RIP SLYMEの魅力を言葉で上手く説明できない。
異質な感じなことは確か。
人物としてジャンル分けをしたら、私も彼らと同じ枠に入ると思う。
どこに入っても浮いてしまうってヤツだ。
才能がなかったら、私のように社会に対応できないで、
埋もれて暮らさないといけないような。
括りなんて取っ払うぐらいの才能があったから、こうして私たちの目の前に現れた。
RIP SLYMEを見つけてくれてありがとう、神様。なんて思う。

そして、私もRIP SLYMEを見つけてしまった。
そんな彼らが作り出す音楽の、
HIPHOPでもPOPでもおさまらない浮遊感が好きだ。
「どこにいるんだろう」的な。
はじける明るさと奥底の暗い気持ち。
両方を兼ね備えたリリックと斬新なトラック。
何も考えてないようで、計算されてるようで。

悪ぶってもないし、行儀もいい方だし、意外と常識的だしナチュラル。
カッコつけてないところが、カッコいい。
そもそもバカな事や変な事が大好きな、遊び心を忘れない人たちなんだろうけど、
バカっぽい意味のなさそうな言葉も、賢さを隠してるようで。
バカっぽい明るさに、見え隠れする知的な部分のチラリズム。
無邪気な知能犯的なとこが、私的、ミーハー的に魅力的だと思われる。

5GUYS NAME??