まず主人公、シン・アスカですが…嫌いな顔じゃないです。
…いきなりこんな感想ですが。
最初に見て思ったのが「キラ+アスラン÷2」かな?と。
イラストだけ見てまだ性格なんかはわかんないですけど…キラみたいなヤツではないでしょうね。
「ザフトの新時代を担うシン・アスカは、幸いをもたらす光の御子とは限らない」
とありますし。
「憎悪と盲従を胎内に宿す、紅の射手として台頭していくのだろうか」
ですものねぇ…
「憎悪と〜」の文だけ見ると、種のアスランと共通するものがありますよね。
彼はオーブ生まれのコーディネイターですけど、オーブ侵攻の際に両親と妹を亡くしているのですよね。
そこがまたアスランと被るわけですよ。
アスランもザフトに入隊した理由は母の死だったわけで。
今回の主人公はオーブの人間でありながらわざわざザフトに入隊しているわけですから相当の執念ですね。
その執念がどこに向いているのか。
普通に考えたら連合かな?と思うのですが…
オーブに恨みはないのでしょうか?
とにかくカガリに八つ当たりはやめて欲しいです。
「和解はつかのまにすぎなかった」
…まあ種の続編作るなら、そうするしかないでしょうねぇ。
思えばイラクもそうですよね。
湾岸戦争があって、そして今がある。
本当の終戦って、難しい。
ナチュラルとコーディネイターは確かにそう簡単に和解できないとは思います。
ナチュラルはコーディネイターを忌み嫌い、コーディネイターはナチュラルを見下す。
それぞれの欠点は隅っこに追いやって。
うまくいっている関係に見えても、実は脆い。
それは種を観てればわかったんですけど。
で、キラはどこにいったんでしょ?
「星のはざまで」を観る限りでは、あの当時はマルキオ導師の島にいましたよね?
ずっとそこにいるのであれば
「涙とともに姿を消して久しい」とは言われないと思うのですよ。
…どっか行ったかな?
もっと静かな場所へラクスと?
で、新キャラ。
「ギルバート・デュランダル」
いきなり前作で名前出てなかった人がプラント最高評議会議長ですか…
まあいいですけど。
「クライン派の思想を踏襲した政治を進めて」いるみたいですけど、
そんな人間が何故シン・アスカのような人間を見出すのですか…?軍人さんですよ?
…怪しい…あやしすぎる…
まあトップの人間だから、保険のひとつやふたつ、準備しておかないと、って事ですか?
「ルナマリア・ホーク」
こちらは「ラクス+フレイ÷2」みたいな子ですね。
可愛いじゃないですか〜
これもまあ軍人さん、しかも赤服とのことなので、一筋縄ではいかないお方なんでしょうね…
性格知りたいですね〜
そしてアスランとカガリ。
…やっと本題かよ。
「星のはざまで」を観た感じ、アスランは世界の為に動こうとしているようでした。
カガリの側にいるのは、それが一番動きやすいからでしょうか?
つまり、カガリを利用してる、そんな気もします。
…って、アスカガスキーの発言じゃないな。
そういう側面もありそうだな、と。無意識下で。
というか、このまま政治の世界に身を投じてもいいの?とアスランに問いたい。
それは本当にキミのやりたい事なの?と。
アスランは優秀な人間だから何でもそつなくこなすけど、
やっぱりそれは「償い」「父親の尻拭い」な気がします…
まあクソ真面目な男なので、こういう選択肢かな?とは思いましたが。
一応「ザフトを退役」となっているので、正式にそうしたのでしょうね。
うやむやではなく。
となるとやはり本編後一度はプラントに足を踏み入れたのでしょうかね?
「オーブに亡命」とありますが、これはまああっさり出来たんじゃないかな?甘い?
当時のプラントにとってアスランって結構厄介者な気がします。
オーブは結構どんな人間でも受け入れてくれそうな国だし。どうでしょう?
アスランとしても、オーブ以外に行く場所はなかったと思います。
地球の他の国なんてとんでもないだろうし、プラントにも未練はなかったと思います。
私が自分で書いている戦後話はアスラン、プラントで生活していますが、
本当はそれはないだろうな〜とは思ってました。
「ザフトを捨てた男」って書かれてますし。
正確には「プラントを捨てた男」だと思ってます、私は。
「別名を名のって」って…何でしょう?どんな名前でしょうね?
てかカガリはそれをどう思っているのでしょうね…?
あんまり納得してないぞ!ってのが希望ですけど。
そして問題の「カガリの私的ボディーガード」ですけど。
何故「私的」?
つまり…「公的」にはなれなかった、って事ですかね?
認めて貰ってないのかな?とも思ったのですが、
「極秘会談に随行」するって事は…
カガリの極秘行動のボディーガード、って事かな?
そういう行動をカガリがとる事が多くて、しょっちゅう引っ付いて行ってるとか…
公的行事の際にボディーガードできないアスラン…とかだったら、ちょっと可哀相ですね。
でもいくら別名名乗ってても、プラントに行ったらバレバレでしょう…
絶対プラントでは有名人だし。
この辺り、どういう描かれ方をするのか楽しみです。
そして…
「カガリの身を守ってやりたいという思いと、世界のために奔走したいという使命感を
同時に抱いて煩悶はやまない」
ですけど…
この一文はいろいろ考えましたよ。てか妄想しました。
上ではカガリを利用云々とか書きましたが、カガリの事は大切に思っているようですね。
カガリはアスランのこういう気持ちに気付いている、っての希望。
で、アスランを自由にしてやってほしいね。
自分と離れ離れになったとしても。
「私のボディーガードだけやってるような男じゃない」とかって。
大体アスランのこの身分って…「カガリの腰巾着」「カガリの犬」とか言われてもおかしくないと思う…
絶対心無い人達にそういう事、言われてそう…
後心配な事。
最初にくっついてる人って、種では別れてる人、多いのよね…
トルミリとか、サイフレとか、まあアスラクも。
だから最初からアスカガくっついてたら、どうも不安で仕方がないのですが…!
アスランって試練を与えられまくるキャラ、という印象が…
その試練って、続編で一番アスランがダメージ受けそうなのって…
カガリじゃない?
とってもイヤ〜な予感がヒシヒシと…ね…
で、何で「カガリ・ユラ」なんでしょ?
氏族制度がなくなったとか…?
あと、最終回は「人類の破滅」で終わらないと思います…
それに近いものにはなるかもしれませんが…
あと、スタッフが続編を作りたくなければ、そうやって終わらせるかも…な〜んてね。
頑張って書いてみました〜
ここまで読んでくれた方、どうもありがとうございました!
反論、同意、何かありましたらどうぞ遠慮なく書き込んで下さいね〜
[2004年7月9日 21時27分36秒]