1992/07/01 朝、みなとは新しい缶詰を食べ、外の鳥をながめた。暑いから私が会社に行ってる間、アミ戸にしてい るが、帰ってくると少しあいていた。みなとがベランダに出ようとしたか、また虫でもきたので飛びつ いたかしたのだろう。みなとはもやしいわしを好むあまり、もやしの袋までかじりたがる。みなとが喜 ぶから、私は毎晩このおかずになってしまった。 1992/07/02 今朝は雨だった。みなとは草を食べて毛づくろいした。会社からもどるとみなとがドアまで出てきてい た。友達と電話でしゃべってると、みなとがニャアニャア言う。 1992/07/03 今朝、みなとは机の上にいて、缶詰をちょっと食べて洗濯機の上に上がった。暑いせいかみなとはあま り食べない。やせてきた。でも食べないのは缶詰だけで、ニボシは私が出してやらないと、自分で袋を やぶいて食べている。夜は元気よくとびまわっていた。 1992/07/04 今朝はみなとがカーテンにもぐってないていて、枕に上がってきて遊んだ。昼間はよくねていた。夜に は缶詰をよく食べた。自分の缶詰だけでは飽き足らず私のイワシまで持っていった。 1992/07/05 今朝はみなとはベランダを向いてないてた。後で電話に上がってぐるぐると甘えた。昼間は寝ていたが 、私が動くと起きてついてまわる。夜は洋服ケースの上にいた。つれてくるとぐるぐる言う。でもまた 上がってゆく。でも私がねようとすると、カーペットに降りてきて、ぐるぐるにゃあにゃあ言う。 1992/07/06 今朝は、みなとが新聞の袋に入った。会社から帰ったとき、ドアの向こうでみなとがニャアニャア言っ てた。部屋の中で、食べたり走ったりしていた。 1992/07/07 今朝、みなとは私の背中によじのぼってきて、洗面所の天井のバーに移った。降りてきてエサは匂いを かいだだけで食べず、机の上にねそべった。夜はイワシの汁をなめてた。 1992/07/08 今朝もみなとが私の背中によじ登った。それから新聞袋に入った。外で鳥の声がすると、アミ戸の前へ 走っていった。夜、歌を歌ってみると、みなとがニャオンニャオンと一緒に歌った。 1992/07/09 みなとは昨夜のエサは残したが、朝がくると待ちかねたように流しに上がってきて、新しい缶詰を食べ た。夕方、会社からもどると、私がドアの前に立っただけで、中からみなとがニャアニャア言うのが聞 こえてきた。暑いのでグテーッとしてるけど、夜11時になると元気になってはしゃぐ。この時間には 涼しくなってくるのだ。 1992/07/10 みなとは朝から玄関でくつをだいてまるまっていた。暑い時期は玄関が涼しいのだ。今日は暑いけど、 涼しい風が吹いている。みなとも食欲があって、魚の水煮缶の汁もぺろぺろと飲む。私のおかずだけど 、どうせみなとも飲みたがるから、味つけのないものを買っているのだ。私の肩に上がったり、お風呂 の床の水をなめたりする。 1992/07/11 みなとは朝、玄関にじーっとすわっていた。缶詰はにおいをかいだだけで、テレビに上がって外を見て いた。昼間、みなとはベランダへ出た。ところがとなりへ行ってしまった。私につかまらないギリギリ まで来ては行ってしまう。そうやって1時間も遊んでいたが、夕方になって呼ぶとすぐにもどってきた 。今度はうちの中で10分もぐるぐる言ってた。夜もとなりへ行こうとしたが、今度は私がすばやくつ かまえてしまった。 1992/07/12 朝、みなとは食欲がないように見えたが、トイレに行ってきて、ゆっくりと缶詰を食べだした。昼間、 電話してたら、みなとがニャアニャアないた。私の冷やしたぬきを作ってたら、揚げ玉の袋を破いて 食べてしまった。カゴのとってが取れそうになってたので、縫いつけてたら、それにもジャレついて きた。カゴを倒してからカリカリを食べて、満足してねた。夜は本棚の上でねて、ナンーッと言った。 1992/07/13 朝5時半頃、みなとが枕元にきた。6時には本棚の上にいた。私が起きると肩に上がってきた。缶詰を 出しても食べず、カリカリを食べて片耳をふせた。今夜はもやしを買い損なったので、キャベツにイワシ にしてみたが、これだとみなとはあてがはずれたように毛づくろいする。この頃はみなとが本棚に上がる のを好むので、コンピュータの教科書がバラバラ床に落ちてくる。 1992/07/14 朝6時前に、みなとがニャアオーンニャアニャアと言ってた。夜は水道に口をつけて水を飲んだ。 1992/07/15 今朝、みなとはアオアオと言ってた。夜はカミナリが来た。みなとがベランダの近くまで行ってながめて いた。静かになると洋服ラックの上にねそべった。呼ぶと、ンニャーと返事する。 1992/07/16 今朝はみなとはベランダに向かってニャオンニャオンと言ってた。夜は湯船の中にすわりこんでいた。そ れから洋服ラックの上に上がった。外猫の子の里親募集を新聞に出したので、私がいないときにたずねて きた人がいた。管理人さんが応対し、管理人はその人のことを立派な人だったと言ってたが、そこに電話 したらその人は、管理人が怖そうだと言ってた。 1992/07/17 みなとは明け方、アオアオと言ってた。みなとは湯船の中にすわってるのが好きだ。ノミがいたからシャン プーしてやった方がいいと思った。 1992/07/18 昨夜はみなとがかけまわっていた。今日もみなとはお風呂に行ってる。カーペットにノミがわいてしまった ようなので嫌になったらしい。猫トイレではなく、新聞の袋にオシッコした。こんなこと、はじめてだ。な でてくれとしつこくせがむので、なでまわしながらノミをとった。目に見えるノミはいなくなった。気分が 良くなったようで、元気になってニボシをたくさん食べた。 1992/07/19 今朝も5時半頃からみなとがベランダに向かってないていた。缶詰を食べるとお風呂場に行ってすわった。 昼間は新聞の袋に入っていた。夜はまたお風呂にいた。 1992/07/20 朝、みなとは猫缶をよく食べてぐるぐると甘えた。夜はドアまできていて、洗濯機の上に上がって甘えた。 みなとの行動がいつも通りになった。ノミはいなくなった。 1992/07/21 今朝、みなとは缶詰を一気食いした上、私のいわしのつゆもなめた。そしてちょっと耳をふせた。夜も暑い。 私が下敷きであおいでいると、みなとが興味を持つので、みなともあおいでやった。 1992/07/22 今朝もみなとは食事を催促し、よく食べた。昼間、会社に行ってる間、缶詰を出しておいても暑くてくさる から朝のうちに食べておくのかも知れない。夜はねころがっていて、「みなとちゃん」と呼ぶと「ニャア」 と返事する。 1992/07/23 朝5時ごろから、みなとがニャアニャアないていた。缶詰を出すといっきに8割たいらげた。夜も暑いが、 みなとはグルグル言って、私にくっつく。 1992/07/24 今朝もみなとも私も5時半に起きた。夕方は涼しく、みなとはベランダで気分良さそうにしていた。今夜は 多摩川の花火で、部屋から見えるので、「みなとちゃん、花火だよ」と教えてやったが、どうでも良さそう だった。 1992/07/25 この頃、毎朝、みなとが洗面所で水を飲む。昼間はベランダに出て、風に吹かれて気持ち良さそうにしてい た。 1992/07/26 朝のうちは涼しい。みなとは朝のうちに缶詰をまとめ食いしている。今日も昼間、みなとがベランダに出た 。 1992/07/27 今朝も5時にベランダの方をあけた。みなとが鳥をながめていた。夜は涼しい風が吹いてるので、みなとは 食欲があり、ふわーっと気持ち良さそうにねた。 1992/07/28 今朝は少しは涼しかった。でもみなとは缶詰は朝のうちにいっき食いして後は食べない。夜はベランダで夜 風にあたっていた。 1992/07/29 今朝は私は暑苦しく感じたが、みなとは涼しい顔でいすの上にいた。外でいろいろな鳥やカラスがないていて 、みなとが興味を持っていた。夜は涼しい風がふくのでベランダで遊んだ。 1992/07/30 朝、みなとが飛び跳ねてラックを倒した。それで3段目から顔を出してすましていた。夜は涼しい。みなとは イワシやカツオブシを楽しんだ。 1992/07/31 今朝は風が吹いて涼しい。みなとは元気に洗面所で水を飲んで、レンジの箱の上で缶詰を食べた。夜も涼しく 、みなとはベランダに出て遊んだ。ベランダから見える赤レンガ風のマンションは秋っぽいのだけど。 |