*Els*


エルス、本名Elyuschia
一番最初に登録して、メインで動いていたPCです。

異世界間を放浪し続けなければいけない、という設定だったので、最初は期間限定のつもりでした。
血筋、能力、前世等、何も特別なものはなく、ごく普通の人間のつもりでしたが、王国でのお話が進むにつれ、 色々なものを(良い意味で)負うようになりました。
自他共に認める脇役。(多分)
記憶喪失で、過去を少しづつ思い出す…というプレイスタイルがやりやすかったです。

背後的には、特別美人というイメージはなかったのですが、(髪伸ばし放題、化粧気なし、骨ばってる、血の気が薄い、 身長があるので華奢には見られない、など)
黄金率ではなくても、見る人が見れば美人に見える…のかもしれない。
綺麗だと言ってもらえたり、恋人が出来たりしてとても嬉しかったです。

楽器を扱うので、指なんかもキレイではなくて、ちょっと固くなっていたしてり。
真っ白な肌に噛み癖があるので異様なほど赤い唇と、暗い色の瞳の女性。
酷く細身で、例えるなら艶やかな花よりもすらりとした深緑の若木。でも胸はそれなりにある……そうです。(何)
吟遊詩人を生業にしているのに、その唄は人に聞かせるよりも、自分が生きるために吐き出す慟哭のよう。
既存の唄も歌いますが、殆どが自分で作った拙い詩ばかり。
そのため、吟遊詩人としての評価は2流以下で、楽師としての腕前は上々なので、歌わない方が評判が良かったようです…。
伽姫としての価値はそれなりに高く、竪琴を僅かに奏でさせると、すぐに閨に連れ込まれたとか。
”唄を聴かないお客様”が多いのですよ。


神でもなく、魔王でもなく、女神カオスを信奉しているということは、この世界の行く末が消滅であって欲しい、という願望の現われ です。
それを覆したのがBさま。生まれて初めての恋。
あとは幸せになって欲しい、と願う相手が増えたことが大きな要因となっています。
だって、何も知らなかったのだから。自分が近付くと、人を不幸にするゆえに、故意に遠ざかっていた温もりを。
そういう面では本当に子供ですね。しかも、懸命に背伸びする子供。
人を愛するには、まだちょっと幼すぎたのかもしれないけれど、どうなんでしょう。
娼婦であるのに、恋の手管一つ判らず、求められれば誰にでも体を差し出す従順さ。
その反面、支配に対する激しい反発心。神にも、魔王にも、自分を曲げて従うことはしない。
例え世界を滅ぼされようと。
自分で思っていたよりも、一途で激しい女…だったかもしれません。





→悪魔のB様
最愛の愛人(アイレン)。色々と大事にして頂いた反面、一番ご迷惑を掛けた方でしょう。
戻って来たら、”さま”なしで呼びますから!(意外と拘っていたり)
普段の物腰や優しさは勿論、それ以外のあれこれでエルスを恋する乙女へと変貌させて下さいました。 なんだろう、語ると長くなるので小説を参照のこと。
何だかんだ言って、一生傍にいるんでしょう、きっと。





→天使のP様
可愛い妹でありながら、頼りになる年上の友人。彼女の存在は、一言でいうとお日様。
しかも、ぽかぽかの春の日溜りです。
やはり、とても辛い過去を持っていらっしゃるのに、いつも明るく元気で、優しくて。
天使とはこういうものなんだな…とエルスは認識を改めたに違いありません。(それまで知っている天使が、ツァドキエルだけだったもので)
卵から孵ったら、真っ先に会いに行くだろうと思われる方。何百年後か何千年後か判りませんが、どうか待っていてやって下さいませ。





→精霊のK様
最初の頃からのご友人の一人。何かあった時、悩んだ時、もっとも相談に乗って頂き、また甘えてしまった姉とも言える方。
エルスはあまり素直じゃない(本心を隠したがる)性格で、特にB様とお話していると、素直に甘えたいのに甘えられない…ということが多かったのですが、K様に対しては、いつも素直にお話していたように思います。
職業が同じ吟遊詩人だったので、P様も交えてのディスカッションが楽しかった覚えが。
彼の方はB様のご友人でもあるので、戻ってきたらまた普通に一緒にいるのかな、と。





→魔術師のC様
この方の体現しているものは家族、そう家族なんですね。
初めて『姉さま』と呼ばれ、どうもぎこちなくて、それでも嬉しくて…というのは、 エルスが恋人以上に”家族”に不慣れだから。
子供を生む…ということが考えられなかった彼女が、後半ちょっと母親っぽく、また姉っぽくなってきたのは、 やはりこの方のおかげなんでしょう。
なんだか偉そうに色々お説教とかもしましたし。すみません。(苦笑)
この方も、眠りから覚めて普通に会えそうですね。





→薬師のO様、妖魔のP様
二人とも、エルスにとって大切な方。エルスの性格が少し違っていたら、O様にも恋愛感情に近いものを持ったのではないでしょうか。
早く、一緒に幸せになれる方が出来ればいいな…という気持ちがずっとありました。(でも、万が一にでもエルスが恋人になっていたら…幸せになるどころじゃない気もするので…)
P様は同じお菓子好きで、とてもお話が弾んだ方。
また、『私の国に招待する』と言われたのが、エルスはよほど嬉しかったようです。
二人のことを思うと胸が暖かくなる。そんな存在。
戻ってきたずっと後にお手紙を頂き、また友好が結ばれて、お二人のいる妖魔の国にも出かけて行けるのかな。そんな未来を望んでいます。





→吟遊詩人のI様
同じ屋敷で暫く暮らしていた、可愛い妹のような存在。
髪の色や目の色、雰囲気が少し似ているような気がして(ごめんなさいっ)他人とは思えない方でした。
エルスは普段あまり泣かないのですが、B様、K様、そしてI様の前では泣いたことがある気がします。気が緩むのかな?
戻ってきた後も、多分彼女のことを忘れることはなかったでしょうが、人間の寿命の長さなどあり諦めていたところを、思いがけず再会出来たとか。





→夢魔のK様
初期に逢った方の一人。分類出来ない部分で大事なヒト。
恋に近いような遠いような。途中でお会いできなくなったのが今でも残念です。
エルスの夢の中に宿を取っていらっしゃったので、いずれ再会することもあるのでしょうか…。





→剣士のS様
やはり途中でお会い出来なくなってしまったのですが。イベントや色々絡んで頂いてありがとうございます。 この方の励ましがなければ、エルスは何度挫折仕掛かったことか…。まぁ、様々なことで。(汗)
二人の”誓い”はずっと守られていくのだな、と思っています。





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ICV 菫青(PL本人)
IBGM 薔薇色翠星歌劇団(ALI PROJECT)
イラスト OMC by.彪雅 マサトさま