鉄道関連に戻る 今の京成トップに戻る ホームへ戻る

今の京成

20年前にはいなかった形式と,北総/公団の車両を紹介

3006編成 高砂駅
京成の最新鋭車,2003年初頭に登場. 最近のJR東日本 E231系の成功から始まった標準化の流れを汲んだ構成の車両であるが, 前面などにオリジナリティを出し,新たな京成スタイルを作り出すものと思われる.
いまや標準以外の何者でもないVVVFインバータと交流モータの組み合わせ. 京急乗り入れを考慮して両先頭車が電動車の編成でMMTTMMの6連とMMTMMTMMの8連の2種類が存在する.
2004年1月現在8連×1,6連×5の38両がある.
3408編成 東中山通過
2代目空港特急 AE100系に置き換えられた後のAE形の足回り,電機品を用いて 大栄車両で車体新製で製作された3400形.種車が8連×5だったため当然40両で打ち止め.
元のAE形は成田空港開港にあわせ1972年に製作され,界磁チョッパ制御の最新鋭の特急車だった. 3700形に似たデザインの鋼製の車体を持ち,両端電動車の8連で幅広く運用されている.
3841編成 津田沼駅
3700形の15番目の編成.3821編成以降のマイナーチェンジ車.シングルアームパンタ付き.
VVVFの先駆者の新京成からかなり遅れて京成ではじめて導入されたVVVF制御車(3294の更新車を除く)である. やはり所帯が大きい分,新しい物に飛びつきにくいか,3600形をあまり少数グループにしては後で面倒になるか. またはVVVF技術がかなり熟成されたあとにじっくり導入したと見るか.
京成の歴史で1形式で最多量数のグループとなった.今後の3000系の導入次第だが.
3858編成 高砂駅
3700形の台車は3500形やAE形から続くS型ミンデンの住友製.
編成はMMTMMTMMの8連で,マイナーチェンジ後の3821,3831のみMMTTMMの6連となっている.
クーラーは京成初の1両2台分散のかまぼこタイプ.遠めにもユニット3台装備の3400形と見分けられる.


別カット
3868編成 東中山
3700形の最終編成 3868編成.ここまで132両が製造され,兄弟車の北総7300形とあわせ148両が存在する.
7808編成(北総開発鉄道) 高砂駅
色違いの3700形? 外観は3700形のオリジナルである.2次形とは前照灯などの配置が異なる.
北総開発鉄道は下の写真の7000形がオリジナル車両であったが,高砂乗り入れ時に3700形と同型の7300形を導入. 以降の増備は京成からの賃借でまかなっていた.その流れで,新製間もない3801編成が2003年2月から賃借された.
変更点は3801〜が7801〜7808に改番,帯色の変更など.
北総オリジナルの7300形は今だスカートの取り付けがされておらず,内装,シート色が異なる.

別カット
7004編成(北総開発鉄道) 高砂駅
北総開発鉄道開通時に製作された斬新な車両.1979年製.現在8連×3本.
特徴的な前面デザイン,空調完備を前提の固定窓,握り棒を増やしてつり革を廃止するなど 新鮮な試みにあふれていた.
後年,8連化する際に,2段式の開閉可能な側窓を持つ中間車を追加して 編成美,設計思想ともにぶち壊し.
シュリーレンタイプの軸箱支持の台車を採用するなど,京成の車両の流れとは別系統である.
9018編成(住宅都市整備公団) 高砂駅
北総開発鉄道の東側への延伸部分は住宅都市整備公団線として開業.車両も別形式が増備された.
といっても車体やデザインは異なるが台車や電機品は上の7000形と同じ物で, 実際のメンテナンスは北総が受け持つことや,設計を流用することで手間を省いていると考えられる.
クーラーの形式や側窓にオリジナリティがある.

20 Jan. 2004

鉄道関連に戻る 今の京成トップに戻る ホームへ戻る