●　PC Ｔｉｐｓ　●

【　常駐ソフトを終了させる　】

Windows は様々なソフト（アプリケーション）が協力して動いています。
ウィルスの監視や日本語変換の機能もそれぞれのソフトでおこなっています。

ＰＣを起動した時から自動的に起動して活動するソフトウェアの事を『常駐ソフト』といいます。

常駐ソフトには様々なものがあり、大抵は便利な機能を提供してくれるのですが、
あまり多くのソフトが起動していると逆にシステムが不安定になったりする事もあります。

●今起動しているソフト

今起動しているソフトを終了させるには、２種類の方法があります。

１．タスクトレイから終了

大抵の常駐ソフトはタスクトレイにアイコンを表示しています。
　※ タスクトレイとは、画面右下の時計のあるところです。

アイコンをひとつずつ右クリックしてみましょう。
メニューが出るものは 「終了」 や、「閉じる」を選択すれば終了できます。

２．強制終了ダイアログから終了

キーボードを使って、　[ Ｃｔｒｌ ] [ Ａｌｔ ] [ Ｄｅｌｅｔｅ ]　の３つのキーを同時に押します。
現在活動中のソフトが一覧表示されていますので、終了させたいソフトをクリックして[ 終了 ]をクリックすると終了させることができます。

この方法では、Windows そのものも終了させる事ができますので注意しましょう。

通常の環境で、終了させてはいけないソフトは次の３つです。

◎　Ｅｘｐｌｏｒｅｒ　（デスクトップです。 Windows そのものといってもいいでしょう・・・）

◎　Ｓｙｓｔｒａｙ　（タスクの管理？）

◎　Ｉｍｅｊｐｍｇｒ　（日本語変換のシステムです。ＡＴＯＫや他のシステムの場合は表示が異なります。）

これらの方法で終了させたソフトは、次回起動時にまた起動するものがほとんどです。
「デフラグ」や「スキャンディスク」を行う前に 一時的に常駐ソフトを終了させる時などに有効です。

●勝手に起動しない設定

毎回起動するけど不要なソフトがある場合は、起動しない設定にしましょう。
タスクトレイアイコンのメニュー（クリック ｏｒ 右クリック）で設定できるソフトや、メニューから設定ウィンドウを開いて設定するソフトなど様々です。

●『スタートアップ フォルダ』

Windows が起動する時に、このフォルダーに入っているショートカットやプログラムファイルは自動的に起動されます。
ソフトの方に自動的に起動させないような設定が無い場合は大抵ココにアイコンが登録されています。
フリーソフトなどはほとんどそうです。

不要なプログラムや、削除したはずのプログラムへのショートカットが入っている場合は、削除しましょう。

[スタート] ボタンをクリックしてメニューを出します。
「プログラム」→「スタートアップ」 と開くと中に入っているショートカットのアイコンがあります。
アイコンを右クリックして「削除」しましょう。

スタートアップフォルダーにアイコンが無く、ソフトの設定でも起動しない設定がないもの・・・
それらを起動させない方法はあります。。。

しかし、システムのファイルを操作する必要があるため、お勧めできません。
起動させないための設定が無いものは「起動しておいた方が良いソフト」だと思いましょう。

無理に設定を変更して使いにくくなっては意味が無いですからね。