●2003年12月某日Sクラブ某年会。

 巣鴨の料亭T
(こういう高級なとこは、年に一度、ここぐらい)

 この時は、熊本(クロワッサンの宣伝ページ)、岩手という仕事旅行から帰り、日々ある某年会の疲れとと生活のストレスが深まっている時。
 あまりに旨い日本酒を水のようにクイっと飲んで、また回りのオジサンたちにどんどん飲まされて、(後から聞いたら、面白がって飲ませていたらしい SクラブとはSMクラブではないが、この夜は結果的にソレ?)、どのくらい飲んだか不明、はっきりいって数時間の記憶がない恐い夜となる。
 私は、お酒が強いということになっていて、疲れきった心身に、そんな自信もよくなかった。座ったところも危ない席だったのね。
 記憶がないうちに銀座の二次会に連れていかれ、太鼓の音も聞こえず眠りこけ、最後の数人が帰る頃、やっと目をさまして、沖縄出身の 優しいママにお茶とか豚汁とか出してもらって、朝一緒に帰る。
 反省。
 こういうことは、十年以上前に、女性自身の若い女性ライターが連れていってくれたすっぽん屋で、電気ブランを飲まされて以来。
 そのすっぽん屋さんは不思議なところで、なんと坊さんあがり。妙に色気のある小さな娘が手伝っていた。壁にもたれた若き女性二人、 二時間ぐらい記憶がなかったのだから困ったもんだ。もちろん、怪しげな店だけど、怪しいことはないけど。

 ところが、Sクラブの次の日は、のけぞり会の某年会。話題の汐留で、坂田甚内さんのお話会が、八重州ブックセンターホールにて。 そのあと、共同通信上の立食パーティ。
 二日酔いの私は立っているだけでも辛い。ほとんど何も食べず、ウーロン茶のみ。
 さすがに、酒に懲りたはずだったのだが……。