過去日記(1992/02/01〜1992/02/28)



1992/02/01
朝になってもまだ雪が降っていた。みなとはテレビに上がって外の雪をながめている。見飽きるとカー ペットにすわった。小田急が経堂までしか動かない。出かけられずにもどった。時間が昼に近づくにつ れて気温が上がる。溶け出した雪があちこちで落ちるのをみなとが音がするたびに窓辺に見に行く。そ してニャアと言う。午後になって電車は動いたけど、青山墓地はまだ雪があり足が冷えて痛い。いつも 見かけるキジ白が側溝にかけこんで行った。帰宅するとみなとが廊下にかけだしてきた。

1992/02/02
明け方4時頃、地震があってみなとも私も目が覚めた。昼間はみなとはベランダの近くで紙をかじって たが、鳥の声が聞こえると外に見入った。夜はごろんごろんして、どこかしら体の一部を私につけてね る。

1992/02/03
今朝はみなとがふとんに出入りし、洗面所で肩に乗って私の髪をかんでひっぱった。そしてカーペット にころがった。夜はトイレットペーパーをひきだした。

1992/02/04
朝、みなとがふとんに入ったり出たりしてた。外で鳥の声がすると窓辺に行った。会社から帰るといつ ものようにみなとが廊下に出てきて、ごろんごろんと転がった。部屋に入ると私のヒザに落ちついてい た。

1992/02/05
みなとが朝、そこいらを歩きまわってテレビの上からニャアと言った。夜は私のヒザでまるまった。猫 ばあちゃんが交通事故で入院したというから、いつもはやらない猫にもエサを用意していたが、全然猫 が集まらないので拍子抜けした。

1992/02/06
今朝はみなとはユニットバスの天井のバーに上がった。今夜も会社からもどるとみなとが廊下に出てき て、ごろんごろんした。

1992/02/07
今朝もみなとがぐるぐるにゃあにゃあ言ってた。夜は私の肩に登り損ねて、エサの皿をひっくり返した 。そしてこぼれたものを一生懸命食べようとした。

1992/02/08
今朝はみなとがベッドのまわりで騒いでいて、ふとんに入ってきた。昼間は箱にぴったりとおさまって いた。(*)
(*)今、ムーが毎日、箱にぴったりおさまってます。猫って強引なまでにぴったりと箱に入るんです よね。

1992/02/09
今朝、みなとはベッドのワクでツメとぎして、カーペットに行ってニャと言った。今日は暖かで、昼間 はみなとはねてばかりだった。公園ではいつものようにハクとおしんこのきょうだいが、ごろんごろん して遊び、食べ、名残おしげに見送ってくれた。(*)
(*)この時代はとってもしあわせでした。外ではハクとおしんこに毎日のように会えてうちに帰れば みなとがいました。しあわせでした。今も左官屋のまわりにいる茶白がおしんこに灰白がハクにそっく りな性格で今日も遊んで見送ってくれました。うちに帰れば2代目みなとが甘えます。しあわせです。 猫にもいろいろな性格の子がいるので年中私が幸福感に満ち溢れていたのではないのです。この時代に 似た状況が今まためぐってきています。

1992/02/10
今朝もみなとはふとんに入ってきた。起きると猫草を食べてた。夜は私のヒザに乗っていた。



1992/02/11
今朝もみなとはふとんに入ってきた。私は出かけてもどってドアをあけると、みなとが廊下に飛び出す が、この頃はちょっと行ってごろんして、どこまでも行ってしまうことはない。そして一緒に部屋に入 る。

1992/02/12
今はみなとは私の頭にくっついてねている。夜はヒザの上でねて、のびてきてみなとの頭がずり落ちそ うになる。前は支えてやってたけど、今は自分で気づいてすわりなおす。

1992/02/13
今朝はみなとがふとんに入って来なかった。夜は私のヒザに乗り、胸に顔をうずめてねた。夕方、公園 に寄ったとき、ハクという猫が私のカバンでばりばりしてたが、夜はみなとがそのかばんをくんくんし ていた。

1992/02/14
今朝はみなとがふとんに入ってきた。今夜も私のヒザにまるまった。

1992/02/15
今朝もみなとがふとんに入ってきた。昼間は私の足に頭を乗せてねていた。明日、弟の結婚式なので夕 方から伊勢崎に行く。今回は医者に預けずにみなと一人で部屋にお留守番。

1992/02/16
弟の結婚式がのびて遅くなったので、妹や伯母はもう1晩泊まることにしたが、私はみなとが心配だか ら帰ってきた。祖師ヶ谷大蔵に着いたのは午後11時。ドアをあけるとみなとはいつものように廊下に 出てきてごろんごろんした。いつものように一緒に部屋に入り、落ちついた。

1992/02/17
今朝はみなとはカーペットにいた。昼間はベランダに出た。夜は甘えていた。

1992/02/18
今朝はみなとはちょっとだけふとんに入って、後は椅子にいた。会社から帰ってドアを開けると、みな とが駆け出して階段まで行った。部屋では置いてあった私のスカートにもぐって遊んでた。

1992/02/19
今朝はみなとがツメとぎをして枕にすわった。夜はチクワを追いかけていた。

1992/02/20
今朝もみなとはベッドに登ってきて、それからカーペットにすわった。新しいツメとぎを買ってきたけ ど、みなとはすぐには馴染まず、いつものようにロフトのハシゴでツメとぎしていた。



1992/02/21
今朝はみなとが枕元にまるまっていて、ふとんにもぐってきた。新しいツメとぎのマタタビが気に入っ たようだ。喜んで箱をこわしてガリガリかじっている。公園に行ったらいつものように猫たちは元気だ ったが、猫を養ってる人はこぼしていた。地上げで人がいなくなって町会が3軒しかいなくて、猫嫌い の人がお知らせ係なので配るものを配ってくれないのだそうだ。私が会社に行ってる間に、みなとがツ メとぎを、机の下からカーペットの上に移動していた。

1992/02/22
今朝はみなとがドアから飛びだした。マンション中庭に行ってそこいらをくんくんし、他所の部屋のド アに向かってニャアニャア言ってた。午後は箱に入ってよくねた。

1992/02/23
今朝はみなとはベッドにいた。昼も夜もおとなしかった。

1992/02/24
今朝はみなとが玄関ですりよってかじった。会社から帰ってドアのかぎをあけてるうちからみなとの声 が聞こえる。うちに入るとおとなしいのだけど。

1992/02/25
春めいてきたのでみなとは本当は外も行きたそうだ。風は冷たいけど日がのびた。夜は肩に飛びついて おぶさってきた。

1992/02/26
今朝もみなとが枕元に来た。みなとがカーテンを自分であけてなにやら騒いでいた。夜は私の肩に乗り 、ユニットバスの天井のバーに飛び移ってタオルなどを落とし、そのうち自分も一緒に落ちてきた。そ してカーペットにのびのびとねた。

1992/02/27
今朝はみなとがふとんに入ってきた。今夜もカーペットの上にのびてねていた。ねながらも私の足に頭 をつけている。(*)
(*)2代目みなとも毎晩頭を私の足にのせてます。

1992/02/28
今朝は春めいてみなとが洗面所で水にさわりたがる。夜はペンの先にジャレついた。昼休みに公園の猫 を見に行くと会う女性が、東北沢の実家の昔話をしていた。あのへんは邸宅が多いけど、戦後、そういう いいうちはすぐに電気がきたけどうちは遅かったと言ってた。(*)
(*)2011/03/13現在、大地震の影響の明日の計画停電予定が発表されてますが、このへんでは午前中と夜の2回も予定 があるので、まあ、わるかったわね!ビンボーでっと思いました。関係ないかも知れないけどやっぱり ひがみますよ。


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