CBR750トップに戻る ツーリング日記に戻る ホームへ戻る

銚子と九十九里ツーリング

2005年1月29日 土曜日
最近,ひとりでツーリング行ってないなあと思い,冬なので暖かい方面へ. 行き先は最近気になっている銚子と九十九里の海岸.

午後は雨,しかも南ほど降りやすい,の天気予報を気にして出かけるのやめようかと思いつつも 晴れて太陽も出てきているので決断.
家から国道123で益子,県道1で笠間,国道355号,県道30で茨城町を経由して東へ,南へ,海の方へ進んでゆく.
茨城町まで県道43,国道6号と交差したところで県道16になる.県道50〜110で鉾田を目指す.
鉾田を過ぎると北浦が右手に見えてくる.鹿行大橋の近くのコンビニで休憩するがご飯物の弁当が売り切れて何も無い. 仕方なくというか,セイコーマートのオリジナルバーガーとコーヒーの昼食.
写真は今の鹿行大橋.古くて重量制限をする必要があるのでとなりに新しい橋を建設中.
鹿嶋市(嶋の字がなじめないが)まで北浦沿いを走行,2車線の県道238〜国道124号は高速移動コースとなる. このあたりですっかり曇ってしまう.
波崎町で海岸の看板を見つけたので立ち寄ってみる.海沿いの道をそのまま進むと利根川の北岸のほぼ先端を 回って川沿いの道になる.
このあたり,漁港の町で水産加工場が多くて魚の臭いがしている.魚関連の荷物を積載したトラックも走行している. そんなトラックから水が流れ出して道路が濡れている.油分もありそうでものすごく慎重に走行する.
雨でもないのに濡れた路面が乾かないのは海水の塩分,魚の油分が含まれているからと思われる.
いまだカウルをつけていないCBR
銚子大橋が見えてくる.利根川の河口にかかっているとても長い橋.写真を撮りに止まって自分のバイクのタイヤを見ると なにか丸いものがぽちぽちくっついている.小石が挟まっているのもあったがなんと魚のうろこだ. こんなことは初めてだ.
他の場所で路面を見るとさかなのうろこが落ちているのも発見できた.やはりトラックから流出したものだろう.
写真の橋を渡って銚子市に入る.
銚子電鉄を見ようと銚子駅に行くがスカ色の113系を見ることが出来たのみ.列車の本数は意外と多そうだ.
対岸が銚子
天気予報で雨が降り出す確率の高まる午後3時を過ぎても雨の気配は無い.所々日が差している.
そんな中,銚子の市街地の道を海に向かって進んで行く.程なく海が見え,海沿いの道を犬吠埼を目指す.
以前は千葉県に住んでいたが銚子に行ったことは数えるほどしかない.久しぶりに岬に来て,みやげ物屋を見て, ああ,こんな感じだったと思い出す.
このあたり,家々の感じが岬っぽい(海沿いの建物の雰囲気がある)と思う.
曇り空の下,灯台
岬を見た後,長崎鼻方面へ,多少迷いながら外川駅に行ってみた.銚子電鉄の車庫はここでも無いようだ.
しばらく見ていると銚子駅に向けて電車が出発するところ.確か元は地下鉄の車両,単行だ.

愛宕山の展望台に行ってみたが曇りだし,有料だし,で今日はパスする. 天気が良くなりそうな明日に出直すことにしよう.
岬を後にして今日の宿の九十九里方面へ走り出すが銚子有料道路に乗ってしまったよう.有料道路は嫌いなので料金所はどこかなと 落ち着かない気分で走るが降りる道は全然無い.そのまま国道126に合流.結局料金所は無かった.
飯岡から県道に入り南下して行く.途中ちょっとミスコースしたが標識の地名を頼りに県道30に戻る.
宿を取った野栄町を行き過ぎて蓮沼村まで行って見る.お目当ての海岸の下見.すでに4時半で薄暗くなってくる.
上空がちょうど成田空港への進入コースで,夕方の到着便がどんどんやってくる.音が聞こえるが機影は雲に隠れていて 高度を下げるにつれて突然姿を現す.着陸へ向けてエンジンの出力を調整する感じまで分かる.
海岸から戻り国民宿舎へは5時半ごろ到着.ちょっと古いが観光ホテルのたたずまい.風呂に浸かって浴衣を着て ご飯の前に缶のビアで酔いが回る.
晩ご飯は食堂で他のグループもいる中,ひとりでゆったり.
ところが 給仕のお姉さんに最後のご飯を頼み,それをおにぎりにしてちょうだい,さらにラップで包んでちょうだい, 包んだ様子を見て 全部包みきれていないじゃないの,サランラップはけちけちしちゃだめよ, その上ワインを持ち帰るのにコルク栓はどうしたこうした, などと聞くでも無く聞いていてあきれてしまうような奥サマのいる家族連れにげんなり. お姉さんに同情してしまった.

部屋で350mlのビアのんで横になると世界不思議発見の坂本ちゃんも見終えないうちに撃沈.それが原因か 真夜中,2時前に目が覚めてしまい寝付けなくなる.
ケータイのアラームを日の出が見えるようにセット,さらに寝付けず考え事をしていたが, 次に気が付いたのは自分でセットしたアラームのメロディ.
眠いけど夜明けを見てみる.水平線には雲がかかっていて10分ほど過ぎてから太陽が顔を出した.
朝風呂のあとシンプルなバイキングの朝食.
宿は値段の割りに良かった.ビジネスホテル+居酒屋より多分安上がりと思う.
2005年1月30日 日曜日
9時過ぎには宿を出て,昨日下見をした蓮沼の海岸へ. 昨日とうって変わって太陽がまぶしいものの,風が強くてバイクを振られる.
バイクを降りて歩くと目に砂が入ってコンタクトが痛い.
とある場所を見つけようとするがなかなか見つからず. バイクで移動して付近を歩いて,を何度か繰り返して時間を浪費してしまう.
結局,昨日一度歩いていた場所が目的の場所だったことに気がついて, 今までの遠回りを自分で笑いながら写真をいろいろ撮ってみる.
このツーリングの目的のひとつをやっと達成.ヒントはたっぷりもらっていたのに ずいぶんと回り道したもんだ.
写真をクリック!
もう一度砂浜も見て,満足してバイクに戻る.さあ出発だ,と思うが 目に入った砂でコンタクトが痛い.走り出してから痛むといやだなあと一度コンタクトを外して 目の周りをバンダナでこすり,再びレンズを装着しようとしたところ失敗して飛ばしてしまった. こんな草の上だし風があるしで,落としたら見つかるはず無いなあ,と思いながらやっていたので 見事にその通りになってしまった.
間抜けである.
一応,メガネを持っていたので走行は可能である.しかし,昨年の9月に新しくして, 年末に一度交換してもらった側のレンズだし,定着しないなあ. がっかりした気分の割合が増えて,おまけに風が強くて走りにくいので少し気分が沈む.
気分転換にミニストップでコーヒーを飲んで昨日パスした愛宕山に向かって狭い県道254を走行.
昨日パスした 愛宕山の展望台に登る.屋上からはぐるっと海が見えて,犬吠埼の尖がり具合が実感できる.しかし風が強い. デジカメを飛ばされないか心配.
今日は海の色もきれいに青いし,日差しで輝く海面も良い.
aikoちゃんの, 新年スペシャルコマーシャル映像の海の感じに近いかな,ということで, このツーリングのもうひとつの目的も達成.

あとは風に負けずに帰るべし.
犬吠崎を後にして銚子漁港を見ながらぐるっと一回り,国道356の東庄町まで行って利根川を渡る. あえて国道124号にのらず県道260を走行.小見川大橋からの県道44〜国道124〜県道238と進む. 国道51号の古い神宮橋で北浦を渡り千葉方面に少し戻る.潮来市(市になっていてびっくり)で県道50に進路をとる.
霞ヶ浦と北浦の間の台地の上を進む道だが,信号も少なく走りやすくて当たりの選択だった.
引き続き風が強く,しかも冷たくて寒い.海から離れると気温も下がってくる. なので思わず体に力が入っているようで疲れる.
県道50を進んでいるつもりだが,途中で変な交差点があったり,道なりのつもりでもやけに狭い道になったり. こういう道はこんなものだ,と思いながら進む. だんだん不安になって来た辺りでとても手がかりになる案内標識のある 交差点に行き当たる.
チャンスとばかりに地図と見比べる.前方の県道145の標識と奥谷(茨城町)方面, の手がかりでやっぱりミスコースしていることが判明.
無事にリカバーして県道18〜181〜国道6号と交差して県道43〜国道355号とどんどん進める.
国道355のバイパスに入ったところのセイコーマートで缶コーヒーとカレーパンで休憩.
笠間にきた時点でまだ明るいのですっかり安心感が出てくる.昨日来た道と同じ県道1号で益子へ. 昨日にも見かけた雪か凍結で落ちていた車はまだそのままになっていた.
益子で夕焼け.あとは普段から通りなれた道で家に到着.
帰り道がスムースだったので,コンタクト紛失のあきらめも付いてくる.寒かったが面白いツーリングになったなあ. と思っているところ.

30 Jan.2005

CBR750トップに戻る ツーリング日記に戻る ホームへ戻る