それは
終わりのようで。
始まりのようで。
ずっと抱き締めていたい。
そんな、ネガイ。

私が手にした
唯一にして永遠の真実。








+青のプロット+











宝石のように輝く
はるかな国に、迷い込んだのは、
アリスならぬ黒髪の旅人。





                 ヴァイオリンの音色に惹かれて、
                 ただ、足を向けただけです。
                 それに、月があまりに美しかったので。


それならば、
今宵の月と星の巡りに感謝せねばなりませんね。






彼女を迎えたのは
海の精さまの優しい歌声と
花の妖精の姫君の、美しき舞。



そして、淡い恋。







                   宜しければ、
               貴方が暁の君を捜すお手伝いをさせて下さい。


貴女の見せる微笑は何処か嘘がある…。






                何故?貴方に想いを寄せているからです。
                 ……笑うと思ったら、本当に笑いましたね。


言ったでしょ? わたくしは貴女を気に入っているのだと。
                もし構わなければ…連れて行って下さい…。







流された、血と泪。










あいつに何かあったら、俺が絶対止めてみせる。
                 私は、全てを賭けてあの方を守ります。




                  なぜ、あの方を殺したのですか?
                   ……とでも言うと思いましたか



特別な力なんて、ない方がいいんですよ…。


                  我は穢れた神の羊。
                  生贄を捧ぐ者なり……。



人間さんは大変ですねぇ〜。

            これを吹けばいいんですか?
そうです〜。ぶぉ〜ですよ〜。





わたくしはとても辛かったんです…。
もう俺は死なない。あんたにも殺されない。




積年の恨みを返しましょう……あの美しき光の国を手に入れるため。

                   最後の悪戯…
                お許し頂けないなら、この命で償います…







重ねた、出会い。




お誕生日のプレゼントは、何がいいですか?
歌を贈って下さい。貴女の最高の歌を私に。

いつか、私の国に招待しよう。







幾つもの、傷み。








これこそが忠誠の証。
少しでも偽を感じる行動をとった瞬間、その刻印がそなたの心の臓をやきつくす。

                  ……闇の秩序であれ、光の秩序であれ
                  私の心を縛ることは出来ません。




            貴方は私の全て…貴方が消えたら私も消えます。
                ただ、それだけ…


あの方が姿をくらませたならば、わたしは好都合だと唇を吊り上げる存在でございましてよ?

                    貴女のためでも死ねますよ。
                   自分で選んで、好きになった方ならば。








あの子が、生きていたいと思えるようにしてやって下さい。
お願いします…。






       私はいつまで泣かないでいられるでしょう…。


……お母さんに返してあげる…私の魔力も、貰った心も。
封じようとしていた、悲しみに流す涙も。




                何故私を?
幸せにしたいと思ったのが、貴女だったから…です。

           貴方の傍にいるのが一番幸せです。
            お解りになりませんか?


わたくしにはそうは思えない…。











――――…そして。








     でも、いつか貴方が私に会いたいと思ったら、
     呼び出して下さい。
     ずっと、ずっと、お待ちしておりますから……。




待ちなさい、姫君!!


































未来(さき)へ。

いつか、遠い場所に届くように。
貴方が、呼んで下さるように。

……再び、出会えるように。