長野県は青木村(上田市から松本方面に国道143号を西に進む)の
田沢温泉のYH富士屋旅館.かなり古い建物です.元は国民宿舎,旅館だったのですが
少し下の田沢温泉の入り口に新しい露天風呂付の建物を建てたので,多くのお客さんは下に行きます.
写真の左側が青木村の中心に向けて下っていく石畳になっています.
この写真で見える部分の1階は大広間,2階は客室となっています.
ここは温泉街も無く,ネオンもみやげ物屋も無い,ひっそりとしたたたずまいです.
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富士屋旅館の向かいは"ますや旅館".
島崎藤村ゆかりの宿だそうです.こちらも年季の入った木造の3階建てで,中がどうなっているのか興味があります.
こういう,古い建築基準法で規制される以前の木造多層建て建築(温泉に多い)は大好きです.
あと,木造校舎とかも.
石畳の切れたあたりが富士屋の新館?です.
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玄関?門?の上にかかっている看板?で"芙蓉館"です.
写真には写っていませんがツバメの巣を受ける板や
写真の右上の謎の石?があります.この門は車も入れるほどの幅があります.
富士屋のちょっと上には公衆浴場があります.
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門から入って右手はこのようになっていて,古い車輪とか臼があります.
古くからの建物であることを物語っています.
いい感じだと思いませんか?
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この日は自分の他に,BMWのツーリスト,奥の乗用車のお客さんなど,大入りでした.
スクーターはここのおばさんのです.この中庭?にバイク置けるのもうれしいポイントです.
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写真の左は通り(石畳)に面した建物で,右側が食堂,厨房,温泉がある本館?です.
2階部分に木の廊下が渡してあります.奥は格子戸になっていて,そこからも通りに出られます.
1軒の宿屋にして昔の宿場町の雰囲気さえ漂わせています.
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2階からみた渡り廊下と中庭です.だいぶ日が暮れて暗くなってきました.
ぼちぼちお風呂いきましょっか.
内湯は本館の玄関や食堂があるフロアより1階下のレベルにあります.
裏は川が流れていて,地形に合わせて1階下のレベルになっているようです?
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かなり暗くなって撮影したのでえらく暗そうなお風呂ですが,実際はもっと明るいです.
お湯は透明で(黒い湯の華が少しある)硫黄のにおいが少しします.温度は41〜42℃,Ph9.2のアルカリ性.
温度とあわせてとってもやわらかくていくらでも浸かっていられるようなお湯です.居眠りするのも極楽.
桶はもちろん"ケロリン"です.
ストロボ使って撮影するとこんな感じ
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