示し続ける事があります。
これは、何らかのソフトが終了できずにいる場合がほとんどです。
[Ctrl] + [Alt] + [Delete] キーを同時に押して、[応答なし] になっているソフトが無いか確認して下さい。
場合によっては、一度キャンセルしてもう一度操作すると現れる場合もあります。

特に Msgsvr32 [応答なし] は2回目の操作でよく出てくるようです。

異常が見つからない場合は、PCを再起動して下さい。

再起動しても改善されない場合は、OS側の不具合です。
MicroSoft では、Windows 9x について、次の問題を認識しているようです。

● アプリケーションを動作させていない場合でも、常にプロセッサ使用率が 20% から 60%前後を推移する。
● マウスを動かしたときに、使用率が急落する。
● Media playter や、WAV ファイルの再生などにて使用率が急落する。
● ダイアルアップ接続の後に、プロセッサ使用率が急激に上がる。
● プロセッサ使用率が 100% のまま下がらない。

これらの場合は、ほとんどが表示上の問題で、実際の使用率とは異なった値が示されているだけのようです。
使用上問題はありませんが、自動実行させる場合は、
「CPU負荷が高くても自動で確保する」の設定にして下さい。

 


 

MJMEM はフリーソフトですが著作権は私、むじゃき にあります。

個人利用での配布は自由ですが、転載する場合は連絡を下さい。

ただし、アーカイブに変更は加えないで下さい。

このソフトの使用に制限はありませんが感想などをいただけるとありがたいです。

また、このソフトを使った事で、(それがMJMEMによるものかどうかは関係なく)もし何らかの損害が起こったとしても作者は一切の責任や賠償等の義務を負いません。

ご自身の責任においてご使用下さいませ。

 


 

更新履歴:

2001/12/25 <1.4.0.8>

任意のアプリケーションをメニューに登録して起動させる機能を追加 (簡易ランチャー)
ベータ版では制限していたフォルダーの登録も可能になりました。
10個まで登録できます。

使用リソースを減少 (設定フォームを動的に作成するように変更)
ただし、追加機能のリソース増加と相殺 (苦笑)

ディスクアクセスモニターとダーティバッファゲージを追加
自動メモリー確保の際、ディスクアクセス中は処理しないように変更

MJMEM 自身の自動解放の時、CPU負荷がかかったままで再起動出来ない場合1分後に強制的に起動しなおすように変更

2001/10/10 <1.3.0.15>

設定部分の表示方法を変更
PCの使用時間を表示
「特殊フォルダー」を開く機能を追加
起動時に「最近使ったファイル」の履歴を削除可能にした
「CPU負荷が高くても自動確保する」設定の場合でもプロセスがビジーの時は遅延するように変更
(ビジーが長く続くようなら確保する)
スタートアップに自分で追加している場合にも削除可能にしました
一部の処理を別スレッドで行うように変更
メモリー確保の処理を2回連続して行うように変更(標準動作の場合)
(確保できるメモリーが、より指定値に近くなるように)
パネル表示の時はタスクアイコンを隠して処理を減らした
処理中はゲージの背景色が変わるようにした
自動での処理中はスレッドの優先度を下げるようにした
メインゲージにシステムリソース残量も表示するようにした
トレイアイコンをクリック → 0.5秒後にパネル表示
ダブルクリックは今まで通り、メモリーの確保
詳細設定メニューを追加

2001/5/21 <変更なし>

説明書(このファイル)の一部手直し

2001/5/20 <1.2.0.0>

時計表示の機能を追加しました。
スタートアップの登録と解除が出来るようにしました。
タスクアイコンのツールチップには空きメモリーとシステムリソースだけを表示するように変更しました。

2001/2/19 <1.1.0.0>

MJMEM が再起動した時に、作業中のウィンドウからフォーカスがなくなってしまうのを改善しました。
手動確保がCPU負荷を考慮するようになっていたバグを修正(1.0.9.2)

2001/2/15 <1.0.9.0>

タスクトレイアイコンの更新時間と処理方法を変更
MJMEM自体のCPU使用率を軽減
リソース不足の警告ダイアログに [無視] を追加(1.0.8.0)
メニューから「メモリー確保」を削除
メニューに「最近使ったファイルの履歴を削除」を追加

2001/2/11 <1.0.7.0>

CPU負荷が常に高い状態で利用中、1時間経過すると自動実行されなくなるバグを修正
動作設定を少し変更 ( CPUゲージに黄色を追加 )

2001/2/10 <1.0.6.0>

タスクトレイのアイコン書き換え方法を変更
トレイアイコンでメモリー残量の目安も表示
(トレイアイコン書き換えによる負担は、前バージョンよりも軽減されています。)
動作設定を少し変更

2001/2/9 <1.0.3.0 〜 1.0.5.0>

動作設定を少し変更
処理方法を一部見直し

2001/2/7

初公開バージョン

 


 

サポート先: 

MUJAKI-PROJECT ひろさんHOMEPAGE

むじゃき mujaki@pal.tok2.com
URL http://www5f.biglobe.ne.jp/~mujaki/

確実なサポートをお約束できるわけではありません。ご了承下さい。