[ 15] 2月29日(日)曇り

 初めて、都都逸の中道風迅洞さん宅へ。奥様、お嬢様、そしてネコ四匹に迎えられる。洋間の中心は、ネコの登りポール。ネコの外の運動場 がユニーク。ネコを撫ぜてから、座ってケーキをいただき、皆で話す。念写、超能力少年、UFOと話は多岐に渡る。
 お嬢様は中央線ファンで私と同じぐらいの年代。風迅洞さんは、やはり面白い。次回は蛇の話をしてくださるという。帰宅して、家族で赤ワイン。 鰺。とろろ。豚・牛。


[ 14] 2月28日(土)

 続き。数日分の酒と莫迦の日々。
 世界的なオペラ歌手、松本○和子さん宅。
 湯川夫人、大木さん、同じマンションのモーツアルティアン夫妻、お弟子さん達。
 松本さんは、料理上手。イタリアワイン赤。湯川氏が遅く合流。博貴さんのことなど話す。博貴さんは、今も湯川邸の出没し、皆を見守っているようだ。
 深夜帰宅。

[ 14] 2月28日(土)

 朝、電話で中西さんから、大隈先生が亡くなられたことを聞く。ウソーッと叫びたい。予定変更。お元気そうだったのに、また一つ、素敵な輝きが 消えた。94歳の明治のダンディ。「りさちゃん」と可愛がってくれた、紳士はもう居ない。何度も「先生のお陰で」と手紙を書こうと思っていた。千葉に 行ったので、最後お会いできなかった。
 大隈先生は、ずっと生きていられるような気がしていたのだ。
 フェミニスト、ダンディ、洒落もの、最後まで、きちんと美しい方、……。でも、突然過ぎて……。(断筆)


[ 13] 2月27日(金)

 昭和クラブで、石井さんを依頼。
 西荻、写真チェック。広川さんから電話。
 ○○雑学○学。
 西村修一さんのお話会。
 ビデオを見てから、お話。
 西村さんの人柄が伝わる、とても良い会だった。生き方を語れるところが、素晴らしい。
 しかし人数は、十数人でもったいない。
 しかも聞けば、二時間という長丁場のこの会は、会場費、会費ただで講師料もただという、前代未聞の会であった。私個人の意見だが、些少でも、 講師には交通費として渡すべきなのではないかと思う。これはおかしなことではないと思う。ロータリーは仲間だと交通費として、一万円渡す、一般は ボランティアとして3万。これは30分の話である。
 ただし、それでお互いが合意していれば、聞く側にとっては、こんなありがたい話はない。
 終わって、千円の会費で懇親会。聞き上手、話上手な聞き手だが、年配の男性ばかりなのはどうしたこと。
 西村さんと、日本料理やで一献。
 できあがっている酔っ払いグループがいたが、つまみは旨い。ただ、酒をなんでも桝に入れたら、木の香りが強くなってしまい、いい酒も別なもの になる。
 ママさんは感じのいい人だが、酒は飲めないという、だからなのか。


[ 12]  2月26日(木)晴れ

 公演準備。朝日カルチャーセンター千葉。係の金一さんも感じのいい女性。ホテルのスタッフも一所懸命やってくれる。駒井さん宮村さん、内木さん。
 「朗読の楽しみと十三夜」
 十三夜は、いままでにない透明感が良かった。観客が、遠くから有給をとって来てくれたりしていて、会場がいい雰囲気に。
 本も、70冊以上売れる。熱心な観客は、やはり自分でお金を払ってくるからか。皆、幸田と会話して帰る。
 私は、タダの公演は良くないといつも思っている。たとえ市の授業でも、500円はとればいい。
 呼んでくれたくれた藤井さんグループから赤いバラの花束。
 藤井さん、飯田さん、飯田さんの友人と、ホテル最上階の中華レストラン。夕日が美しい。ビール。ワイン。コース料理。
 東京へ。 


[ 11]  2月25日(水)晴れ

 体調が今一なのと、幸田の千葉公演のため、WRCは休む。
 広川さんに、現状と心情を綴る。
 ダ・ヴィンチ原稿チェック。
 用意して、千葉へと。東京から、快速で千葉へと向かう。初めて千葉下車。
 サンガーデン千葉。なんと、ホテルのレストランは、七時半までという早さなので、文句を言う幸田を隣のパルコへと連れていく。

 、南国風のインテリア。
 カラフェの赤ワイン。ほうぼうのカルパッチョ。子羊のロースト、牛の岩塩焼き。じゃが芋のスープ。思った以上に美味しい。
 というか、近くにあったら週一は行くかも。
 「鄙には希」とは、失礼か。 
 坊主頭のシェフに言うと、とても喜んで、自分は、もとフレンチをやっていたという。こだわっているのに、パンだけはソフト過ぎるので、ここの人は 柔らかいパンが好きなのかと聞くと、「ここではワインを飲んだりパンを食べたりする人はあまりいないんです。オムライスやパスタ、豚どんなんかが 出ます」と、さらに喜ぶ。
  お洒落な店なのに、店の人の感じがとてもいい、ちょっと嬉しい出来事。

[ 10] 2月24日(火)晴れ

 気がついたら、快医学の日。忘れるところだった。どうも、体調が良くないのは、疲れ、冷え、ストレスからだろう。
 ガンだという若い女性が二人来ている。
 瓜生先生は「僕はイヤなことやらないから元気です」と言われる。私も、できるだけそうしなければと思いながら、なんだかバタバタしている。とにかく、 私は冷えに気をつけなければいけない様子。
 風邪気味で首の痛みあり、やすらぎ堂。
 またもや蕎麦の研究のため、Sへ。
 ここは、蕎麦がおいしかったので、二度目は夜。若きちょい美人の注文聞きののタイミングが悪い。イカの沖づけ、鴨の薫製ともに凍っている。その せいか酒一合半。
 蕎麦やの主人は頑固でもいいが、外に出ている人の愛想は欲しい。蕎麦は旨いが、トータルで夜は今一。結局、こっちが気を使う店はイヤだって ことよね。
 おいしくて雰囲気もよく、マスターも従業員も客もいい店は希。


[ 9] 2004年2月23日(月)

 電話数本。久々に鳳さんと話す。
 ボギーが亡くなった話。13歳ダルメシアン。いつも訴えるような、ちょっと哀愁のある目をした雌犬。良い子でした。
 心から、ご冥福を祈ります。
 庭のトラの墓にも、声をかける。
 人がついてくれたお餅でお雑煮。
 西荻にきて、酒と莫迦の日々、続きを書く。
 少し疲れたので街を歩き、新しいマンションの見学。仕事の電話。
 駅前の蕎麦屋。
 山形の酒。鰊の薫製。焼き空豆。宮城の酒。ソバとろろ。せいろ。
 ずっと行ってみたかった店。マスターは、若いのに、なかなかこだわりがあって面白い人。酒の名前をメモするのも野暮 なのでしないが、山形の酒は、すこぶる美味しかった。
 途中から、どんどん混んできてスゴイこと。鰊の薫製は強いので、日本酒よりは焼酎向き。


[ 8] 2004年2月22日(日)

 さすがに関口宏さんの「サンデーモーニング」パス。10時起き。母の仕事のファックス書いて送る。
 今日は、まったり家にいることを決める。
 中園さんの「オルゴール」読む。透明さとリリカルな感じ。少し痛みを感じる作品。
 どんなふうに解説を書くか考える。
 「白昼の死角」(高木○○作)読む。
 面白い。主人公の鶴岡がタイプ。
 土方歳三さまに続き、ファンになる。
 最近、父が設置した廊下の本箱から、毎日松本清張を読んでいるので、寝不足が続いている。人間の暗さがじつにうまく書けているのではまっている のだ。
 家族で食事、「新選組」いろいろ評判もあるが、私はとても面白いと思っている。
 香取伸吾もいいし、土方さんも似ているし、沖田総司など他のキャラも良いと思う。竜馬がハスッパな感じも今回はいい。ただし、父は口を開けば、 過去の新選組が良かったという。
 でも、過去の新選組の役者はみな年配者なのだ。それに、豪農とはいえ多摩の百姓の人々とかなのだから、あんまり立派すぎても……。 身体に良いかと、梅酒。厚揚げ。鮪刺身。


[ 7] 2004年2月21日(土)

 今日は、結婚式。しかも朝11時半から。さらに、私は主賓でスピーチもすることに。こんなこと初めて。
 武蔵小金井・寺子屋。編集者の川端さんと待ち合わせ。
 新郎は、ライターの西山貴之君。彼が、私の仕事を手伝ってくれ、パソコンの基礎も教えてくれていた若者。はっきりいって、彼の文章は、 なかなか深みがあって、目の付け所など面白いと思っている。お嫁さんは、尚圭さん。西山君が草刈民世に似ているといっていたが、キュートで チャーミングなお嬢さん。そして、面白そうな人である。さらに、いろんな資格も持っていて、設計ができる才女。
 ○や○など、悪い先輩が、「結婚は人生の□□」なんて言っていたらしいけれど、私には経験がないのでわからないのだけれども、二人はとても ハッピーそうで私も嬉しかった。 二人の相性も良さそうだ。
 どうぞ末長くお幸せに。
 天気は快晴。
 庭園もきれいなフランス料理屋・武蔵野の有名な「寺子屋」。
 お父様も温厚そうなとてもいい方。
 式は、庭園での人前結婚式で、現代風。
 驚いたことに、上司、恩師などはいず、私は上座。しかし、和やかで、等身大で、自然体で、とてもいい結婚式だった。
 私のスピーチは、思ったより早くきて、ちょうどパンを口に入れようとしていたのだが、初めてにしてはまあまあだったか。 あと二三杯ワインを入れていたら、もっとバージョンアップできたのだが……(冗)
 でも、皆が笑ってくれてお母様も喜んで下さったので、まあ良かったでしょうか。
 料理もワインも美味しかった。
親戚の人々も盛り上がって、とても良い結婚式でした。

 帰り、川端さんと歩き回って阿佐ヶ谷の「夜のひるね」に入る。シークワサーサワー。オリーブ。
 夜は、菜環亭で中園直樹さんの出版の会。
 解説を書くよう頼んでくれる。  いろいろ人が集まってきて、あっというまに夜中2時。楽しい酒。白と赤(ワイン)。


[ 6] 2004年2月20日(金)

 高田邸。ヨガ。きつねソバを皆で。
 酒と莫迦の日々書き始める。
 「目黒パーシモンホール」、なんと葬祭場と並んでいるが、新しく立派なホール。奈良ゆみさんコンサート。
 尾島さんと待ち合わせて、レストランに入ると、なんと「シェ松尾」が入っていてワインとチーズ。窪田○○さんのフランス詩。 朗読もあるカルチャーなコンサート。ドビュッシー、サティ、そのせいか客層が違い、いつもの人々が居ない。
 明日は結婚式なので、尾島さんも久々で中央線で一杯というので、車を拾って阿佐ヶ谷へ。
 「マーレ、マーレ」でビールとワイン。
 牡蠣のオーブン焼きのオニオンがおいしい。尾島さんも、元気になって嬉しい。大橋さんは、まだ体調が本当でないので、今回は呼び日出せない。


[ 5] 2004年2月19日(木)

 二日酔いというより、ほとんど寝ていいないので、さすがにぐったり。
 でも、朝11時から、雑誌Hanakoの吉祥寺カルチャーについて取材を受ける。阿佐ヶ谷ウイング。
 一時間以上歩き、しばらく行ってないクリニックを捜し、休みなので、荻窪へ。ルミネも珍しく休店で、懐かしくて、ついとんかつ「たつみ」へと。そして サウナのユートピアへ。
 汗をだらだらかいて、マッサージを受ける。さすがに胃が弱っている様子。
 今日は、絶対飲まないと思っていたのに、家に帰ると、父と母がワインを飲んでいて、白子を食べていたのでお相伴。


[ 4] 2004年2月18日(火)

 月曜日に出すはずだった、「先見経済」の原稿仕上げ。「汐留」。メールで西荻から送り、写真を届けに佐々木氏のポストへ。久々に、一人で ゆっくりできる。江戸ソバリエの会で話をすることになったので、「夢華そば」へと。珍しく、私一人。夜は初めてで、久々なので、ママと話しながら、 福島の純米吟醸酒。旨い。付きだしは、鰊だったか。豚の角煮が合う強みのある日本酒。もう一杯別な酒を頼んで、蕎麦。
ここでは、昼でも一杯は飲んでしまうが、こうやって、夜来るのは良い。
 じつは、私は一人で、飲むのが結構好き。酒と料理にちゃんと向き合えるから。ただし、よく考えてみると、一人で家でテレビを見ながら、 飲むということは全くないので、一人で飲むのではないのだ。
 つまり好きな店の雰囲気を楽しみながら、一人遊ばせてもらっている、というのが好きなのだろう。オヤジギャル(古い)か?


[ 3] 2004年2月17日(月)

 昼からまたもや横浜の取材続き。海も空も青くて気持ちのいい日。港の倉庫が、飲食店やブティックになっているのが面白い。 古いものを今に活かす。石造りの横浜は、それが可能なのが強み。昔は、その中でレンガづくりのパブレストランで昼から地ビール一杯。旨い。 いろいろ心配だが、名物のチキンなど食べる。
 急な打ち合わせ会議などあり、歯医者さんとペンクラブは間に合わず。西村さんすみません。
 夜は、セーターをとりに菜環亭へと。さすがに疲れているが、ハーブティを出してくれるというのに、見栄を張って? オランダのビール一杯。 でも、気力がないので早々に退散。


[ 2] 2004年2月15日(日)

 取材をかねて、横浜へと。
 新年初めての二日酔い、朝食、昼食抜き。
 渋谷から特急でみなとみらい。駅がまったく変わっていて驚き。けっこう面白い。
 元町にも再び活気が。
 夜は、中華街、珠○飯店。何も食べていないのに、老酒10年もの。さすがにジャスミン茶を飲みながらにしてみる。前菜のアヒルが旨い。 スペアリブ!!全体的に、パワフルでおいしい。今までの中華街では出色。関帝も賑わい、アオザイをあちこちで見て歩く。 夜景を見るので、 さらにカクテルでも、ノンアルコールにしておきました。堕落。


[ 1] 2004年2月14日(土)

 この日が、初めてShigekiさんにホームページを作ってもらいにお会いした日。
 なんとバレンタイン。
 わかりやすい説明に魔法のように、画面ができていくので驚き。4時間も御邪魔して、恵比寿の中島健蔵写真展他は諦め、阿佐ヶ谷の菜○亭。 久々に話は弾み、人は変われど、皆のワインをいただきつつ、飲み続け、楽しいときに飲みすぎ。買ったばかりのセーターを忘れて帰る。