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≪雑学ネタ(その他)≫
 50音順に並べていますが、極端に検索数の多いオシドリ(おしどり夫婦の意味)のみ初めに掲載しています。

【オシドリ】
 仲の良い夫婦のことをおしどり夫婦と言うが、これはオシドリ(水鳥の一種)の夫婦が仲良く見えるから。しかしオシドリは固定された夫婦という形を作らず、実は仲良くしている相手は毎年異なっている。これには様々な遺伝子を持った子孫を残すという意味があるのだろうが、私の考えでは、きっと単なる鳥頭

【凹,凸】
 これはマークではなく漢字。使用例 : 凹凸(おうとつ),凸凹(でこぼこ)。
 ちなみに、卍(まんじ)も漢字。

【お国かわれば・・・】
 ダイエットとは本来 “食事療法” などという意味で、“やせる” という意味はないらしい。しかし肥満大国では、ダイエットはやせるために行われることが多いため、日本では「ダイエット=やせる」という意味になったと思われる。このような本来の意味と日本での意味が異なる言葉には、他にトランプ(切り札)やユニーク(個性的)などがある。

【蚊】
 オスの蚊は人を刺さない。メスが血を吸うのは、卵を生むために栄養が必要だから。

【カミカゼ】
 神風特攻隊の正式名称は、神風特別攻撃隊。この場合には神風をしんぷうと読む。

【看護婦、看護士】
 現在の日本には存在しない。性別に関係なく看護師という呼び方に統一されたからだ。この名称変更は男女差別、つまり人権問題がらみで行われた。しかし看護という仕事に関しては、むしろ男女の区別をしないことが人権に係わるのでは? とも思うのだが。

【危険予測】
 危険を予測する能力は、日常生活の中でも磨くことができる。例えば車の運転の場合、止まりたいと思ってから実際に止まるまでにどれだけの距離が必要かを自分の経験で知っておけば、必要な車間距離を感覚的に判断できるようになる。

【ギャンブルの仕組み】
 宝くじや競馬などの場合、当ったときにもらえる賞金は、参加者が出した掛け金から支払われる。分かりやすく言えば、胴元(経営者)1人と参加者10人でギャンブルをする場合、参加者10人が出し合ったお金を、胴元を含めた11人で取り合うようなもの。胴元は必ず一定の金額を手にするのだから、ほとんどの人が損をするのは当然といえる。

【ゲジゲジ】
 ゲジという実在する虫の俗称で、ムカデをさらに不気味にしたような姿をしている。ムカデとは種類が異なり人間に害はない。

【血液型と性格】
 B型の人は自己中心的でワガママといわれている。しかしこれが正しいとすると、自己中心的でワガママな人は2割しかいないことになってしまう。そんなわけはないのだが、誰もこのおかしさに気付かないのだろうか。血液型と性格が無関係であることに気付くのに、専門知識などいらないのだが。

【“原因” と変換できない原因】
 正しい読み方は、“げいいん” ではなく “げんいん”。同じような例として、「格好いい・・・×:かっこいい,○:かっこういい」、「体育・・・×たいく,○たいいく」,「全員・・・×:ぜいいん,○:ぜんいん」,「雰囲気・・・×ふいんき,○ふんいき」などがある。

【殺菌】
 細菌を減らす行為や作用を表す言葉の1つ。よく似た言葉はいくつもあるが、それらは同じ意味ではない。菌に与える影響の強さによって使われる言葉が異なり、一番強いのが滅菌(完全に死滅)、次が殺菌(活動中の菌は死滅、胞子は生存)・・・などとなる。

【サラブレッド】
 馬の一種で、競走馬として知られる。名前は純血という意味。その歴史は意外に浅く、16世紀にイギリスの貴族によって、イギリスの馬とアラブの馬を交配させることで生みだされた。・・・繰り返すが、サラブレッドとは純血という意味だ。

【事故は未然に】
 閉じた傘を握りしめて階段を上っていると、先端が後ろを歩いている人の顔の高さにくる。非常に危険なので気をつけよう。加害者にも被害者にもならないように。同様の身近な危険は、他にいくらでもあるのでご注意を。

【雌雄の大きさ】
 人間は男性の方がやや大きいが、他の生き物は様々。哺乳類はオスが大きいが、昆虫などはメスが大きいことが多く、中には同じ種類とは思えない程の差がある生物もいる。

【消毒用アルコール】
 含まれる成分は、アルコール7に対して水3くらい(重量比)。これはそのくらいの割合のときに殺菌力が最も強くなるため。アルコールのみが必要な場合のために、無水アルコールというのが売られている。

【ステンレス】
 さびない(汚れない)という意味の金属だが、実際には非常にさびやすく、普段目にするのはさびた状態。しかしステンレスは特殊なさびかたをし、表面にさびの膜(酸化膜)を作るため、見た目が奇麗で腐食することもない。ただし薬品などの影響を受けると、普通にさびることもある。アルミニウムがさびないと言われるのも、これと同じ理由だ。

【贅沢な悩み】
 プロ野球ファンならば何度も聞いた事があると思われる、「ホームランでしか点が取れない」という言葉。しかしこれは、明らかにおかしな悩みだ。ランナーがいない時にホームラン以外のヒットがでれば、その後タイムリーヒットの可能性が生まれるが、ホームランの後にはそうはならない。またチャンスでヒットがでればタイムリーヒットとなるが、ホームランが出ればタイムリーヒットとは呼ばれない。ようはヒットの中に占めるホームランの割合が高くなるほど、ホームランでしか点が取れないという現象が起こりやすくなるだけの話だ。ホームランはヒットの一種なのだから、最高のタイムリーヒットでもあると考えるべきだろう。

【宝くじ】
 “よく当たる店” というのが注目されるが、これは実際にはマヤカシだ。宝くじのような運100%のものでも結果に偏りが出るのは当たり前のことであり、そのため偶然よく当たった店と、当たらなかった店ができる。そしてよく当たった店はそれを宣伝するから売上が伸び、大量に売れた分だけ “その店から” 当たることが多くなる。が、くじ1枚あたりの当選率はまったく変わらない。

【たらふく】
 漢字で鱈腹と書き、腹がはちきれそうになるまで食べる魚のタラ(鱈)が語源になっている。

【チョウチンアンコウ】
 こう聞いてほとんどの人が想像する姿はメス。オスは同じ魚とは思えないほど貧弱な姿をしており(例えるならマダイとシシャモ、コイとメダカ)、違う種類の魚だと考えられていた時代もある。

【テトロドトキシン】
 “フグの毒” という意味の名前がつけられた毒素で、その名の通り、フグの内臓などに含まれている。猛毒のうえに熱に強いため、料理するときには毒が含まれている部分を完全に除去しなければならず、素人は決してフグを料理してはいけない(資格が必要)。毒のない種類もあるが、「フグ=毒魚」と考えたほうが無難だろう。
 ちなみに毒はフグが作り出すのではなく、エサに含まれている毒を溜め込んでいるだけといわれている。食物連鎖で有害物質が濃縮されるのは、自然界では珍しいことではない。赤潮が発生したときなどに、食用の貝が一時的に有毒化するのも同じ理由だ。

【謎の鳥島】
 日本の都道府県のうち、最も東にあるのは東京都。最も南にあるのも東京都。というのは、最東端の南鳥島と最南端の沖ノ鳥島(逆に覚えないように)が、どちらも東京都に含まれるから。
 ちなみに沖ノ鳥島はあまりの小ささに海没寸前で、そのため日本政府は、200海里の経済水域を維持するために、島の周囲をコンクリートで覆って島を守り、海没しないようにしている(本来ならばすでに海没している)。

【ナマズ】
 童謡に「おたまじゃくしはかえるの子。ナマズの子供じゃありません。」とかいう歌詞があるのは、ナマズの子供がおたまじゃくしに似ているから。

【馬力】
 仕事率の単位で、1馬力は馬1頭分。・・・のはずだったが、この単位を考えた人は馬を甘く見ていたらしく、実際の馬は1頭で2馬力ほど、大型の種類だと10馬力ほどもあるとか。

【標準和名】
 日本語には標準語があるように、生き物の名前にも標準語がある。それを標準和名という。あくまでも便宜上の名前であり、他が間違いというわけではない。ちなみに世界での標準名を学名といい、これはラテン語での名前がそのまま使われる。

【補助単位】
 誰もが知っている “km” や “mg” という単位の、前半部分のこと。
 メートル(m)やグラム(g)といった基本単位で表記すると数字が大きくなりすぎる、または小さくなりすぎることが多いため、分かりやすくするため基本単位の前につけて使う。基本を1000倍(数値は千分の一)するごとにk(キロ)、M(メガ)、G(ギガ)、T(テラ)・・・となり、1000分の1(数値は千倍)するごとにm(ミリ)、μ(マイクロ)、n(ナノ)、p(ピコ)・・・となる。読み方はそのまま、キロメートル、ミリグラムなどとなる。

【マイナスイオン】
 怪しい学者の妄想とマスコミの商業主義の、夢のコラボレーションによって広まった妄想上の物質。学校で習う陰イオンとは全くの別物で、また同名の専門用語もあるそうだが、有名なマイナスイオンとは無関係。
 社会現象になってしまったため、これがデタラメだと分からない人たちによって、この正体についてつじつまが合うように多くの説明が試みられ、霧などのなんでもない物質がマイナスイオンとして扱われるようになった。もちろんマイナスイオンを否定している人も多いが、そういった人の意見はまともで面白みに欠けるため、娯楽系のマスコミが取り上げることはなく、一般の人の目に触れることは少ない。
 ということで、これを信じていた人は、世の中を疑うことを覚えよう。

【マスコミ】
 「弱い生き物であるコアラは、その可愛さで人間を味方につけて生きている」というような言葉で締めくくられた、バラエティ番組が放送された翌日に、「人間の過保護によりコアラが増えすぎ、自然破壊を起こしかねないため駆除を検討中」というニュースが流れたことがある。同じ局の番組だったのかどうかは・・・残念ながら覚えていない。

【3つのム】
 仕事の原則の1つは、ムリ、ムラ、ムダをなくすこと。しかしバブル時代はこんなことが当たり前で、麻雀をして残業時間を稼ぐようなことも、大企業では珍しくなかったらしい。もっとも今でも、こんな非常識は目立たない形で残っているし、それを改善しようとするとうとまれる。これが現在の日本の常識だ。

【メガネのフレーム】
 柄の部分は、左側を先に折ると奇麗にたためるように作られている。

【野生の勘?】
 一般に勘として扱われることの中には、山勘と直感がある。山勘が当たるかどうかは完全な運だが、直感は経験等に基づく根拠があるもの。つまり「勘があたる=偶然」とは限らない。

【ヤモリ】
 トカゲの一種でハ虫類。ちなみにイモリは、サンショウウオの一種で両生類。

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