*Sophia*


ソフィア、愛称ソフィー。
エルスの後継予定だったPC。
結果的にエルスが居残ったので、彼女の方が期間限定になりました。

罪を負い放浪するエルス。一人生き残り、故郷が滅んだ理由を問い続けるソフィア。
二人は一つの国の滅亡の裏と表を表しています。

それにしても、王国に女神族の方が多かったので、女神関係のPCを作りたかったのですが、
エルスの設定を一神教ベースにした時点で、出せるのは彼女だけだったんです!
グノーシス派の智恵の女神ソフィア…中々恐れ多い方をモチーフにしております。 勿論、そのままという訳ではありませんのでご容赦を。
神と悪魔を生み、智恵の樹として天界と地上を支える礎の一つとなっている彼女。
勿論、覚醒せず人間として地上にいた少女には何の力もなく、故郷の誰も救うことは出来ません でした。
優しい家族に囲まれた幸せな生活を一瞬で失い、命の恩人に仕えながら、世界の真実を知っていくことになります…。

能力などは、エルスと正反対に出来ることをはっきりさせておこう!というイメージでした。
付与魔法を操り、一時的に物に力を与えたり、逆に力の流れを妨げ、打ち消したりするウロボノスの杖を持っています。人形のエリーことシアを 王国に持ち込んだのも彼女でした。

外見は、空色の瞳、お日様色ふわふわ巻き毛のメイドさん、という私の好みを体現したような少女。(笑)
誰に対してもにこにこと笑顔を振り撒き、出会った人、みんなが大好き!そんな女の子です。
…しかし、彼女とエリューシアのただ一度の出会いが、結果的に一つの世界滅ぼしたのでした。
それが男女ではないのが、私の物語らしいところで、エリューシアの初恋がソフィアだったら、 普通に納得できるんですが、そういう訳でもない。
ただ、神ではなく人間でありたい、という思いを起こさせてしまったのがソフィアだったと。それだけなのです。そして、 そのソフィアは実は女神でもあったという矛盾…。
そんなことは何も知らぬまま、二人は擦れ違って行きます。


女神として覚醒した時は、誰に対しても「我が子」「愛し子」の姿勢を貫きます。
全ての世界の存在を誤りと知るカオス。自分以外の命を肯定し愛するソフィア。
二人の”母神”の想いはどちらが正しいのでしょうか?





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IBGM Morning Grace(岡崎律子)