● PC Tips ●
【 コピー&ペースト その2 】
「コピー&ペースト」
では、基本的な使い方をマスターしました。
今回はもう少しいろいろな使い方をご紹介しましょう。
●ドラッグ&ドロップ
ドラッグ&ドロップという操作でもコピー&ペーストができる場合があります。
この文字を選択して下の枠内に持っていきましょう 上の文字を選択したら、その上でマウスのボタンを押したまま下の枠内に動かします。
簡単にコピーできますね。
上の例のように元の文字が削除できない場合は自動的に「 コピー 」になります。次の例では、元の文字は削除可能なので、文字は 「 移動 」 されます。
これは、ワープロやメモ帳、FrontPageExpress、メールソフトなどでも応用できます。
3.の行を選択して、1と2の間に移動させてみましょう。
さらに、選択した部分を別のソフトやウィンドウに持って行くことも可能です。(対応ソフトのみ)
●ドラッグ&ドロップ その2
ドラッグ&ドロップ は非常に便利で簡単な操作ですが、コピーと切り取りを自由に選べません。
そこで、キーボードを併用する方法が用意されています。文字を選択したら Ctrl キーを押しながらドラッグして下さい。
前の文字が残ったままコピーされました。
Ctrl キーを押しながらドラッグすると、すべて コピー(複製)の操作をした事になります。
これは、デスクトップのアイコンなどをドラッグする時も同じです。移動中のマウスカーソルの形でコピーか移動か判断する事ができます。
ここにはドロップ(貼り付け)できない事を表しています。 移動中です。 元の選択範囲(またはオブジェクト)は削除されます。 コピー中です。 元の選択範囲(またはオブジェクト)はそのまま残ります。
●キーボード再び
キーボードによる操作は、繰り返し貼り付けを行う場合や、メニューが使えない場合に便利です。
それ以外にも便利な機能があります。下の枠内をクリックしてから Ctrl キーを押しながら A キーを押します。
枠内の文字がまとめて選択できましたね。 1ページまるごとコピーする場合などにとても便利です。
では、切り取り をしてみましょう。切り取りは Ctrl + X です。
切り取ったので、文字は無くなっています。
この時にコピーする範囲を間違ってしまったなど、もう一度選択し直したい場合は Ctrl + Z で元に戻せます。
クリップボードにはデータが残っていますので、コピーと切り取りを間違えた時にも使えます。Ctrl + Z の機能は アンドゥ とも呼ばれ、ほとんどのソフトで利用できます。
また、コピー操作や文字入力だけでなく編集そのものをやり直す場合にも使われます。
●ファイル操作
コピーや切り取り、貼り付けなどの操作は、デスクトップのアイコンやフォルダーアイコンでも使えます。
コピーしたいファイルを選択して 「コピー」 → コピー先で 「貼り付け」 すればファイルが複製されます。もちろんドラッグ&ドロップもできます。
マイコンピューターやエクスプローラーを2つ開いて、フォルダーから別のフォルダーへドラッグすれば簡単にファイルの整理ができますね。この時 Windows には、ある規則があります。
1.同じドライブ内でのドラッグ操作は 【 移動 】
2.別ドライブへのドラッグ操作は 【 コピー 】同じドライブ内でコピーする場合は Ctrl キーを押しながらドラッグ&ドロップします。
別ドライブへ移動する場合は Shift キーを押しながらドラッグ&ドロップします。
Alt キーを押しながらドラッグすると ショートカットアイコンが作成できます。右ボタンでドラッグすれば、ボタンを離したときに どちらにするか選択するメニューが出ます。
※ これらの方法は、使っているソフトが対応している場合だけ使えます。