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≪プチゲーム日記≫
 斜体で書いてある文章は、ゲーム内のテキストを転載したものです。(ゲーム用のテキストそのままでは読みにくい場合、意味が変わらないように修正している場合があります)


【ゲーム日記じゃなくてゲーム小話だけどまあいいや】

 バスタードソードとマスタードソースって似てるよね?
 「だからなに?」と聞かれても困るんですが、酒場で酔っ払った戦士が武勇伝を披露する時、うっかり間違ったりしたら変な話になっちゃうと思うんですよ。

戦士 「先日のことだ。迷宮を探険していた俺たちのパーティが、突然モンスターの群れに襲われた。奇襲を受けて仲間たちがパニックを起こす中、俺は仲間たちを守るために先頭に立って奮戦した。愛用のマスタードソースでモンスターに攻撃! その強烈な反撃にモンスターどもは恐れをなし、一目散に逃げ出しやがった。しかしそれを見逃す俺じゃねえ。奴らの背後からマスタードソースをたっぷりとお見舞いしてやった。俺のマスタードソースは普通のソースとは一味違う。魔法のソースなのさ。そいつでモンスターどもを料理してやった俺は、こうして帰還することができたってわけだ。さて今日は俺たちの凱旋を祝うために、とっておきの料理を用意した。みんなも遠慮なく食べてくれ!」

聴衆 「食えるかー!」



【ダービースタリオン】

 私が競馬に興味を持ったのは、ダービースタリオンという競馬ゲームを友人から勧められたのがきっかけでした。初めはなにも分からなかったのですが、用語やルールを教えてもらい、少しずつ競馬に詳しくなっていきました。
 例えば競走馬は牡馬よりも雌馬の方が能力が低い傾向にあり、そのハンデを補うために牝馬限定戦というものがあること。そしてわずかではあるものの、逆に牡馬限定戦というものもあること。競走馬には牡馬を去勢した、オスでもメスでもないセン馬という分類があること、などなど。

 そして私は疑問を持ちました。牝馬限定戦、牡馬限定戦があるのならば、セン馬限定戦というのは無いのだろうかと。まあ無いだろうなとは思っていたのですが、そんな疑問を持ったまま、私はゲームをしていました。
 そんなある日、とあるレース名を見た時に、私はそのレースこそがセン馬限定戦だと確信しました。

 オールカマー、これだ!



【elona】(フリーゲーム:RPG)

 とあるサイトのelonaプレイ日記を見ていたら、現在の私のデータよりもレベルが高いのに、プレイ時間が2/3くらいしかないんですよ。そのプレイ日記の作者さんはかなり積極的かつ攻撃的な遊び方をしているようで、ほとんど戦闘をせずにブラブラしている私とは経験値の稼ぎ方が違うのでしょうが、ここまで差がつくのか、と思いました。なんというか私のプレイスタイルは、急がば回れではなく、急いで回っていたら迷子になって遅刻した、みたいな感じだなと思った次第であります。



【太閤立志伝5】

 豊臣秀吉が活躍した時代に生きた人物の1人となり、選んだ道で天下一を目指す。そんなゲームである太閤立志伝5は、とにかく自由度の高さが半端ではありません。そのため様々な遊び方ができるのですが、私はある時、自作主人公(能力値は非常に高いが、技能と特技がともになし)で河野家(伊予国、現:愛媛県)の宇和島城に勤務する、という設定で遊んでいました。
 その宇和島城の城主である西園寺公広は、このゲームでトップクラスの人材でして、その能力値はなんと「11,15,24,28,23」。これ、30段階ではありません。50段階でもありません。100段階でこれなのです。うん、下からトップクラスの人材だよね。
 そんな無能上司にはいつまでも仕えていられない。というわけで、上司の上司である河野道宣に直に使えることにしました。もっとも河野道宣も「40,43,41,27,35」と、涙が出るほどの能力値。でもそれ以上は望めないため我慢です。
 そんな無能上司に仕えていた私が何をしていたのかというと、とにかく修行、修行、修行の修行三昧。今回の主人公は技能と特技が全くないため、修行をしないと何もできないからです。国のための仕事? そんなの全然してないよ。
 上司がアレで、部下がコレ。国、つぶれそうです。



【ドラゴンクエスト5 天空の花嫁】

生徒 : せんせー、しつもーん。
教師 : はい、なんですか?
生徒 : このゲームの大魔王って、どうして小さな子供に負けちゃったんですか?
教師 : そ、そ、そ、それはね・・・。き、きっと大魔王は、子供が苦手だったんですよ。
生徒 : へー。



【ドラゴンクエスト8 空と海と大地と呪われし姫君】

 私はドルマゲスという悪い奴を倒すために、修行を兼ねた旅をしている。しかし強くなるために必要なアイテムは様々な場所に隠されているから、新しい町につくたびに置いてあるタルを壊したり、壷を持ち主の目の前で壊したりしている。

 そんな悪いことばかりしていた私だけれど、今日は教会へ懺悔をしに行くことにした。これまでの罪を償い、新しい人生を送りたいと思うのだ。

 神父「たのもしき神のしもべよ。わが教会にどんなご用じゃな?」

 お祈りする
 お告げを聞く
 生き返らせる
 毒の治療
 呪いを解く


 おや? 懺悔をするっていう選択肢がないぞ。どうしよう。「お祈りする」でいいんだろうか?
 神父様、今日はお祈りをします。

 神父「では神の前に、これまでの行いを告白なさい。」

 はい。人の家にあった壷を50個くらい、タルを30個くらい壊しました。それからタンスに入っていた洋服などを盗みました。あとゼシカさんに踊り子やバニーガールの格好をさせて、お城や洞窟を歩かせました。
 ・・・これが、私が犯した罪の全てです。

 神父「冒険の書に記録してもよろしいかな?」

 ぎゃー、それはやめて! 証拠は残さないで!



【ウィザードリィ エンパイアシリーズ】

 敵を倒すと見つかることがある宝箱。序盤に見つかる物は木や銅でできているが、終盤になると凄い材質になってくる。
 しかし冒険者は中身にしか興味を示さない。どんな材質であろうと箱は箱。入れ物にすぎないといわんばかりに。
 せっかくの架空世界、お金に興味を示さない生き方も悪くない。しかしそれでも私は、次回作では宝箱を見つけたときの選択肢に、次の項目を追加してほしいと思っている。

 「罠を解除して中身を確認したのち、箱も一緒に持ち帰る」

 だって終盤になると、プラチナやダイヤ製の宝箱がゴロゴロ見つかるんだよ!? 中身を捨ててでも持ち帰るべきだってば!



【ファイナルファンタジー 10−2】
 注:著者未プレイ

 ドレスフィア(ドレス+スフィア)というダジャレでFF10−2を作ってしまった開発チームが、次回作ではアトラスが誇る名作RPG、真・女神転生シリーズのシステムを採用することを発表した。
 変わり続けることを宿命付けられたFFが、究極の変化、転生に目をつけたのだ。

 FF10の世界を震撼させた災厄 “シン” を主人公にし、お寒いジョーク満載で夏休み商戦の1人勝ちを狙う問題作。
 タイトルは、「シン、女神に転生」



【ドラゴンクエスト7】

 戦いの道を極めた者だけが修得できる究極の必殺剣、アルテマソード。しかしボス戦ではそれすらも凌ぐ、禁断の奥義が存在する。
 その名は、どとうのひつじ!

魔物主婦A:奥さま、聞きまして? 大魔王様がヒツジの群に踏み潰されたそうですわ。
魔物主婦B:ええ、聞きましたわ。なんでもお顔に、足跡がたくさん残っていたとか・・・。
魔物主婦C:今夜はジンギスカン鍋で復讐してやりますわ。オーッホッホ!

 大魔王が倒れた日、盛りあがったのは人間の国だけではないはずだ。



【ロマンシングサガ2】

教師 : カズくん、また算数の宿題をやってこなかったのね!
生徒 : だって、算数きらいだもーん。
教師 : ・・・分かったわ。それじゃあ、こうしましょう。このロマンシングサガ2をクリアできたら、これからずっと、算数の宿題をしなくていいわ。
生徒 : え、ほんと? やったー!

−翌日−

生徒 : せんせー、これバランス悪すぎるよー。こんなのクリアできないよー!
教師 : そうでしょう? 算数ができないとね、大人になって大きな会社に就職できても、こんな物しか作れないのよ。
生徒 : ・・・ボク、まちがってた。これからはちゃんと算数の宿題やってくるよ。
教師 : カズくん!
生徒 : せんせい!

夕日を背景にして教室で抱き合う2人。

ナレーション : 算数ぎらいのお子様にはこれ! 教育補助ソフト “ロマンシングサガ2”、絶賛発売中!



【いろいろ】

生徒 : せんせー、しつもーん。
教師 : はい、なんですか?
生徒 : 敵をやっつけてしまえば持ち物とりほーだいなのに、どうしてRPGの戦闘には「ぬすむ」のコマンドがあるんですか?
教師 : それはね、強盗よりも窃盗のほうが罪が軽いからですよ。
生徒 : へー。



【ドラゴンクエスト1】

 鋼よりも硬き鱗を持つ竜王、竹やりを装備した勇者に敗れる。



【ファイナルファンタジーシリーズ(アクティブタイムバトル)】

 戦闘の時、行動順番が回ってきても、他人が行動していればそれが終わるまで、礼儀正しく待機する主人公たち。しかし敵は、その順番待ちの列に割り込んできます。
 さすがはモンスター。マナーもモラルもありません。実にリアルです!


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