PC Tips ●

【 ファイルの圧縮 】


インターネットでファイルのやり取りをする時、ファイルのサイズが大きいと
送受信に時間がかかってしまいます。

そこで、『 圧縮ファイル 』というものに変換してサイズを小さくします。
また、圧縮ファイル(書庫ファイルとも言います)には複数のファイルを入れられますので、
ファイルのバックアップに利用すると無駄なディスクスペースを使わずに済みます。

ここでは、 「 超簡単 」 な圧縮ソフトを紹介します。

 

●圧縮専用ソフト 『 2clickGO 』 (初心者の方にお薦め)

ワイドエンジニアリング ソフトウェア部門 http://www.wide-eng.co.jp/Software/ 

これは、久しぶりに 「ツボ」 にハマったソフトです。(笑)
利用者を 「初心者」 または、「面倒な事はしない」 という人に絞ったソフトで、設定項目はひとつもありません。
圧縮形式は LHA(LZH)形式のみで、自己解凍方式なども作成できません。
圧縮後の書庫ファイルは、必ずデスクトップに作成されます。
圧縮後のファイル名も自動で決定されます。
メールソフトが起動中なら圧縮後、メールソフトに自動で添付もできます。

このソフトをインストールすると、ファイルやフォルダーアイコンを右クリックした時のメニューにいろいろ追加されます。

追加されるメニューは選択しているアイコンの種類やメールソフトが起動しているかどうかで変わります。
また、ネコのアイコンが付いているのですぐにわかるのも親切です。

・ファイルやフォルダー(複数可)を選択中
2clickGO(一発圧縮) 選択されたファイルを圧縮します。

・メールソフトが起動中(MS Outlook2000とOutlook Express 4.X, 5.X のみ)
2clickGO
(圧縮・添付) 圧縮後、メールソフトに添付してくれます。


・既に圧縮されているファイルを選択中
2clickGO(閲覧) 書庫の内容(ファイルリスト)を表示します。

・メールソフトが起動中(MS Outlook2000とOutlook Express 4.X, 5.X のみ)
2clickGO(添付) そのまま添付してくれます。

右クリックでメニューを出して、クリックしたら、もう何もしなくていいのです。(だから 2clickGO)

このソフトのコンセプトは 『 ドラッグ&ドロップ 』 を使わないという事です。
Outlook を使っている人なら、さらに便利ですね。
メニューを使うので、フォルダーウィンドウでデスクトップが隠れていても利用できます。

圧縮後の書庫ファイルは、必ずデスクトップに作成されます。
保存した場所がわからなくなるのを防ぐためです。
さらに、デスクトップのどこに「そのアイコン」があるのか、ネコの絵と吹きだしで教えてくれるという念の入れよう。。。
ファイル名も自動で決定されます。 ファイル名は、”月日-時分-秒.LZH”
いつバックアップしたのかわかるというメリットもあります。

とにかく、何も設定しなくていいので、初心者の方にも安心です。
教えてあげる方も教えやすいですね。なんせクリック2回だけですから。(笑)

Lhasa と 2clickGO を使うと、圧縮、解凍両方をカバーできますね。

PCにも慣れてきて、凝った事(書庫ファイルの中に追加したいとか、自己解凍書庫が作りたいとか、ファイルを分割したいとか・・・)がしたくなったら、LHUT32 などの高機能なソフトに乗り換えましょう。

とにかく、『 難しい事はわからないが圧縮したい 』という方は一度お試しを。


2002/1/6 追記:

最新版では 自己解凍ファイルの添付・閲覧・一発解凍が可能になりました。
対応するメールソフトも 以下のように増えています。

Microsoft Outlook2000
Microsoft Outlook Express 4.X, 5.X
PostPet 2.X
Becky! 2.X
AL-Mail32 1.1X
Eudora 4.3.X