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−計画始動!下準備編(前編)−
どうも!モータードライブVJのまさひろです。今回からのゼロスタートは、 ちょっと実験的に日記風に書いてみます。他人ががVJをやり始めてからデビューするまでの流れを追うと、分かり易いんじゃないかなあ、と思ってこうしてみました。
登場人物の主人公は、「VJってかっくいいなあ!よし、じゃおれ今日からVJね。速攻で。キマり」などと思っちゃっ たVJ志願のドシロートマサヒロ君(実在しません)。それでは早速、彼の動きを追いつつ、要点を解説していくことににしましょう!
マサヒロ君は、今日からVJたるべく行動を開始しました。彼は前からWindowsパソコン(※1)を持っていて、よく遊びにいくクラブでVJを見てからというもの、VJをやりたい!と強く思ってました。そして昨日、遂にmotion
dive2(※2)を買っちゃって、更にぐっとやる気が出てしまったのでした。
(※1)勿論、Macでも同じです。一応PCをもってるのは前提にして話します(^
^)。
(※2)ソフトもなんでもいいんですが、Win、Macの両方で動くmotion
dive2を例に。
何をおいてもまずは練習だろ!と思ったマサヒロ君は、部屋のすみのコンポに、テクノのCDをセットし、PCのスイッチを入れてソフトを立ち上げます。
「さて何を映そうか。お、沢山ムービーついてるな。これを読みこんで・・準備オッケー。さておれの華麗なVJテクニックに磨きをかけるとするか。ふふふ」。添付されてる素材ムービーを使い、音に合わせて(てるつもりで)プレイを始めます。マウスでムー
ビー選んで、ポチポチっとクリックしてプレイするマサヒロ君。
「おおスイッチングできてる!おれって実は結構いけてるじゃん!(※3)」とニヤリ(^
^)。だんだんマウス使ってるのが面倒になり、ショートカットキーのマニュアルを右手にキーボードをビシビシと叩き始めます(※4)。
(※3)さすがにソフトについてる素材はクオリティ高くて、誰がプレイしてもよさげに見えます(^
^:)。でも実はこれが後で仇になるんです。
(※4)とりあえずは、こんな風にホームVJから始めて自分の道具をスムーズに使えるようにしておくおくと後々よかったと思いますよ。マウスでボタンを探しながらポチポチやってたら、スイッチングのタイミングがくるうこと間違い無しですもんね。
いずれクラブデビューするつもりのマサヒロくんは、本番さながらのつもりでTVに映して、なりきりVJを楽しもうと思い立ちました。自慢の31インチTVに繋ごうと(※5)、パソコ
ンからモニタに繋がってるケーブルを引っこ抜き、テレビのほうに持っていって・・ハタと気づきます。
「どこにつなぎゃあいいんだ、これは?こんな形の穴はテレビにないぞ!?・・そういやかりにテレビに丸ごと映すことができても、それじゃソフトの操作画面まで丸見えじゃん。そこまで見えちゃダメだよなあ・・。アレ?どうするのこれ?(※6)」
マサヒロ君は立ちすくむのでした。
(※5)テレビへ差しこむ映像の入力形式は、「コンポジット形式とかNTSC信号」というもの。普通のビデオデッキとかを繋いでる黄色い先っちょの一本線のケーブルを使います。「S端子」というS-VHSビデオで使ってるやつもありますね。当然、テレビはパソコンモニタの入力形式である、「RGB端子」という入力方式なんて98%持っていないです。つまり
パソコンから直接、「RGB端子」ケーブルで、TVにつなぐのは無理だということです。ちなみにプロジェクターの入力形状も、大体テレビと同じ(敢えて)と思って大丈夫なので、つまりテレビに映せる映像信号が出せれば、プロジェクターにも映せると思ってほぼオッケーです(^
^)。高価なプロジェクタにはRGB端子もついてますよ。(だからといってパソコンとプロジェクタがあればそれでいいかというと、それなりに問題もあるのですが。。それはのちのち)。
(※6)
[この文を書いたのはもう随分昔です。現在ではマルチモニタ機能を利用したVJソフトが増えており、必ずしもスキャンコンバータは必要ではありません。ただしVJのパフォーマンス画面に出す信号についてなど理解を深めるために、このスキャンコンバータを利用したノウハウは現在でも知っておくべきかと思います]
遂にこの問題にぶち当たってしまいました。難しいところですが、やはりこの問題は初心者だからといって避けてとおれないです!ちょっと複雑になりますが・・。
まずさっきいったように、パソコンからモニタに出してるケーブルは、そのままTVにつなげられないですよね。信号の種類が違うし、大体ケーブル先端の形状
が違う。コレをしっかりとコンポジット(さっき出てきたでしょ)の形に変えてくれる装置が、いわゆる 「(ダウン)スキャンコンバータ」 というものです。コレを購入すれば、パソコンからモニタへ出てる信号(RGB信
)をNTSCビデオ信号に変えてくれるわけです。つまりコレを間にはさむことによって、通常モニタに刺さってる、針が沢山が生えてるようなRGBケーブルから、
テレビとビデオを繋ぐときに使ってるような、太くて男らしい先端が黄色の一本の鉄棒状になっているコンポジットケーブルに変換してくれるんです。よしよし。さて、これでモニタに映ってる映像を、とにかくTVに映せるようになりますよね(パソコン>スキャンコンバー
タ>テレビというふうにツナぐ)。さっきまでモニタに映ってた画面が、スキャンコンバータを間に入れることで、TVに映ってます(^ ^)。やった!でもまだ問題
ありですよ。マサヒロくんもいってるとおり、操作画面まで全部、画面に映っ ちゃってます。ほんとはムービーが映ってる部分だけをテレビに出したいわけでしょ。そこでスキャンコンバータは、画面の一部分だけを選んで拡大表示できる機能を持つものを選ぶ必要がでてくるわけなんです。これがよく、VJ世間(どんな世間だ)でゆう「このソフトでプレイするには、拡大機能を持つスキャンコンバータが必要です」
と書いてある理由なんですね。勿論、この価格帯のスキャコン(いきなり略す)を買えば、スキャコン本体から2つのケーブルが飛び出し、一個はPCのモニタへ、もう一個はTV(もしくはプロジェクタ)という風に2つの画面、両方とも同時に映すことができるつくりになってます。しかもTVの方の映像の一部を拡大しても、PCのモニタに映ってるほうは拡大されないので、VJプレイヤーは操作部分を含む全体の画面をモニタで見つつプレイして、お客さんには拡大された映像パフォーマンス部分だけを見せる、ということができるようになるわけです。素晴らしい!(わかり
にくいですか?^ ^;)
余談ですが、ここで是非スキャコンを使う意味(信号、ケーブル形状の変換)と、 拡大機能付きを選ぶ意味(操作画面を見せたくない)を、是非、理解して下さい!何故なら機材が多機能になってきた今、場合によっては必要なかったり、まるで別物が必要になるケースもあるからです。おれのパソコンは高性能だから、最初からNTSCビデオ出力機能がついてるぜとか、でも拡大できなきゃ困るから意味無いじゃ
んとか、最初から操作画面がなくてモロに全画面に映像しか映らないVJソフ ト使えば拡大機能はいらないね、とか色んなケースがあるので、都度、悩んでみて下さい。その辺、自分で応用できるようになるといい感じです(^
^)。
さてやむをえず、スキャンコンバータを購入したマサヒロ君は、早速友達に呼んで自分のプレイを見せつけました。「どうだ!いけてるだろが!」と自慢したところ、「おお凄いじゃん!でもコレどっかでみたことある映像ばっかだな」(※7)と一言。「な、なに?」とショックを受けたマサヒロ君、はっと気付きます。そ、そうか!よく考えたら、このソフトにくっついてる映像って、そのソフト買っ
たやつみんな持ってるじゃん!あ〜そりゃ見飽きてるかもしれないな〜。使いすぎるとやばいな。っていうか使っていいのか?(※8)どうすればいいんだろ。
友達は一言、「自分で作れば?」とあっさり。そ、そうか!自分でつくればいいんだ。そうなんだ!・・っておい?映像ってどうやってつくるんだ?しかもおれこんな凄い映像(※9)作れるのか?
ぐおお!(続く)
(※7)そうなんです。確かにVJソフトについてくる映像は凄いんですが、さすがにココまで、出まわってると見る人にバレバレです。しかもついてるやつなんでもかんでも出してたら統一感ないし(笑)。やっぱ最初とはいえ、オ
リジナル映像もないとそりゃ見てて寂しいですわ。
(※8) VJソフトについてる素材は、個人的に使うのはOKだけど、イベントやパーティで使用したいときは、発売元に確認する必要があるケースが多いです。その辺はしっかりマニュアルでチェックしましょう(^
^)。
(※9) ここで(※3)でいった「仇になる」ポイントじゃないかと思うんです。プロレベルの方のムービーを見てしまうと、全くの初心者は「オリジナルでこんなの作れないよ〜おれにはVJムリだよ〜」とかなりブルー入ってしまう方が多いと思います(僕もそうでした^
^;)。でもそんな心配無用です(^ ^)。地道に作っていけば、結構、自分なりの味が出てきてイイ感 じになってきます。ようはアイデア勝負!焦らずがんばりましょう!
というわけで、スキャンコンバータの説明をはさんだので、これだけで結構長く なってしまいました(^ ^;)。しかしVJをやろう。と思った瞬間、やはり必ず必要になるのは映像機器同士を繋ぐための知識だったりします。避けて通れないですよね〜。絵がないので分かりにくかったと思いますがご勘弁を!次はもちょっと簡潔を心がけますね。次回はマサヒロくんの活躍の続きです。とうとう映像を作り始め、友人のオーガナイズしてるパーティに潜り込みます。(普通そんな都合いい話ないん
ですけどね^ ^;)。現場にいってみて、困ることだらけ。どうするマサヒロ!? といったところで次回をお楽しみに!
−計画始動!下準備編(中編)」−
どうも(^ ^)!モータードライブVJのまさひろです。前回に引き続き、仮想VJマサヒロの活躍を描いていきましょう!自分で映像を創らねば、という熱い目標
を心に抱いたマサヒロ、困難を乗り越え、クラブデビューを果たす事ができるか?
マサヒロは映像を製作するために必要なものは何かを知るため、本屋に直行しました。まずはコンピュータの映像・CG書籍コーナーをうろつきますが。
「な、 なんかめっちゃ一杯(※1)あって何がなんだか。どれから手をつけりゃあいいのか全然、わかんねえ(T
T)。おっモロにVJって書いてあるやつあるじゃん!どれどれ」と立ち読みに入る。
とにかくVJとオビに書いてある本、VJ2000、VJ:TOKIO、VJ STYLE、VISUAL REMIXという書籍を見つけた。片っ端から立ち読みする(※2)。
本屋のオヤジにパタパタではたかれて(ってそんな本屋今時ないか^ ^;)、やっと顔をあげたころには、
「な、なるほど。だ、ダンダンわかってきたぜ!ソフトだ!とにかくCGフトを買うぜ!」
思考シミュレーションを巡らせ、彼はこういう結論に辿りつきました。その流れを一応下記にしめしましょう。
・そうか!大体、CGソフトで絵を書いて動かせばいいんだな。
・ なるほど!ビデオカメラで撮影したテープの映像をどうにかしてパソコンに入れ込んで、映像編集ソフトで加工してやったりもすると。
・何!なんだこのソフトの値段は!おれのバイト代3ヵ月分じゃん!結婚指輪かっつーの。
・あ、そういや撮影したものを編集しようにもおれビデオカメラも持ってないや。
・選択の余地無しだな。全部CGで作ることに決定。
・げ、CGソフトがもっと高え!一番安くて使えそうなのは・・こ、こ れかFlash4の39,800円(※3)。
・ それでもイタイが・・。ううう、決めた!まずはコレしか買えねえ・・」
こんな感じです(笑)。
(※1)現在、CG関連書籍は凄まじい数に登ります。的を絞らずに本屋にいったらマジで選ぶ気にもなりません(^
^;)。最初はむしろグラフィック系月刊誌に目を通していくといいんじゃないかと思いますよ。意味はわかんなくとも、どんなソフトだとどんな映像ができあがるのか、がダンダンつかめてきます。それから印象に残ったソフトの解説本を開くという流れがベストかと。
(※2)出版された順に書いてあります。VJというパフォーマンスについて、雰囲気、考え方やイベントの中での役割といったことから知っていこうという場合、真ん中の2冊が良い感じですね。更にお金に余裕があるかたは、初心者 向きではないにしろ、START
OVER(原田大三郎著)はお勧めです。実際の製作ソフト操作のノウハウが知りたい方は、1冊目と特に4冊目がいいです。 しっかり技術解説があるので。勿論、製作ソフトの操作知識は別途、学習しないと応用がきくところまではいかないです。結局はかなりマジに取り組まないとスグ壁にぶつかりますが、とにかく恐れずに始めることがナニヨリ!と思うわけです。
(※3)macromedia社のFLASH4というソフトです。しかもWEBアニメーション用のソフトですが、VJソフトが扱えるAVIやQUICKTIMEビデオ形式の動画ファイルを製作することができ、またモーショングラフィックを作ることに関してすばらしい性能を持っています。しかも安い!無論、財力に余裕がある方は、表現力や動画編集においてプロユースであるAdobeのアフターエフェクツや、3DCG製作ソフトのShade、Lightwave3D、3dsMAXその他の数限りない選択枝があります。ただ初めてCGアニメーションを作ることを考えたら、多機能すぎず、アイデア次第でかなり凝ったものができるFLAH4を今回のオススメとして例にあげました。
さて、豚の貯金箱を金づちで叩き壊し(だから今時いないってば^ ^;)、虎の子の5万円を手にしたしたマサヒロは、近所のパソコンショップへ走り、FLASH4と「おしえて!FLASH4」(※4)という本を購入しておうちに帰りました。
「え〜とシンボルをこーしてこーして、おお動いた!おれってすごすぎ!!」 気合充分のマサヒロは、出来はどーあれ(※5)ネタを作りためはじめるのでした。そんな彼の様子を知った友達は、「よかったら使ってくれ」と泣かせる台詞で彼にデジタルビデオカメラも貸してくれます。「感謝する!おまえの分まで撮って撮っ
て撮りまくるぜ!」と友人に抱きつき、その五分後には、近所で動いてるものなら猫でも車でもなんでも撮影(※6)。わけのわからないビデオテープも溜まっていくのでした(^
^;)。パソコンにテープの映像を取り込むためのキャプチャ機器を持ってないことには気付かず・・。
(※4)個人的に最初に読むのはこれホントお勧めです(^
^)。
(※5)そう!デキなんて最初は気にしなくていいです。作りつづけていくうちにイイ感じになってくるし、最初は素材が足りなすぎて、できたものがイマイチだからといってボツにする余裕すらないんですから(^
^;)
(※6)最初の素材揃えに実写ネタはそうとうイイはずです。ゼロからフルにCGで作るよりは短期間
にそれなりの映像ができると思います!ビデオカメラを持ってる人は迷わずとりまくりましょう!ただ勿論、まんま映したってよほどイケてるものを撮影してないかぎり使いにくいです。ビデオ映像をパソコンに取りこむか、直接
ビデオテープに特殊効果を与えてダビングできるビデオミキサーがないとなかなかノリノリな映像にならないからです。あ、でも夜の高速道路をカメラ出してぶっとばす(やばいこといってる?^
^;)とかスピード感のあるものならそのままで結構いけるかも。
さて、そんなこんなしてるウチに、もうマサヒロはVJデビューについて計画 を練りはじめました。
「ふふふ映像も溜まってきたしもうそろそろいけそうだな。間違いねえ。マジでいける」と単純に考えたマサヒロはいきつけの近所のクラブにノコノコ出向きます。そこでまたもや初めて気付きます。
「まてよ。VJさせてって誰にいえばいいんだろ?やっぱりお店のオーナーかな?それともパーティーのオーガナイザ?」(※7)
まずは、凄く親しいってわけでもないけど、顔なじめのお店の支配人に相談してみることにしました。「すみません。私、マサヒロというものなんですが実はVJ活動をしてまして・・うんぬんかんぬん」(※8)。
支配人は話を聞いてくれて答えます。
「あそうなんだ。でもうちプロジェクターないよ。大丈夫?あ、それとパーティのオーガナイザー(※9)に相談して。店としては、VJ入ること自体は全然OK(^
^)」
なんというか、差し当たって成功したのか失敗したのかよくわからない結果となりました(^ ^;)。「そっか、プロジェクターは問題だな。よおし!」とその日に早速、家電サイトでプロジェクターをチェックするマサヒロ。値段をみて放心状態です(※10)。更にはレンタルショップへいってみます。
「何!一晩4万!洒落になんねえ!」 というわけで早くもデビューに暗雲が立ち込めます。「まあいい。どうしよう もないことは取りあえず棚上げだ」、というわけでオーガナイザにコンタクトを取ってみることにしました。とはいえ特にオーガナイザに知り合いがいるわけでもないマサヒロ。困りました。そこで、打てる手はこの際全部打ってやれ
ということで思いつくことを全部やってみることにします(※11)。
クラブに おいてあったフリーペーパーに載っているパーティの連絡先にDMしたり、大学内のテクノや音楽サークルをたずねてみたり、クラブサイトやVJサイトのBBSで営業してみたり・・。そうしているうちに、すこしづつ彼のVJデビューは秒読み段階に入っていくのでした・・。
(※7)なんといっても一番難しいところにきました。VJを志すものなら誰もが望むクラブVJデビュー!しかし、やはりどこかにパイプがないと正直実現しづらいところ。それでも今のイキオイなら突破穴は絶対あります。個人的にお勧めするのはやはりオーガナイザーさんにアピールするのが一番効果的だと思います。
(※8)自己アピールをするときは、勿論丁寧に説明しましょ。後、名刺は用意しておくべきです。しかも名刺のデザインも結構みられちゃうのでちゃんと作りましょうね。
(※9)そういえば普通にオーガナイザという言葉を出しましたがご存知でしょうか。
普通にクラブで遊んでる人も、スタッフ側の言葉だから知らなくってもまあ不思議ない・・かな?(^ ^;)。ようはパーティをプロデュースしてる人のこと・・っていっていいでしょか。内容を企画して場所と人材を確保、予算的な計画その他。そういうことをしてくれる感謝すべき方のことです。その他、ハコとかブッキングとかそれなりにソレッぽい言葉が普通にバンバンでてきますが、なんか説明してたらちょっと知ったかぶってるみたいで恥かしかったりして(ほんとかどうか怪しいし^
^;)。まあボクがハジかくのは全然問題ないのでいいか。ハコは会場というかイベントスペース、クラブのことです。
(※10)プロジェクタ!これがないとアウチですが、地方ではなくて普通(^
^;)。上記の通りレンタルも高くって難しいです。ボクはXV-C1というシャープの液晶プロジェクタを中古(68000円)で買っちゃいましたが、少なくともこのクラス以上のものは必須です。ただ、うまくいけばハコ側がレンタル代はもってくれたりしますし、イベント寄りの企画にしてスポンサーを得られれば、そっちのほうで手配してくれることもありますね。CG系専門学校の人とつるめば、学校が貸してくれることもあるようです。また以外にチャンスがあるのは、県や市のマルチメディア振興会などです。相談したら貸していただけることアリです。ほんとです。
(※11)やりすぎると逆効果かもしれませんが、一番チャンスがあるのはやはりVJ同士のパイプです。経験上。クラブで遊びながら邪魔にならなそうなタイミングをみて失礼ないように話しかけてみませんか?まずはお友達から・・というと合コンみたい(^
^;)ですが、クラブはそういう場所でもあるんだし許されると思います。それに初めてのときは、ピンでやるよりは絶対、VJ経験者と一緒にやったほうがいいです。トラブル多いですからね(^
^;)。それに最近はクラブ系は映像系のウエブページでVJ募集してるDJの方もいます。VJ営業にマニュアルはないです。ただデモテープなどは準備すべきでしょう。どんな映像出す人かもかもわからずに頼まれるケースは恐らく少なくなってきてるのではないでしょか。
というわけで、マサヒロはいまだにクラブデビューできてませんね(笑)。次回もVJマサヒロの活躍が続きます!
−計画始動!下準備編−
モータードライブVJのまさひろです。仮想VJマサヒロくんのVJ計画が始動 してから、クラブデビューに至るまでの活躍。遂にクライマックスに突入してきました。遂にブースにたつマサヒロ!早速いってみましょう!
デビューの場を求めて、あらゆる手を尽くすマサヒロ。友人にはイベントスタッフの紹介を頼み、WEBでも宣伝。週末はクラブのハシゴで遊びながらVJさんとコンタクトするチャンスを伺います(※1)。なんかもう毎晩遊んでること自体が面白くって本来の目的を忘れかけてきた頃(おいおい)、ウマい話が転がってきました!
行き着 けのクラブで遊んでて知り合った友達から「キミVJやるんだ。ウチのパーティ(※2)で3時間くらいどお?」と誘われたのでした。時間的にも今のマサヒロには限界レベルで丁度いいし、プロジェクタはハコ側が準備。おお、なんてラッキーな!と嘘みたいですが、この世界ではホントということで(笑)。なんで3時間かというとハコにいい照明設備があるので、ゲストで呼んだDJのプレイのときVJは無しで照明オンリー、サポートDJの時間帯のみ自由にプレイしてOK(※3)という話なのでした。
無論0.001秒後にオッケーし、0.05秒後には自宅へ向かって爆走するマサヒロ。帰路、腕はマダマダと自覚してる分(あやしい)、よりいっそうサービス精神旺盛になっているマサヒロは、気合をいれてそのパーティ専用のネタ作りをしようと考えます。
「よおしDJネームやパーティネームをたっぷり準備するぜ!あ、その辺ちゃんと聞いてなかったな。まいっか電話すれば」そこでハタと気付きます。さっ
きの人の連絡先がわかりゃん!(※4)。慌てて逆走するマサヒロでした(^ ^;)
(※1)やっぱり一番チャンスになるのは遊びまくってるときだったりするかもですね。
(※2)以外と遊んでるそのハコではない、別の場所で、って話になることって多いんです。別の場所でパーティ開いてる人が、客として遊びに来てることが多いからかな?
(※3)ちょっとこのストーリーの都合に合わせちゃったんですが、こういうケースって実際あります。
(※4)ここまでの聞き忘れはないでしょ、と思いますが、パーティの真っ最中にこういう話をすると、たまに大切なポイントを聞き忘れることはありがち(^
^;)。少なくともまずはお互いの連絡先交換ですよね。やっぱ名刺ってなんだかんだいっても有効。
数日後、イラストレータ形式(※5)でパーティネーム等のロゴデータをもらったマサ
ヒロは、早速編集することにしました。実はイラストレータを持ってないマサヒロ。でも余裕しゃくしゃく。
「ふふふ、おれのFLASH4はai形式のファイルが読み込め ることくらい予習済みだーぜー!」ということで読もうとすると・・「どうしたっ
てんだ。おかしい!開かねえ・・。やばい」
どうゆうことなんだこれは〜と焦っても(※6)結局、理屈は分からず、泣く泣く前回のパーティフライヤーをもらってスキャナーにかけることにしました。「ま、まあいい。このくらいのトラブルは予想ずみさ」
余裕をかますマサヒロですが、友人がスキャナをもっていなかったらかなりヤバいところだったことに気付いているでしょうか。更に数日後、ネタ的に充実してきたマ
サヒロ。友人に見せようと思って、ムービーファイルをCD-Rに書き込んで持っていきました。自慢げに友人のパソコンに素材をつっこみます。友人の持ってたあまり
聞いたことないVJソフトに読み込ませ・・「どうだすげえだろ!ありゃ?動かねえ」 (※7)
じゃあということで普通にQuicktimeプレイヤーで再生・・これもダメ(※8)
「何やっ てんだ腐れムービーファイルをオレの愛しいパソコンに処理させやがって!」「うるせいこ のヘボマシンがわりいんだ!買いなおせ!」「いいやがったな、このスットコドッ
コイ!」と、穏やかならぬ二人の夜は、無意味にふけてゆくのでした・・。
(※5)デザインデータのやりとりはやはり、aiかepsファイルが多いですね。更に同じイラストレータ形式であっても、MacのファイルをWinで開くときはちょっとしたコツが必要(不要なヘッダ情報を削る)だったり、文字部分をベクター化しておいてもらわないと、自分のPCに入ってないフォントを使われてたりしたら正しく再現できなかったりします。まあ、ここではあまり詳細に書きませんけどよくミスりました(^
^;)
(※6)これはイラストレータファイルのバージョンが8だった、みたいなオチです(笑)。例としてFlash4はバージョン6までのものしか読めません。ソフトによってそういう約束事があるので、さっきのファントの問題も含め、つまりはデータのやり取りをするとき、どのアプリでも相互間の入出力時におけるファイル形式に関しては下調べしておいたほうがスムーズだという話ですね(^
^)
(※7)ここのオチは、mov(quicktime)ファイルしか対応してないソフトなのに、彼の素材はavi(windowsの)ファイルだったというものです。経験上、一つのネタからmov、avi両方作っといたほうがいいです。例を挙げればm7でプレイするときはmov、CompositeStationのときはavi、みたいにちゃんと使い分ければ、そのVJプレイソフトの性能を最大限引き出せます。(どちらも動くのは動くんですよ)
(※8)更にここのオチは、全くマイナーなCODECを使ってたからというやつ(笑)。たまにフリーツールで複数のムービーファイルを一括圧縮!みたいなものとかあるらしいんですが、一般的な環境のPCには絶対入ってないCODECだったりする可能性もあるので気をつけましょう。その圧縮処理をしたマシン以外では動かないです。ちなみに筆者の設定は、必ずCinepak方式、キーフレーム6〜12、フレーム平均400K〜600Kです。あ、CODECって分かりますか?ムービーファイルの動画圧縮方法です。映像製作ソフトでquickimeかavi書き出しをするとき、圧縮方法を設定できるでしょ。アレのことです。圧縮しないとムービーファイルのサイズって超デカいんで、読み込みにも時間かかるし、パフォーマンスも悪くなるためリアルタイムでの再生にはむきません。そこで色んな圧縮方法(CODEC)でファイルサイズを小さくするんですよね。でも当然、圧縮したムービーを再生するには、そのマシンのOSが解凍方法を知っている(つまりCODECを持っている)必要があるんです。そこで特殊なCODECを使っちゃうと、他のマシンに持っていったとき再生できない・・となります。紹介したcinepakというCODECは、Win、MacのOSが共通で最初から持ってる代表的なCODECです(^
^)。
なんだかんだで当日。マシンを車につみこもうとしますが、その量の多さに時間がかかってしまいます。焦って車に押し込んだはいいけれど、なんとなく心をよぎる
のは「目的地につくまでにぶっ壊れそう・・」(※9)という不安。まあ、迷っててもしょうがないんでとにかく出発!幸運にも渋滞に合わず、現場まで辿り着いたも
のの・・。「車どこに止めようかな。えっとココら辺で・・、高いなあ駐車場代(※10)。あ、先に荷物おろさなきゃ。おろした後、車どうしよ。機材一辺に持ち上げられないしー、う〜む!」(※11)
ハコの入り口付近で悩むマサヒロを見つけたスタッ フの方が、機材運びを手伝ってくれてとりあえず一件落着。さあ遂にセッティングに入ります。
(※9)そう簡単に壊れることもないんでしょうが、不安な方はちゃんと梱包して運ぶほうがいいです。筆者は箱がないので、気休め程度に座布団をひいててよく笑われますね。
(※10)イベント側が駐車場を用意してくれることもありますが、駐車代はしっかり頭に入れて計画しないとヤバイですよ。なんといってもリハ・セッティングの時間を合わせると半日近く駐車することになるし。
(※11)パートナーがいない方は、当日の荷おろしの手順を考えておいたほうがいいです。一気に全部は持ち運べないし、車を前に置きっぱなしで大丈夫かわからないし、運んでる間、その場に残した高価な機材を誰かに見といてもらいたいし。先にそういう状態を話しておけば(申し訳無いけど)イベントスタッフの方が手伝ってくれると思います。
さあてやっとセッティング。入り口で手間取ったせいでOPENまで時間が無くなってきました!スタッフにここでお願いしますといわれた場所は・・。
「せめえ・・はいらねえぞこれは。」(※12)
一応机ひとつ分はあるものの、気合いをいれて持ってきた機材が収まりそうもありません。キーボードやマウス、PC本体はいいものの、机に17インチモニタ(※13)をのっけるとプレイする余地がないに等しいです。「あの〜」とスタッフに相談しようとすると、突然、音がガンとなりだし、マサヒロの
渾身の叫びはスタッフに届かなくなりました(※14)。
仕方なくキーボードは膝の上に おいてプレイする覚悟をきめ、何はなくともセットアップをということになります。 とりあえず機材同士の接続は終りました。そしてコンセントを・・何?コンセントの穴があんな遠くに〜(T
T)。「と、届くか?」(※15)。なんとか継ぎ足し継ぎ足しで届 いたときにはもうマサヒロはへとへと。しかしなんと差そうとしたとき・・。
「なんてこった!この新品のPC用電源タップは三つマタじゃねえか!」そうです。クラブのコンセントは普通の2つ穴のコンセントだったのに、彼のタップの終端はアース付きの3本差しなのでした(※16)。殆ど半泣きのマサヒロですが、友人に電話をかけ、明日の朝の吉野家の特盛を引き換えに、長めの2本差し電源タップを持っ
てきてもらいました。
自分をとり戻して心機一点、次の作業へ。最終出力をプロジェ クタへ・・って、「こ、これも遠いぞ、まさか・・」と真っ青になりましたが、プロジェクタまでのケーブルはお店側が準備しててホッ(※17)。心臓は既にバクバクです。
(※12)ブースの状態は先に確認しときたいです。システム構成にも関わりますしね。少なくともどのくらいの広さ?程度は聞いておきましょう。
(※13)なにが場所とるってモニタですよやっぱり。筆者は激安の液晶モニタを手にいれましたが、随分楽になりました。
(※14)早目に必要なことは聞いておかないと、音チェックの時間になったら細かい会話は無理です。
(※15)ハコによってはVJブースと離れたとこに電源があります。届かないってのはホントつらいです。延長タップは持っておきましょうね。
(※16)パソコン屋さんで電源タップを買うと、かなりの確率で終端の接続形状がコレです。ほんで現場の刺し込み口は2つ穴だったりして。如何ともしがたし。変換コネクタを持ってると便利です。(アースを折っちゃう・・という悪魔技も・・。)
(※17)運がいいだけです。筆者は一応10mコンポジットケーブルを2本持っていきます。またコネクタのオス同士を繋げられるコネクタも100円くらいなのであると延長できて便利ですよ(^
^)
丁度、無事PCがたちあがったころ、スタッフから映像チェックの指示がきました。プロジェクタのスイッチが入ります。スキャンコンバータを使って映像の映る位置合わせをしようと顔をあげます。すると・・。
「あれ?このブースからスクリーン が見えねえぞ!むむむ〜!」(※18)
今の位置でVJするとなるとなんかの拍子に画面が変になってもマサヒロは気付きません。ここも仕方ないので友人にお願いして、変になったらスグ教えてもらうという、応急対策(対策になってない^
^;)を捻り出します。ともかく位置合わせ、ということでスキャコンのリモコンを持ってスクリーンの見える位置に立ち、操作しようとすると・・なんか画面反応しません。
「むおお 今度はなんだってんだ〜!」
これも自業自得なんですが、リモコンの電池が切れて(※19)いたのでした(^ ^;)。
とりあえず手動操作はできるため、あっちいったりこっちいったりしながらなんとか調整は終りました。なんとかプレイできる状態にはなり、 ちょっと落ち着いてきました。と、ここで友人がアドバイス。
「ネタ少なそうだし、 おれのデジカメ使って中継いれようぜ、スイッチャーあったろ」
おお、たまにはイ イことゆう!と感激したマサヒロは、早速スイッチャーの一つにデジカメ(※20)の映像出力ケーブルを繋いで、PCの方の出力も直にプロジェクタでなくスイッチャーへ・・。
「だ、だめだ!ケーブルがたりん!」(※21)
惜しいですねえ(笑)。でも、 困っていたら偶然お店に予備のケーブルがあったようで貸してもらえました。これでなんとかセッティング完了。スイッチャーの切替でPCの映像とデジカメから映ってる会場の中継が切り替わります(^
^)。
「5分後客入れです!」スタッフの声で照明 が落ちます。画面に最初の映像をだしていよいよだ!と思いきや目の前を走ってた人がなんか倒れました。あわてんぼだなあ、ふふと暖かい目をして余裕をかましてたマサヒロですが、いきなりスクリーンの画面が落ちて超びっくり!
なんとブラブラ してた、スイッチャーとマシンを繋いでるケーブルに足を引っかけた(※22)らしい
のです!
「おお〜なんてこった!」慌てて外れたケーブルを探すため、床に這いつくばるマサヒロ!しかし照明の落ちた状態のブースではまったくの暗闇なのでなか
なか見つかりません(※23)。結局スタッフが慌てて持ってきてくれたライトを頼りに、なんとか復旧することができました!
そしてぎりぎりイベントスタート!
さあ 念願の初プレイにやっとこぎつけたマサヒロでしたが、ここにくるまでで既に予想以上のトラブルでなんとなくいや〜な予感がするのでした。ははは(まだ続く)。
(※18)プレビュー用のモニタってのは贅沢品なんで最初から持ってる人は少ないです。となるとブースからスクリーンが見えるかどうかは大きなポイント!
(※19)長期間、ほっといた機材の乾電池は死んでる可能性大です。自宅でスキャコンを使うことって少ないし、チェックしといたほうが無難!
(※20)これはプレイ時にある問題を引き起こしますが、それは次回(^
^)
(※21)短めのコンポジットケーブルはできるだけ多量に・・。ビデオミキサやスイッチャーで3つ以上の映像ソースを操ろうと思ったらほんと沢山のケーブルが要ります。
(※22)煩雑になったケーブルはテープで纏めとかないと事故のもとです。さらに床を這わせるケーブルは可能なら上からガムテープとかで覆っておきましょうね。
(※23)暗くて全く見えないです(^
^;) マグライトは持ってましょ。なんとなくカッコもいいし。
やはりというか、またノびました(笑) 次回もトラブル特集です。プレイが始まってもまだまだトラブルは続きますよ〜。ちなみに上の全部のトラブルを、筆者が実際にやってもうたわけではないです(^
^;)。毎回こんなヘマしてると思われたら、依頼こなくなる〜(^ ^;)。
いやしかしこんなに長くなるとはぼくも予想外でした。ほ、ほぼ間違いなく、次回で一旦マサヒロくんのお話は区切りま す。 次回、仮想VJマサヒロ旅立ち編最終話!まだまだ恐ろしい事件が彼を襲い掛かります!空前絶後の迫力!なぜならそれはリアルVJまさひろの実体験トラブルメモの全ての項目が一度に起こってしまうからです。ひ、ひどすぎる。さあVJマサヒロの一番長い日。お楽しみに!
−仮想VJマサヒロ旅立ち編最終話−
モータードライブVJまさひろです。仮想VJマサヒロくんのVJ計画最終回! 長かった・・。ていうかホントのデビューはこれ以上に色々ありますが(^
^;)。
さて遂にイベントがスタートしました!早速その様子を覗いてみましょう! 音がガツンとフロアを振るわせ始め、マサヒロも緊張しながら最初の映像をスクリ
ーンに映し出します!するとモニタ映像に乱れが!こ、これはなんだ?モニタがス ピーカに近すぎたか(※1)?
ちょっと離して・・ふう。なんとか回復。お客さんが フロアに出始めて体を揺らし始めます。スクリーンのほうも見てます(^ ^)。「ううう」感動にむせぶマサヒロ。
「正直不安だったが・・いける!これはいけるぞ!」素材を選びながら、次々に調子良く映像を繰り出すマサヒロ。なんとなくいい感じ。 「さて、映像をスイッチングするだけじゃないぜ!こっちには最新のVJソフトが与えてくれる見事なエフェクト機能があるのだ〜」(※2)とばかりに、お気に入りのカラー反転をやろうとマウスに手をのばして、
「ここに・・ここントコ・・あう」
簡易テーブルがつるつるでうまくマウスポインタが動きません。ここだ!ポチッと押してみると一個ずれて別エフェクトが出てしまいました(笑)(※3)。
「ううう結果オーライ!」と気をとりなおしてプレイ続行。ギコチなくエフェクトを取り混ぜながら、ヘタなりにも曲の進行と雰囲気にあわせて素材を選びミックスしていきます(※4)。
(※1)これは札幌のPECODRIVEさんから頂いたネタです(^
^)。防磁されてないスピーカーだとこういうことが起こるそうですよ。またちゃんとしたスイッチャやビデオミキサーに、延長しまくったり怪しい機材を通したりして同期信号の弱った映像をつなぐと、これまた色化けしたりノイズがのったりします。
(※2)あんまりソフトの機能に頼り過ぎるのもナンダと思いますが(>ぼく)、実際洗練されてるし、上手く使えば少ない素材でも飽きさせずに長時間もたせることができて重宝します。
(※3)ある程度キーボードショートカットくらいは覚えないと、テンポのいいプレイはできないですね。またマウス操作をするのならばマウスパッドは持っていったほうがいいです。
(※4)最初からウマい人なんていません。大切なのは、いいプレイになるにはどうすればいいか、自分なりに考えながらやることだと思います(^
^)
それなりに落ち着いてきたマサヒロ。「さてせっかくだから、中継映像のほうも使 ってみるか、ふふふ」とスイッチャーに手をのばす。それ。とデジカメ入力のほうに切り替えてみると映像は殆どまっくらけ。かすかに何かが動いてるような感じ。
あわわ、と焦ってもとにもどす。(※5)
「そ、そうか!会場が暗すぎるんだ!」
気づくのが遅いマサヒロ。ど、どうしようと焦っているとそれを見かねた友人が 「こっちにする?」とDVカメラを出す。「最初っからこっちださんかい!」と恩を仇で返し、慌ててセット!そして暗視(ナイトショット)モードをオンにして映してみると・・ばっちり(^
^)。
よしよし、としたり顔で中継とPC画面を適度なローテ ーションでスイッチングしていると、今度はカメラの電源が切れている!なんでじゃ?と頭を抱えてハッと思い当たる。も、もしかして保護機能のせいで、一定時間操作しないと自動で電源が落ちる仕組みなのでは!?(※6)
仕方なく、一定おきにカメラに手を伸ばしてチョコチョコいじるマサヒロ。つ、つらい。そんな こんなで頑張っていると、突然画面にダイアログボックスが!!
「このアプリケーションは不正な処理を行いました」(※7)
ぐああ!既に画面にはダイアログボックスのハシッコが映っちゃってます。慌てて中継に切り替えるマサヒロ。こ、これは・・たちあげ直すしかない・・。マシンを
リセットして、ソフトを立ち上げ直します。ふう。心を落ち着けて、さて戻そうと画面を出すと。。とっとっと、コンソール画面まで映っている!どうもスキャンコ
ンバータのズーム設定が外れてしまったらしい(※8)。慌ててまた中継に戻し、ズーム機能を押して・・ううん、これでは微調整ができない・・ぐおお。
(※5)暗いところでも撮影が可能となる機能がないカメラは、全くといっていいほどそのままでは使えません。ローソクの明かりやちっちゃいライトなどの光源を被写体の近くに置くなどの手段はあります。しかし、それでもリハ中にテストしておかないとちゃんと映るかどうかは難しいところです。
(※6)当たり(笑)これはデジカメもDVカメラも同じです。が、DVカメラのほうはテープを入れずにおくとスイッチが入りっぱなしになってくれるようです。
無論、一部の機種でしか試してませんので、皆さんお持ちのカメラで必ずこうなるとはいいきれませんけど。なんかメーカーのデモが始まっちゃうようなものもあるみたい(^
^;)
(※7)もう理屈ではありません(爆)。
ある日突然やってくる「不正な処理」と「爆弾マーク」。適切な予防策はあんまりないんですが、とりあえず要らない常駐プログラムを全部外し、メモリをたっぷり積んで、日夜デフラグに励みましょう。後、レアケースですが、運がわるいとPCが再起動しなくなることもあります。こうなるとその夜はどうしようもないので、可能ならデモテープを作ってビデオデッキを一つもっていっとくとかするしかないでしょね。ってこれ以上荷物増やしたくないって気持ちも分かりますが(^
^;)
(※8)いいスキャンコンバータでは設定保存してくれますが、安価なものだと信号が切り替わっちゃうたびにリセットされてしまったりしますね。
なんとか再調整する方法がないものか・・スクリーンに映して調整するわけには行かないし・・と悩んでたところ、車に積んでた小型テレビ(※9)にビデオ入力があったことに気づくマサヒロ!早速、ちょいと友人にブースをまかせて店を飛び出します。
これこれ・・とばかりに上機嫌でハコに戻ろうとすると、エントランスで・・。
「2500円です」といわれ、お金を取られそうになります(笑)(※10)
「ぼくですよ、 ぼく!!VJのマサヒロです!」焦って一生懸命説明し、怪しまれながらもよう やく中に入れてもらいました。
さてスキャンコンバータの出力をテレビに映して、ズーム位置を微調整してやっと状況回復。なんとか持ち直しました。
(※9)まあ、これは話の都合上あったことにして。
(※10)イベント前には必ずスタッフカードをもらっときましょう。出入りできなくなるし、運営スタッフを混乱させることにもなりかねないです。
さてイベントも終盤に近づきました。なんだかんだいってトラブルも乗り越え(ほんとか^ ^;)、無事(ブジじゃないって)最後の曲が流れ終わりパーティは終了。ほっと
一息・・。
オーガナイザさんから「まあまあいんじゃない?もちょっと素材が増えたらもっとプレイのバリエーション増えるかもね(※11)。後、ほかのVJさんをいろいろ
見て回るといいよ(※12)次もよろしくね(※13)」といわれ、またも気合が入るマサヒロ。
「よかった・・やってよかった」と感動しているところに、向こうから叫ばれます。
「早くそこかたずけて!」そう、みんなもう撤収にかかっているのにVJブースだけそのまんま。慌ててかたずけに入ります。コード類をブスブス抜いてカバンにつっこんでいると、「おいおい、そのプロジェクタからのライン、ウチのだよ」とか「その電源タップは店のじゃないの?」とおこられました(※14)。
なんとか荷物を全部まとめあげて車に詰め込み、一見落着。スタッフ皆さんにご挨拶して帰路につきます。「いや〜今日は、色々楽しかった〜。あ〜つかれた・・」
とウトウト・・
ガン!(※15)
気が付くと5年ローンで買った愛車をガードレールにぶっつけてしまいました(T T)。あまりのショックに目も覚めて、後はオメメパッチリで無事帰宅。めくるめく複雑な思いを胸に、眠りにつくマサヒロでした・・。
起きたらすぐ部屋でマシンを組み直さなければならないことも忘れて・・。 (※16)
(※11)色々いっても素材が100くらいじゃ長時間のプレイは厳しいです。VJが複数ブッキングのパーティに入れてもらうとか、ビデオミキサとカメラを入手して中継をまぜるとか工夫が必要ですね。
(※12)やはり他者のプレイは一番参考になります!是非是非目を肥やしましょう!地方だと難しいですが・・。
(※13)一度やれば続いていくもの。真剣にやっていればまたお声がかかりますよ(^
^)
(※14)コード類や機材については、自分のものと他者のものとを間違えないようにしましょう。大切なものとかにはシールとか貼っておくといいですね。
(※15)帰りはホント眠いです!どうか気をつけてください!マジで!可能ならどこかで少し仮眠を取ってから・・。ほんと事故率高いです!一番大事!!
(※16)このうえ、ウチに帰ってもまだやることがあるという(^
^;)
というわけで、長い間お楽しみいただいたビギナーVJマサヒロの活躍はどうでしたでしょうか(^ ^)まだ他にも、
・接続は間違ってないのに映像が出ないと思ったら、ビデオミキサーが暴走してた。
・ビデオカードやスキャコンの不具合で色が出ない。
・垂直同期60Hz固定の液晶モニタでは、何かのはずみでビデオカードが高周波になって映らなくなる。
などなど、レアケースでのネタは沢山あります(^ ^;) それはまたトラブルネタが溜まったらVJマサヒロ「中級編」とかやろうと思います。ネタは随時募集です。
PECODRIVEさんありがとうございました!さて次号は・・何書こう(^ ^;)。最後になりましたが、イベント帰りの事故だけはホンット洒落になりませんので気を付けてくださいね!!ではまた。
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