過去日記(1992/06/01〜1992/06/30)



1992/06/01
昨夜も今朝もみなとはよく食べた。しばらく食欲がなかったが、また食べるようになった。今日は会社 から帰っても、みなとはドアから飛び出さなかった。ドアの前にさえ来ないでカーペットにすましてす わっていた。みなとはわざと私の足の上を通って水を飲みに行く。夏向きのムギワラバックを買ったが 、このざらざらがいいらしく、みなとがツメをたてて遊ぶ。

1992/06/02
今朝はみなとが私の肩に飛び乗った。今夜は帰宅したとき、みなとが玄関にいたので抱き上げて部屋に 入った。

1992/06/03
今朝はみなとが椅子にのんびりしていて枕元にこなかった。いつも夜、猫缶を1つしかあけなかったけ ど、昨夜は2つあけておいた。今朝見ると2つめも3割程度しか残ってなかった。今まで枕元で騒いで たのは、腹減ったという催促だったみたい。大食いだなあ。でも今夜はろくに食べなかった。カルカン 鯛入りは好きじゃないらしい。カルカンマグロとあじが好きだ。

1992/06/04
朝、みなとが私の肩に登って、そこから洗濯物を全部手ではたき落とした。昨夜の缶詰を食べてないが 、新しいのをあけろと催促する。夜、みなとは黒缶グリルとデビフCAT22を両方ともいっぱい食べ た。

1992/06/05
今朝、みなとは缶詰をちょこっとなめて、ウォーッと言ってロフトにかけのぼった。私が抱き下ろそう とすると、しっぽをふくらませて怒った。夜、会社からもどるとみなとがドアから飛び出した。いつも の川のところで草を食べたりした。抱き上げて部屋にもどる途中、ウーッとうなっていた。余計なお世 話と思ってるみたい。会社の近くの野良猫が最近、変質者に蛍光スプレーをかけられたという事件があ った。そんなこともあるので猫だけを外に出しておくは不安だ。部屋にもどるとみなとは全く落ち着い て、いすに乗ったり、私のムギワラバックにじゃれたりしている。

1992/06/06
今朝はみなとは黒缶を1/3ぐらいさっさと食べて、私についてまわってすりよってかじった。昼間は ちょっとベランダに出て、あとは部屋の中でごろごろしていた。みなとは私のおかずをぺろぺろとなめ てしまうけど、私がみなとのニボシをつまむと何事かという顔をする。

1992/06/07
明け方、みなとがガラス戸に向かって、アオーアオーと言っていた。ベランダに出たかったのかも知れ ない。昼にはみなとはロフトに行き、ツメとぎのマタタビをなめて、まるまった。私が行くと、しっぽ をふくらませて、エイエイと猫パンチを出す。ほっとくと自分から降りてきた。夜は椅子にいて、椅子 にかけてある私の上着をかいでもぐる。

1992/06/08
今朝、みなとはプルルと言って、ベッドの下にもぐった。みなとは少し前まで、私がセブンイレブンで オニギリを買ってくると、取りたがったが、今は飽きて興味がないようだ。

1992/06/09
今朝、みなとは枕でちょっとふざけた。そしてかわいい顔で外をながめていた。それからワオッと言っ てロフトに上がった。会社からもどるとみなとが吐いていた。椅子に乗って、まんまるな目をして、ア ーオ、アーオ、ンーとないている。みなとのニボシを食べるとけっこうしょっぱいと思う。袋には、猫 用、塩分控えめと書いてあるんだけど。

1992/06/10
朝、みなとが枕に上がって、プルルと言って私をつついた。夜は椅子の上でまるまって、ニャー、ニャ ー、ンームムムと言った。



1992/06/11
今朝はみなとが脱走した。いつものようにのんびり川の近くの草を食べてるのではなく、黒猫とにらみ 合いになって、たいへんだった。夜はいつも以上に甘えた。

1992/06/12
今朝はみなとが枕元にまるまっていた。私が会社からもどって、ドアの前に立ったときから、部屋の中 でみなとがニャアニャア言ってた。今夜はペットボトルのフタを追い回してどこかへかくしてしまった 。

1992/06/13
今朝は5時半頃から、みなとがベランダに向かってさえずったり、枕に来て私をつついたりした。昼間 は私についてぐるぐる言って甘えていた。夕方、環八から住宅地の中を歩いてくると気持ちいいので、 今度みなとも一緒に散歩させてあげようかな、と思った。ペットショップでノミの本をもらってきたが 、酒を飲むとノミも動き出すとある。猫は酒を飲まないはずだ。

1992/06/14
今朝はみなとは洗面所で飛びつき、椅子の下にもぐった。夜は私がごろごろしてたら、みなとが上がって きた。

1992/06/15
今朝、みなとはベッドの下にかくれていて、ドアからピューッと出ようとしたが、取り押さえた。もとも とドシャ降りなので川の方なんか行けるわけないけど。みなとは今はモンプチに飽きている。食べないか らデビフCAT22をあけたら食べた。みなとはよくなき、よくのどならしし、部屋を一回りしては寄っ てきて、また行って、また来て、私の足にくっついた。

1992/06/16
今朝はさわやかに晴れて、鳥がさえずり、みなとがうっとりとながめていた。夜は洗面所でカーテンに首 をつっこんでしっぽをふっていた。モンプチにこだわるわけじゃないけど、今日はいつもと違う味のを買 ってきた。でもみなとは食べない。みなとがロフトに上って行ったので、私もハシゴを上がってゆくと、 右へ左へと動きながら私に猫パンチを出す。私が下で首輪をふったら駆け下りてきた。

1992/06/17
朝、みなとは机の上にいた。デビフCAT22を食べて、袋に入った。会社からもどったとき、私がドアの 前に立っただけで、部屋の中でみなとがニャアニャアないた。椅子の上に静かにしていると思ったら、急に アオーッと言って机でツメとぎし、外に向かってアオアオ言ってた。それから、ぐるぐる言って私のヒザに 乗り、伸び上がって私の顔に顔をすりよせてきた。

1992/06/18
今朝はみなとは枕にまるまっていた。外に鳥が来たので、ベランダの見えるところに行ってみつめていた。 今夜もみなとがグルグル言って甘えて、私の足に上がって眠る。

1992/06/19
昨夜、ふとんの上で大暴れしていたみなとは、今朝は枕元にねていた。夜はすごく甘えた。近所の猫がたく さんいる家の前をいつも通るが「よろしかったら1匹さしあげますよ」と言われた。みなとも昼間さびしい だろうから、もう1匹猫がいる方がいいような気もする。でも公認で飼ってるのではないから、猫が増える と目立つのではないかと心配でためらってしまう。会社の近くの公園の野良猫が、どこかのオバサンにすり よっていったが、猫は嫌いと追っ払われていた。

1992/06/20
朝、みなとが枕に上がってきて、私が起きると枕いっぱいにまるまった。夜はいすに上がったり、ニャアニ ャア言ったりした。ベルトをふるとみなとが目をきょろきょろさせる。



1992/06/21
朝、みなとは私の横にまるまってたが、私が起きると枕に移動し、私の髪をひっぱる。昼間、みなとは新聞 の袋をガリガリやって、入って落ち着いた。夜は私の足にくっついてねた。

1992/06/22
朝、みなとは缶詰を食べて、ロフトに上がった。夜は、新聞の袋の中や積んだ新聞の上にすわった。それか ら、私の足にくっついてねてたが、テレビに鳥が出ると急に起き上がった。

1992/06/23
今朝は、最初、みなとが椅子にいておとなしいので、具合でもわるいのかと思ったが、そうでもないようだ った。夜はくんくんと私の顔に近づいてきた。そして私のヒザに上がってねた。外は雨。

1992/06/24
朝になってもドシャ降りで、みなとが部屋の箱に入ってぐるぐる言ってた。会社の近くの野良猫たちは、ご はんをくれる製本屋さんのくるまの下にもぐっていた。ナントカ不動尊というのが公園の中にあって、そこ なら屋根があるのにみんなここに来ると製本屋が言っていた。やっぱりお父さんのところが安心なのだろう 。今夜はみなとに黒缶クリル入りをやった。みなとはこれは好きだ。そして私のヒザにまるまってぐるぐる 言った。私のTシャツにツメをひっかけた。取ってやるまでもなく自力で取れた。でも照れたように毛づく ろいしていた。

1992/06/25
今朝はみなとが新聞にすわっていた。そしてロフトにかけのぼって、上から私を見ていた。夜、会社からも どったとき、みなとが階段をかけおりて、自転車置き場やとなりの川に遊びに行ってしまった。そこへ自転 車で帰ってきた人がいて、みなとは自分で階段を上がってきた。でも、2階でとまっていたので、抱き上げ て4階までもどった。

1992/06/26
今朝もみなとは新聞の上にすわった。公園猫が、入れ物の両側から水を飲んで、母猫が娘猫の頭もなめてや ってた。2匹いるとあんなふうにできて楽しそうと思った。

1992/06/27
朝、みなとはどこにいるのだろうと思ってると、ロフトから顔と手を出して、ンーとないた。狭い部屋でも どこにいるのかわからないこともある。猫はかくれんぼの名人だ。みなとは洋服ダンスのてっぺんにいるの が好きだ。でも降りるとき、電話を踏むから、不通になってしまう。椅子に上がって、ぐるぐる言って、し っぽをふり、んーんにゃーと言ってる。

1992/06/28
今朝もみなとがどこにいるのかわからなかったが、ロフトにいた。昼間は洋服ラックの上にいた。急に飛び 降りてきたので、「みーちゃん、何?」ときくと「ニャアーン」と言ってアミ戸の前に行った。アミ戸には りついた虫をじっと見ている。虫も手をこすり合わせたりしてのんきにしてたが、みなとがアミ戸に手をか けると飛んでいった。みなとは毛づくろいし、アクビして、またラックに上がってねてしまった。もやしを ゆでてイワシを乗せたら、みなとがニャンと言って降りてきて、ペロペロとなめてしまった。

1992/06/29
昨夜、みなとはイワシのつゆまですっかりなめた。朝、カルカンマグロを出してもちょっとしか食べなかっ た。アミ戸のところへ行って外の鳥をながめていた。今夜も私はイワシモヤシのおかずにした。やっぱりみ なとがうれしがってたくさん食べてしまった。首輪をふるとジャレてよく遊ぶ。ンーニャーンなどと言って る。急にアミ戸にとりついてアオーと言ったので、また虫でも来たのかと思ったが、何もいなかった。

1992/06/30
今朝はみなとが缶詰をよく食べた。外が雨だとみなとはベランダから遠い電話の方にいる。ニャッアオーン とかニャアニャアとかよくしゃべる。


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