|
+時の雫+
その国を遥かに、過去と未来の御伽噺たち。 ![]() 魔界 魔王<ルシフェル>ルイ・サイファー(サイファ) 年齢不詳。外見は、その器により美しくたおやかな女性の姿を取っている。 長い銀髪と、冷ややかな金の瞳、漆黒に染まった六対の翼を持つ。 某悪魔(他PL様のキャラクターさま)により、召還され降臨した。器は類稀な媒体質。 それゆえに、莫大な魔力を損なうことなく、発揮できる。 太古の天と魔の大戦時に、ミカエルの剣により、幾つかに分かたれてしまった暁の魔王の魂の欠片の一つ。 他の欠片を探し出し、一つに戻ろうとしているが、対立する場合は滅ぼすことも辞さない。 天界では熾天使の長であり、神を告発する者(サタン)。また、ティファレト(美)の天使ミカエルの双子の兄弟。 武器は鞘のない赫い剣(つるぎ)で、即時召還が可能。 他に、硝子のように透き通った氷の茨を扱い、氷の花を咲かせる。 天界奪還と地獄統一を目指し、神に対抗する力を蓄えるため、万魔殿の奥底で暫し眠りに付いている……と言われている。 <仮面公>アスモデウス(仮面のデューク) 魔王<ルシフェル>に従う悪魔の一人。 常に顔の半分を覆うファントムのような仮面を被り、その姿は優美で退廃的。 快楽や美に耽り、自分を楽しませてくれるものに力を注ぐ。 性格はいたって気まぐれ。 <魔海候>リヴィア・サン(リヴィー) 魔王<ルシフェル>に従う悪魔の一人。 外見は十歳そこそこの無邪気な少女。僅かに水色がかった長い白髪と、アクアマリンの瞳を持つ。 絶対神により、対になる存在(配偶者であり恋人)と分かたれ、終焉の日まで会うことができない。その一瞬の逢瀬のために生きている。 普段は激しく暇を持て余しており、美しい物を傍に置くのが趣味。 また、歪んだ海の魔物である彼女は非常に高い魔力を持つ。彼女の気紛れによって、酷い目にあった魔族や天使は数知れない…。 当然ながら、性格は非常に嫉妬深い。 堕天した天使ではないため、天上への執着は薄いが、絶対神への憎しみも大きい。 自分の領域を侵すものとして、ジブリールを憎悪している。 <浴槽侯>クローセル 温泉が好きな、退屈やの少女。 外見は13〜15歳。酷く華奢で、小さな人形のようにも見える。 艶のある白髪を腰まで伸ばし、大きな瞳は琥珀色のネコ目。 リヴィアとは仲が悪い。 生まれ付き、漆黒の翼を持つため、本当に堕天したのかは今でも謎。 使役に”アルラウネ”と呼ばれる妖魔を使っている。 別名、黒天使。 <掠奪侯>シャックス 魔王<ルシフェル>に従う悪魔の一人。 コウノトリの姿をした老紳士で片眼鏡を掛けた洒落者。 血の伯爵と一二を争うほどの嘘つきだと有名だが、最近は地獄の重鎮として非常に多忙な日々を送っている。 説教が長く、一部の悪魔からとても煙たがられる。 涙腺は緩いらしい。 <願いの貴公子>セーレンス・セエレ 魔王<ルシフェル>に従う悪魔の一人。 金糸の髪と、澄んだ翡翠色の瞳を持つ、魔界の貴公子。 性格は誠実。地上で暮らしていたこともあり、かなりの親人家。銀の鬣の白い馬に乗り、その容姿は品があり美しく、とても悪魔とは思えない。 しかし、盗みのプロフェッショナルで、どんな隠されたものでも盗み出せる能力を持つ。 リヴィアには何か借りがあるらしい。 <不死の貴公子>フェネクス 魔王<ルシフェル>に従う悪魔の一人。 いつもいい加減そうに見えて、意外と責任感のある性格。 煌く金髪と、血のように赤い瞳の美しい青年。 モリィーの店の常連。また、シャックス侯が苦手。天界に双子の妹がいる。 <?>五十鈴(いすず) 白髪を肩下辺りで切りそろえた、赤い振袖姿の少女。(少年?) 年齢は13〜14。チェリークォーツの瞳、手には桜の花か鈴。 地獄の者らしいが、正体は不明。 <?>モリィー(赤毛のダッチェス) 地獄の第一階層にある、小さなバー”柘榴の実”のオーナー。赤毛でグラマラスな美女。 人脈が非常に広く、アスモデウスとは喧嘩友達。 混沌
<夜魔姫>エルステラ(エルス) 長い長い時間、肉体を離れ、薔薇色の卵の中で眠り続けていたヴァンパイアの少女。 唯一、血の主のベリアル様(他PL様のキャラクターさま)の後を、どこまでもちょこまかと付いて行く。 一応、彼の愛人(アイレン)。 眠りに付いた時に記憶を大分失い、年齢が逆行してしまったため、言動が子供っぽい。 覚醒後は、少しづつ成長しており、血の契約をした年齢に達せば、以降は不老不死。 とある魔法の国で出会った人々のことは大体覚えていて、懐かしく思っているが、 眠っている間に国が無くなってしまったので、多くは解らないまま。 消息が解った方とは、また交友したいと思っている。 深い蒼の瞳は、僅かに紫掛かっていて、アイオライトのように色を変える。 滑らかな雪花石の肌。長い黒髪はさらさらと手触りが良い。 黒猫に変身する能力があり、しょんぼりすると猫耳が垂れる。 普段は眠っていることが多いが、夢の中ではサイファに逢うこともある。 イメージソング / Voyage(浜崎あゆみ)/ For フルーツバスケット(岡崎律子)/ This Love(アンジェラ・アキ)/ 花鳥風月(Metis) 女神<カオス> 本来は性別のない、神でもないもの。原始の混沌であり、全てを無に返すもの。 それは世界を深く愛し、同時に憎み、母の慈愛で世界を生まれる前の安らぎの時に戻そうとする。 『ある』ということに本質的な憎悪を持ち、この世にある全ては『無駄』で必要のないものと知る。 全てを飲み込む貪欲な獣のようだが、同時に全てを受け止める優しき腕(かいな)。 聖なる者も、闇の者も、全ては彼女の内に生まれ、消えて行く…。 神に故郷を破壊されたことで、神とそれが作った世界と自分自身に強い嫌悪感を持ち、類稀な媒体質でもある少女を介して、 この世に具現されようとしていたが、彼女が恋人と『生きる』ことを選択したことによって、その輪郭を失いつつある。 <異邦人>レディ・リドル 異世界間を自由に移動し、過去・現在・未来を旅する『星渡り』の力を生まれながらに持つ少女。 その力は、母親に由来するらしい。 外見年齢12歳前後。綺麗な青と灰色のオッドアイと、天界人のような優美な容姿が印象的。 魔獣一匹をお供に、天界、地上、魔界問わず、自由に散歩する天性の放浪人(ボヘミアン)。 時空を操る力は天界でも禁忌とされるため、密かにブラックリストに載っているとか。 種族は不明。黒い翼を持っている所から、魔族か堕天使と思われる。 しかし、聖魔の力を併せ持つところから、異邦の神とも考えられている。 魔術に長け、特に悪霊など霊的なものを召還し、自分の意に従わせる。 <居城の姫>蛍石(フルオライト) 空間を移動する、不思議な”城船”の主。 異世界から来た、『星渡り』の一人と見られる。 女神ソフィアの現身を手元に置く。また、彼女を滅び行く世界から救い出した。 外見年齢10歳程度。長いストレートの金髪に、漆黒の瞳を持つ。 ”妹が欲しい”という我侭な理由により、ソフィアの外見を8歳に留めている。 また、彼女自身、成長することがない。 言葉を話さないが、声が出せないわけではなく、自ら封じているらしい。 天界<座天使>シーズィエル 天界の図書館にあたる建物で働いている天使。アカシック・レコードの守護者(ガーディアン)で、 情報の天使と言われる。 地獄にも、少し図書館利用者がいるので、魔族の何人かとは顔見知り。 全ての情報媒体物(印刷物など)から情報を引き出し、劣化しない状態で保管することができる。 彼女の元には、毎日人間の発行物などが届けられる。 しかし、情報を得ることと、知ることは違うため、その全てを理解しているわけではない。 顔に傷があり、それを隠すように髪を伸ばしている。羽根は朱色で、その珍しさも本人の悩みの種。 ケセド(慈悲)の天使ツァドキエルとは親しい知合い。 <?天使>ファニエル 天界にある監視塔で、時間律について見張りを務める監視官。 本人も精神のみ時間を渡ることが出来る、星渡りの一人。 銀がかった水色の髪、アイスブルーの瞳は、水晶のような危うさを感じる。 また、シーズィエルと同じ”有色翼”の天使で、彼の翼は深い瑠璃色。 外見の珍しさと、本来の性格の冷ややかさから、本当は堕天しているのではないか、と何度も疑いを掛けられている。 <熾天使>アクリエル ”金色(きんじき)のセラフ”と呼ばれる双子の熾天使の一人。 生まれ付き、天界のある一角”ガーデン”から出ることが出来ない呪を持っていて、 特別神に寵愛された愛児(まな)の印とされる。 また、強大な魔族との戦いの時だけ、戦場に出て弟と共に戦う。 緩やかに波打つ長い金髪は、太陽のように眩しく、その呼び名の由来となっている。 瞳は、深い常緑樹の色(エバーグリーン)。やや幼い少女のような容姿で、穏やかな性格。 何故かファニエルと親しく、よくガーデンに呼び寄せては話の相手をさせている。 <熾天使>クリアエル ”金色(きんじき)のセラフ”と呼ばれる双子の熾天使の一人。 戦いの時以外は、ガーデンから出ることが出来ない姉を労わりつつも、どこかコンプレックスを抱いている。 姉と共に発揮する”浄化の炎”は強力であり、魔王級の悪魔であろうとも、魂を焦がされるという。 しかし、本人は酷く戦いを嫌っており、魔族であろうとも滅ぼすことに深い悩みを持っている。 時間の殆どを姉の居るガーデンとその周辺で過ごす為に、酷く世間知らずで、時々突拍子も無いことを引き起こし、周囲に冷や汗を かかせることもしばしば。 髪は姉と同じ見事な金髪。瞳の色は薄い藍色(ラベンダージェイト)で、二人を指して”星鈴樹の天使”とも言う。 <天使の子>ミスルトゥー(ミスル) 濃い砂色の髪と、エメラルドの瞳を持ち、父親が天使、母親が精霊という清き血を引くハーフ。 天使の生死が全て神によって管理されている天界において、勝手に子供を誕生させるのは反逆罪に近く、父親は牢獄に幽閉されることとなる。 赤ん坊の時に母親の手によって精霊界に預けられ、精霊たちに慈しまれて伸び伸びと育つ。 やがて、天界で唯一の”海に浮かぶ森”に入り、そこで眠り続ける天使の少女と出会うが……。 荒廃した地上を憂い、大地の恵みを甦らせようとする、心優しき少年。 <天使>ライラ 夜と妊娠の天使。縮れた黒髪、紫の瞳を持つ。 元々大天使の一人だったが、ルシファーたちと親しい付き合いがあったのを理由に、地位を剥奪された。 ”生き物に魂を運ぶ”という稀有な役目ゆえ、堕天は免れた。 いつも大きなつばのある帽子に造花を飾り、華やかな化粧を施す麗人。 その聖衣は漆黒で、天界では非常に珍しい。 女神ソフィアの直属の部下であるという噂もある。 |