PC Tips ●

【 スクリーンセーバー 】


元々は、画面の同じ位置に同じ絵柄や文字がずっと表示される事で
モニターの画面に残像のように絵や文字が「焼き付いてしまう」事を防ぐ為のものです。

●実は不要なソフト・・・

最近のモニターは性能が良くなったという事と、Windows で複数のウィンドウを開いたりするようになった事で、同じ位置に同じ絵柄が表示されたままになる事が少なくなりました。
本来の意味でスクリーンセーバーを使う必要はほとんど無くなりました。

業務用のPCでは、常に同じソフトを同じ位置に表示して使用したりするので、必要かもしれませんね。

現在では、席を外す際の画面隠しや息抜きの為に使われる事が多いようです。
しかし、その為にスクリーンセーバーを設定しておくのは「もったいない」ですよ。

 

●スクリーンセーバーを好きな時に起動して使う

スクリーンセーバーは普通のソフトと同じく、ファイルをダブルクリックする事で起動できます。
スクリーンセーバーの設定では、セットした時間がきたらそのファイルを実行しているだけなのです。

そのタイマーのせいでリソースが少し消費されます。。。

ファイルの検索でWindowsフォルダの *.scr を検索してみましょう。
出てきたファイルがスクリーンセーバープログラムです。

試しにどれかダブルクリックしてみて下さい。
スクリーンセーバーが起動して、マウスやキーボードに触れると終了します。

右クリックして「設定」を選択すれば、そのスクリーンセーバーの設定もできます。

 

●キーボードショートカット

まず、気に入ったスクリーンセーバーのショートカットをどこか邪魔にならないところに作ります。
デスクトップに作る必要はありません。
アイコンをダブルクリックするのも良いのですが、どうせならもっと便利に使いましょう。

ショートカットを作ったら右クリックからプロパティを開きます。
「ショートカットキー」の入力欄をクリックしたら、[F12] キーを押しましょう。
入力欄に F12 と入りましたね。

[OK]で閉じたら、F12 を押してみて下さい。
これで、 F12 を押せばいつでもスクリーンセーバーが起動するようになりました。
席を離れるときは F12 を押せば即座に画面が隠れるので職場でも使えますね。

ショートカットキーは、ある程度自由に設定できますが、Windows や他のソフトで標準設定されているキーと重ならないように注意して下さい。
例えば、F1 はヘルプの表示、F2は名前の変更・・・ などと使われているキーを設定すると使いにくくなってしまいます。

他にも Ctrl キーやSHIFTキーを押しながら とかの設定も可能です。
スクリーンセーバー以外のショートカットアイコンにも設定できますので、よく使うソフトは「ワンキー」で起動!なんて事も出来ちゃいます。
ランチャーソフトより楽チンですよ♪

ショートカットキーを設定したアイコンを削除する時はショートカットキーの設定をクリアしてから削除します。
そうしないと、設定だけが残ってしまい、以後そのショートカットキーが使えなくなってしまいます。
クリアするには、「ショートカットキー」の入力欄をクリックして、[Delete] キーを押しましょう。