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さあ,メンテ開始.
オイル交換の前に洗ってくれば良いのですが面倒なので,
ドレンボルト周りの泥やほこりをワイヤブラシとか歯ブラシでごしごし落とします.
ドレンボルトはアルミのオイルパンの底面に上向きについています.
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ドレンボルトを抜いて,オイルを抜き始めたところです.
めがねレンチでボルトの頭をうまく回して,オイルパンの中にボルトを落とさないようにがんばります.
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CBR750のドレインボルトは左側,サイドスタンド側にあります.
なのでオイルが抜けやすいようにサイドスタンドのままで作業します.
そこそこ抜けたところで,バイクを直立させて,またサイドスタンドで傾けると更にオイルが出てきます.
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今日はバッテリーも点検,補水するのでシートを外します.
CBR750はシートの下に何も無く,いきなりスイングアームとかが見えます.
スイングアームにリヤタイヤを覆うフェンダーが付いているのでこれで良いのでしょう.
このフェンダーはCBR750の好きな部分のひとつです.だけど,雨の後とかではシートの裏は砂だらけになってます.
シートカウルの鉄パイプも砂だらけです.
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バッテリーを取り出します.これも結構汚れています.もちろんメンテナンスフリー,密封型ではありません.
液面はほぼLOWまで来ています.あまり暑くなかったのと,まだ新品なのでこんな感じです.
CBR750のバッテリー置き場はエンジンの熱とかを思いっきり食らう場所なのでかなり温度が高そうです.
夏場はバッテリー液の減りが早く,バッテリー液を空にしてしまったことが何度もあります.
一度そんなことしてしまったバッテリーは,すぐに液がなくなる,冬になると弱ってセルスタータが回らなくなる.
2夏越すと,ほぼ寿命です.
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スロットルケーブルに注油したいので右のスイッチを開けます.+ネジ2本でとまっていますが,なめやすいので注意.
先日のツーリングなどでしっかり雨を食らっているのでケーブルが渋り気味です.
渋るとケーブルの戻りが悪くなり,シフトアップでスロットルを戻すときに回転落ちが悪くなり
ギヤチェンジしにくくなり気分が悪いので注油します.
手抜きなので,スプレーグリスのスプレーの先(金属の細いパイプ)をケーブルのインナーとアウターの間に突っ込んで
何度か吹く程度です.
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あわせてケーブル物に注油します.
クラッチレバーを外して,レバーの支点の部分とケーブルにスプレーグリスを吹きます.
インジェクタとか言う便利なものは使いません.手抜きなので.
入り口に注油してケーブルを出し入れして中にしみこむ様にします.
この往復運動をやりすぎるとクラッチハウジング(エンジン)側でケーブルが外れたことがあり,
右のサイドカウルを外すはめになりますので注意.
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今日買ってきた潤滑系製品たちです.
エンジンオイルは純正のウルトラ爺さんです.粘度は10W-40.
現在スタータクラッチが滑るトラブルが発生中なので純正でしのいでいます.
チェーングリスはRKの純正.大きなサイズがうれしいです.このグリスは白い泡状に出てくるタイプで
吹き付けやすさからこれがお好みです.
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いろいろほかの事をやるうちにオイルも程よく抜けたので,ドレインボルトを取り付けて注油します.
1L缶なので,樹脂の注ぎ口を付けて注油します.油量は3.6L程度.前回の残りとあわせてちょうど良しでした.
以前は4L缶で注油したので大変でした.結構まわりにこぼしてしまいました.
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オイル注油終了です.新油をこぼした時に備えてエンジンの下に置いておいたオイルパンも取り出します.
抜いたオイルはもとのオイル缶に戻します.ロートを使うとは言え,オイルパンからオイルをこぼさないように
注ぐのは緊張して肩がこる作業です.風が強い日は大変です.
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以前,オイルを回収する使い捨てのボックスを使用したことがありますが,1度だけでやめました.
中には古紙みたいのがぎっしり詰まっていて,オイルをしみこませて燃えるゴミに出すなんて,
絶対良くない.ゴミ減量にも焼却ゴミ削減にも,焼却施設の負担を考えても絶対だめです.
ということで元の容器に収めておいて次回のオイル交換時にお店に引き取ってもらいます.
その先のお店がちゃんとしなければどうしようも無いですが.
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ついでにマイ車載工具を紹介.
純正のままなのはプラグレンチだけで,あとはKTCのスタンダードに入れ替えています.
これで結構なことが出来ます.六角レンチは片側がボールポイントのもので,カウルの取り付けに使いまくっている
六角穴付ボルトの奥まったところにあるやつも楽に外せます.
軸を交換するドライバーもKTCです.
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ということで,オイル交換とその他もろもろ整備終了です.
今日時点のオドメータ写真です.
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