PC Tips ●

【 リンクバー 】


Microsoft Internet Explorer (以下 IE )には『リンクバー』というものがありますが、
みなさん 意外と活用されていないようです。

ここにお気に入りのページやソフトのショートカットを表示させれば
かなり快適に使えるようになるんですよ。

●リンクバーを表示する

IE の『お気に入り』の中に リンク というフォルダ(サブメニュー)があります。
この中のものをツールバーとして表示する事ができます。

標準ではあまり使わないようなリンクが入っていますね。(笑)

リンクバーが表示されていない場合は ツールバーやメニューの何も無いところ(ボタンの無い場所)で右クリックしてメニューを出します。

 ← リンク にチェックを付ければ表示されます。

同じ方法で、IE だけでなく マイコンピューターやエクスプローラーにもリンクバーを表示する事ができます。

 

●中身を入れ替える

『お気に入りの整理』を使っても良いのですが、この画面使いにくいと思いませんか?

お気に入りを でろ〜ん と表示させたら、「リンク」というフォルダアイコンの上でダブルクリックして下さい。
(右クリックして 「開く」 でもOKです)
リンクフォルダーが マイコンピューターの形式で開きます。

最初から入っているショートカットで、不要なもの(使わないものや使い方がわからないもの)は、ざっくり捨ててしまいましょう。
心配なら別のフォルダーに移動しても構いません。

あとは、リンクフォルダーにお気に入りからアイコンをドラッグして入れたり、よく使うソフトのショートカットをコピーするだけです。
名前が長いものは邪魔になりますので、わかりやすい短い名前に変更しておきましょう。
名前の変更は、アイコンを選択して F2 キーを押します。(または右クリック → 名前の変更)

これで、ちょっとしたランチャー代わりにも使えますね。


↑IE 自体もちょっとカスタマイズしています。(笑)

リンクフォルダーの中に新しいフォルダーを作ってさらにたくさんのショートカットを入れる事もできます。
この場合お気に入りのようにリストとして表示する事ができます。


↑フォルダーをどんどん作って管理

 

●順番を入れ替える

リンクバーに表示されているアイコンをドラッグすれば順番を入れ替える事ができます。
よく使うアイコンは使いやすい場所に移動しましょう。

短い名前にすればたくさんのアイコンを表示する事ができますね。

 

●追加する

リンクバーにショートカットやお気に入りの項目をドラッグする事で簡単に追加できます。
アドレスのアイコンをドラッグすれば表示中のHPを追加する事もできます。


↑このアイコンをドラッグすればショートカットが作れます。

デスクトップにドラッグすれば、お気に入りに入れるほどでもないようなHPのメモ代わりになりますね。
ただのショートカットなので、要らなくなったら削除しちゃっても大丈夫です。

 

●工夫次第で

このリンクバーには、ショートカットなら何でも入れる事ができます。
よく行くHPを登録しておくのはもちろんですが、ほかにどんなものを入れれば便利でしょうか。
何を入れるかはそれぞれの環境や使い方次第ですが、ちょっとヒントを・・・

・ ダイヤルアップでマメに切断する人の場合

ダイヤルアップのショートカットアイコンを入れておけば、回線を切断しても IE を表示したままで再度接続するのが簡単です。

・ 複数のブラウザーを使う人

ネットスケープやタブ切り替えブラウザーのアイコンを入れておけば、ランチャー代わりになります。

・ HPを作っている人

FTPフォルダーやFTPソフトのショートカットを入れておくと便利ですね。
複数HPを持っている場合は、ひとつを「ホーム」に割り当てて、もうひとつをリンクバーに入れるといいかも。

・ ぽけぽけ島フレームを使っている人

ショートカットはリンクバーに入れるしかないですよね♪ (爆)

・ 全画面表示でIEを使う人

デスクトップのアイコンで、よく使うものはショートカットを入れておくと、いちいちIEを閉じたり最小化せずに済むので楽チンですよ。

 

●何でも入れればいいとは限りません

当たり前ですが、リンクバーは IE や マイコンピューターなどを開いている時だけしか使えません。
便利だからといってデスクトップのアイコンを全部入れちゃうのはやめましょうね。(笑)
IE を開いている時に使うものを入れてこそ便利になるのですから。
タスクバーの「クイック起動バー(クイックランチャー)」と、うまく使い分けましょう。

リンクバーは、便利な機能ですが、その分ウィンドウの領域が狭くなってしまいます。
小さいモニターで使っている方は、かえって使いにくくなってしまうかもしれません。